禄乃越州

参乃越州
 禄乃越州

 朝日酒造が、「酒造りは米作りから」に徹し、酒造りに適した米として「千秋楽」に的をしぼり、稲の栽培技術を確立するとともに、その成分の特徴を把握してつくった平成12年発売の純米大吟醸です。
 稲の生育は、早稲(わせ)、中稲(なかて)、晩稲(おくて)の3系統に分けられます。「千秋楽」は晩稲に属し、その大きな特徴は、穂が膨らむ稔りの期間の昼夜温度差が大きいことから、低タンパク質で精米耐性の優れた米に仕上がります。
 「千秋楽」は、もともと主食用の米ですが、お酒の原料米として完全復活し、禄乃越州では、麹米・掛米ともに100%使用。低温発酵の穏やかな香りの飲みやすいお酒です。
 悟乃越州は純米吟醸、参乃越州は特別純米、弐乃越州は特別本醸造、壱乃越州は本醸造です。

 (2010年更新)


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