DFI NFU U400S-AL

更新年月日:2007-07-01

Socket A 終焉の2005年秋に購入した、NForce2マザー DFI製 NFU U400S-ALのレポートです。

<関連リンク>
NFU U400S-AL【最新BIOS・ドライバ等】
http://www.dfi.com.tw/Product/xx_product_spec_details_r_us.jsp?PRODUCT_ID=3301&CATEGORY_TYPE=MB&SITE=US 

 

AthronXP 2500+ を2年余り、メインマシンで使用してきましたが、スペック的には十分満足しています。従来は2年もすればパワー不足を実感しましたが、ここ数年、使用するOSやアプリケーションに変化が無いので、当然と言えば当然ですね。

先日、ケース内の掃除をしようとして、MB上のコンデンサの頭が膨らんできていることに気付きました。その現象は粗悪なコンデンサを使っているためで、ほおっておくと、そのうち破裂・液漏れするようです。コンデンサの液漏れはWEBの記事などで良く見まかけましたが、まさか自分のMBで発生するなんて! このMBはBIOSの不具合でとんでもないCPU倍率で起動したりと、ほんとに外れな基盤でした。

今のところ特に問題なく安定稼動していますが、保証期間も過ぎており、使い続ける事に不安を感じましたので、代替のMBを購入する事にしました。もちろん、CPUはじめ他のパーツは流用します。

そこで、久しぶりに日本橋へ行ってみましたが、SoketAのMBが極端に少ない... 大きなショップでかろうじて2〜3種置いてる程度です。ちょっと自作から離れている間に、プラットフォームが移行し、SoketAはマイナーなインフラになっていました。その極端に少ない候補の中から、選んだのがこれです。



DFI社製 NFU U400S−AL
チップセットは NForce2 Ultra 400Rです。 6000円台後半で購入。在庫処分的な価格。
店頭であまり見かけないブランドですが、DFI社は信頼性の高いメーカーのようです。
メルコが代理店をしてるようですね。



ATX規格のオーソドックスな基盤です。LANやSATA端子もあり、最新のMBと比べても、装備は遜色ありません。
プレミアム感はありませんが、全体的にゆったりした設計と丁寧な仕上げで、好感が持てます。
アキレス腱となるコンデンサも大半が日本のブランドで安心。安価に購入できたので、お買い得感があります。



サウスブリッジ付近。ヒートシンク下にはnForce2MCP−Sがあるはずです。
SATA端子は2個装備。SATA−RAID対応。



ノースブリッジ付近。ヒートシンクはファンレスです。
SSPなので内蔵グラフィック機能はなし。AGPカードが別途必要です。AGPスロットはx8対応。

前がM−ATXの基盤だったので、ATXケースまで新調するハメになりましたが、内部的な変更点は、AGPスロットに手持ちのGeForce5200のボードを追加しただけす。元々nvIDEAの前のIGP(統合チップセット)は、グラフィック能力が高く、GeForce5200程度ではそれ程違いはありません。それよりも、オーディオ出力のノイズが激減しました。以前のMBはヘッドホンで聞くのが嫌になるほどのノイズが混じっていましたが、このMBではほぼノイズなしです。設計が良いのでしょうね。

作りが良い上に、この基盤はOC系の機能が豊富で、CPU倍率、電圧などの設定の自由度が非常に高いです。最近OCに余り興味が湧かないのですが、数年前の私だと小躍りしていたかも知れません。

また、ファン回転数やCPU温度のモニタ機能が豊富なうえ、エアフロー面で余裕のあるケースになったので、安心感が増しました。古いプラットフォームですが、CPUのクロックを半分くらいに下げても不自由を感じないぐらいなので、あと数年は使い続けられそうです。

<2005年9月25日 作成>
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HDDを増設しました。SATAにしてみました。日立製のVLSA80です。MBに付属の赤いSATAケーブルで接続するだけです。電源は従来と同じ4ピンのコネクタです。データディスクとして追加しました。USB接続のように取り外しアイコンが・・・。なんか気持ち悪いです。

<2005年10月9日 追記>
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メモリカードリーダの取り付けのため、ケースを開けたついでに、内部を点検・掃除しました。
コンデンサの頭部にはまったく膨らみが無く、問題なさそうです。パフォーマンス的にも不自由は無いので、まだまだ使います。
CPUのAthronXP2500+ は私のメインマシンCPUとしては最長寿です。(約4年使用)
過去のCPUはPentium200→2年、Celeron300A→1.5年、Celeron566→1.5年、Celeron1.0A→1年で、セカンドマシン落ち。

しかし、いつのまにかPATAやAGPは過去のものになり、高嶺の花だったデュアルコアCPUがローエンドまで落ちてきました。SOKET370/A時代は完全に終焉したようです。そろそろ新しい風も感じたいので、5年間使用した、現セカンドマシンのi815システムは引退時期かなと思ってます。x2 3600あたりがCPが高く狙い目です。

<2007年7月1日 追記>

自作、クロックアップ等の改造はあくまでも自己責任でおねがいします。

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