天の戸 純米大吟醸45

 天の戸 純米大吟醸 45

 「天の戸」は、晩酌お気に入りの一つですが、これまで横浜のデパートでは、純米酒ばかり購入していました。
 2017年6月、秋田へ旅行した際、あきた県産品プラザ (秋田市中通2-3-8 アトリオンB1F)で、純米大吟醸45と瓶に直接印字された「天の戸」を発見。
 浅舞酒造のHPで調べると、「純米大吟醸を身近に感じていただきたい」というコンセプトで仕込み、地元の酒米"吟の精"を45%まで磨いた純米大吟醸酒。飲みごたえとキレが両立した「大吟45」のリニューアル版でした。
 HPで紹介されている瓶には、通常の紙ラベルが貼ってあり、アルコール度:16.3、日本酒度:+1、酸度:1.8というデータですが、私が見つけて購入したモノは、左の画像のとおり瓶に直接印字されており、裏側も直接印字で、アルコール分:16度、日本酒度:+2、酸度:1.5というデータです。微妙にスペックが異なり、限定品だったのかもしれませんが、美味いの一言。
 現在、浅舞酒造は「地元の米だけで醸す酒蔵」として、2011年(平成23年)から、酒蔵の半径5km以内の「JA秋田ふるさと・平鹿町酒米研究会」農家の米だけで、純米酒のみ千石を醸します。この経営方針も素晴らしい。
 そして、前回紹介の飛良泉 純米大吟醸 1801と同様、何と言っても特筆すべきは、抜群のコスパ。この造り、この味の純米大吟醸が、一升瓶で2,857円(税抜)。秋田から、一升瓶ぶら提げて帰ってくる価値があります。

 (2017年)


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