七代佐藤養助 稲庭干饂飩


七代佐藤養助 稲庭干饂飩
(いなにわほしうどん)の由来

 稲庭干饂飩は江戸時代中期に生まれ、本家稲庭吉佐ェ門が、一子相伝の技が絶えることを憂い、二代目佐藤養助に受け継がれたとのこと。
 以来、養助は代変わりしても、手で練り、手で綯う一子相伝の技を守り、江戸時代から変わらぬ手法でつくられています。
 雪深い秋田の山里の保存食から、藩主への上納品、参勤交代の際には幕府への献上品、明治以降は宮内庁への上納品となり、現在では秋田を代表する銘産品であることは、御存知のとおりです。


特徴

 切り口を見ると、小さな穴が空いているのが、わかります。これは、饂飩の生地を練る時にできる空気穴で、七代佐藤養助の味の秘密とも言われており、この小さな空気穴によって、煮上がりが早く、腰が強く、なめらかな独特の風味が生まれます。


茹で方

 1人前、約80〜100グラムを目安に、大きめの鍋に湯を沸騰させ、麺を入れます。湯2リットルに、饂飩160〜200グラム(2人前)の割合で、3〜4分間茹でます。麺が半透明に透き通ってきた時が、最良の茹で上がり。ざるに上げ冷水をさし、氷水等で冷やして出来上がりです。


お店の情報(2001年)

製造発売: 有限会社佐藤養助商店
所在地: 秋田県雄勝郡稲川町字稲庭229
電話: 0183-43-2226
FAX: 0183-43-2812


佐藤養助稲庭干饂飩

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