ダイヤ菊 純米酒


 ダイヤ菊 純米酒

 1月の北横岳に、雪山歩きに行った際、最寄りの茅野駅の待合室で見ていたマップに、酒蔵を発見。しかも、徒歩5分となれば、行かないわけにはいかず、訪れたのが、諏訪大津屋本家酒造株式会社でした。
 看板銘柄は、「ダイヤ菊」で、既に御存知の方も多いと思いますが、映画界の巨匠、小津安二郎監督が愛した酒です。私は、かつて何度となく、不味い長野県の日本酒を飲んだ経験から、長い間、長野県の日本酒を飲むことを避けてきました。が、ダイヤ菊の純米酒を飲み、この固定観念が吹き飛びました。
 純米酒ですが、吟醸酒規格の59%まで精米し、キレのよい口当たりに、ほのかな吟醸の香りと奥の深い味わいがあります。一升瓶(1,800ml)は、\2,400.-です。
 ちなみに、小津監督が愛飲したダイヤ菊の本醸造酒も飲みましたが、一升瓶が\2,000.-です。\400高くても、私は絶対に「純米酒」をオススメします。
 なお、「ダイヤ菊」という名称は、最高の宝石「ダイヤモンド」と日本の名花「菊」を組み合わせ、最高の日本酒を目指して名付けられたとのこと。
 久しぶりに、コストパフォーマンスの高い良き日本酒に出会えて、(しかも、長野県で・・・)感動です。

 (2015年更新)


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