おたり名産館

外二八(そとにはち)そば

 二八そばの名称由来は、つなぎの小麦粉と蕎麦粉の割合が2対8だからという説、江戸時代に値段が16文だったので九九の2×8=16という説があるそうです。
 現在、二八そばと言えば、蕎麦粉8:小麦粉2で打ったそばで、そばを打つ粉の総量を1kgとして、蕎麦粉800gに小麦粉200gを加えます。なお、十割そばと言えば、蕎麦粉100%で打ったそば。
 おたり名産館の蕎麦は、店のお母ちゃんによると、外二八(そとにはち)で打つとのこと。
 私は今まで、二八そばと十割そばしか知りませんでしたが、外二八(そとにはち)そばとは、蕎麦粉10:小麦粉2で打ったそば。つまり、1kgの蕎麦粉に200gの小麦粉を加えますが、そば好きとして恥ずかしながら、初めて知りました。


こだわりの田舎そば&特天ぷら

 暑かったので、まず瓶ビールで乾杯。日本酒(地酒の白馬錦)を注文した後、事前のリサーチに基づき、ざるそば(並)\650と特天ぷら\500を注文。
 そばは、作り方にもこだわりがあり、石臼で蕎麦殻を一緒に混ぜて挽いた外二八(そとにはち)の田舎そば。やや太めでコシのあり、蕎麦のいい香りがします。山菜と漬物が付きます。ざるそば(大)は200円増しで\850。
 特天ぷらは、"特々メニュー500円天ぷら"の略で、地元で採れた季節の山菜12種類が揚がります。店内では、地元小谷産の蕎麦100%の蕎麦粉も売っており、小谷そば生産組合の製造で、1袋500g \700です。
 参考に、上手な「そばがき」の作り方。1人前は、蕎麦粉80gに熱湯160ccが目安。器に蕎麦粉を入れて、熱湯を少しずつ注ぎながら、手早くかき混ぜます。寒い時期には、器を事前に温めておくのが裏ワザです。


お店の情報(2012年)

場所: 北安曇郡小谷村千国乙6747
時間: 9:00から17:00まで
定休日: 火曜日
電話: 0261-82-2526
交通: JR南小谷駅から徒歩7分
駐車場: 店前に20台
おたり名産館

ざるそば(並)\650

特天ぷら\500

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