大内宿、三澤屋の「高遠蕎麦」は、地元南会津産の蕎麦粉を使用した二八の手打ちそば、\1,050なり。画像のとおり、箸ではなく長ネギ1本でそばをいただきます。食べにくそうですが、やってみると意外と簡単に食べられます。
そばは、ダシと大根の絞り汁が利いた冷やしたツユに浸かっていて、薬味に大根おろしと鰹節が乗っています。そばを食べながら、箸代わりの長ネギをかじりましたが、鮮度が良くシャキシャキして、白い部分は思ったより辛くありません。が、終わりの緑の部分はさすがに辛かったです。
会津なのに、なぜ高遠(たかとお)なのか。誰もが抱く疑問ですが、江戸時代、信州の高遠藩主から会津藩主となった殿様が、“辛味大根おろしそば”を「高遠蕎麦」と呼び、会津に広めたからだとか・・・・・。ただし、長ネギでいただくのは、三澤屋のオリジナルアイデアだそうです。
座敷に囲炉裏が切ってあり、そこで食しますが、おばちゃんの焼く岩魚の塩焼\525も美味そうでした。他に、けんちん蕎麦\1,050、天婦羅盛合せ\840、栃もち\630など。会津方面へ旅行の際には、大内宿に寄って見る価値あります。
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