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ジープBJ ランクルの誕生は、1951年でした。きっかけは、現在の陸上自衛隊である警察予備隊から、四輪駆動車の開発依頼を受け、日本国内の自動車メーカー3社が試作にあたりました。 この時に誕生したのが、トヨタ「ジープBJ」で、BJのネーミングは、B型エンジンにJ型シャーシからでした。 警察予備隊の入札で、トヨタ「ジープBJ」は採用されませんでしたが、富士山6合目までの過酷な登山テストもクリアしました。 |
ランクル40系 FJ40 1954年、「ジープ」から「ランドクルーザー」に名称変更され、1955年の初めてのモデルチェンジで、「20系」が登場しました。 そして5年後の1960年、ランドクルーザーの評価を世界中に決定づける「40系」が誕生。デザインは「20系」を踏襲した感がありますが、ショート・ミドル・ロングなどのバリエーションが揃いました。 「40系」は、ディーゼル搭載のBJ系と、ガソリン搭載のFJ系とがあり、1984年まで24年間の長きにわたり製造されるベストセラーモデルとなりました。 |
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ランクル60系 BJ60V ロングタイプが独立して、1967年に「55系」が誕生。1975年には、さらにパワーアップし、個性的な外観の「FJ56」が登場しました。 1980年、「55系」はフルモデルチェンジして、クロカンマニアだけでなく、ファミリーユースを想定した60系へと進化。 エンジンは、3B型ディーゼルと、2F型ガソリンの2系統でしたが、後に、2H型ディーゼルやターボモデルも追加されました。 |
ランクル70系 HZJ77V 1984年、四駆と言えばランクル、ランクルと言えば40という確固たるイメージを確立した「40系」が、ついにフルモデルチェンジ。後継として、「70系」が誕生しました。 当初、エンジンは「40系」から受け継ぎましたが、1990年に、直列5気筒1PZと、6気筒1HZが新開発されました。 私のランクル1台目は、この1PZ搭載のショートボディ、2台目は1HZのロングボディでした。 「70系」は、ランドクルーザー本流をゆく車として、世界中から高い評価を得ています。 |
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ランクル80系 HDJ81V 「60系」の後継モデルとして、1989年に「80系」を発表。国内では、最高級乗用車&最強四輪駆動車として、トヨタのフラッグシップカーになりました。 一部車種を除き、駆動方式は、パートタイムからフルタイムに変更され、足まわりも、四輪にコイルリジットが採用されました。 |
ランクル100系 HDJ101K 1998年、フラッグシップモデル「80系」がフルモデルチェンジして、「100系」が登場。さらに超高級化が進みましたが、ランクル本来の悪路走破性も追求しています。 エンジンはV8ガソリンの2UZ-FEと、ディーゼルターボの1HD-FTEの2種類で、ダブルウィッシュボーン、油圧利用車高調整装置、アクティブTRC等々、最新テクノロジーを満載した世界最高峰の四輪駆動車です。 |
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