Acer Power1000/with Vista Home Basic

更新年月日:2007-11-03

まだまだ先だと思っていましたが、ひょんなことからWindows Vistaを使うことになりました。


Acer Power1000

 

 nForce430 ChipSet
 Sempron3200+ (1.8GHz/128KB)
 DDR2 Memory 512MB
 80GB SATA HDD
 Super Multi Optical Drive
 SIZE 60mm x 250mm x 200mm

 Windows Vista Home Basic

 



 

<新規購入>
 
サブ機不調のため、代替機を検討していたところ、近所の電気店のリニューアルセールの目玉として、パソコンが格安で販売されることを知り、開店前から並んで購入してきました。たまたま春頃から気になっていた機種でしたので、即決した次第です。
 
 

上の写真だけではわかりにくいですが、デスクトップPCとしては、非常にコンパクトで百科事典程度のサイズです。
さすがに電源は外付けのACアダプターですが、この小さな筐体の中によくぞ機能を収めたものだと感心します。

小型PCと言うと機能的に貧弱になりがちですが、光学ドライブはスロットインタイプのスーパーマルチドライブで、DVI端子、GBイーサネットまで標準装備しています。さすがにグラフィックチップはチップセットに統合されたGeForce6150LEですが、3Dグラフィックもそこそここなします。

拡張性はメモリスロット(SO-DIMM)が1つ空いており、増設が可能です。また、カタログには明記されていませんが、内部にミニPCIスロットを持っています。普通の拡張スロットは一切ありませんが、代わりにUSBポートが8つ(フロントx4、リアx4)もあります。

ディスクは今時としては少な目の80GBですが、3.5インチのSATAタイプの大容量のディスクに交換可能です。
リカバリDVD作成ツールも付属しています。

コンパクトな筐体にパーツを詰め込んでいるので冷却が心配ですが、カタログでは、エアフローに工夫し静音にも配慮しているとあります。確かに、ファンの音はほとんど聞こえず、静かなPCと言えます。

ハードウェア的には、非常に魅力的なPower1000ですが、OSがWindows Vistaのため、扱いに苦慮しています。
GUIをはじめ使い方が慣れ親しんできたWindows2000/XP系とは随分違います。正直、MAC OS並みに使い方がわかりません。
おっかなびっくり、少しずつ覚えるとします。

2007年7月27日 記

 

<メモリ増設>

Windows Vistaを使うには512MBのメモリでは少ないらしいので、同容量のメモリを購入し1GBにしました。
 

標準で512MBのメモリを搭載。
空きスロットは1つ。

上が購入した増設メモリ。下が標準搭載されていたメモリ。
ノートPCでよく使われるSO−DIMM規格です。

ノーブランドとは言え512MBのSO−DIMMが2千円台で買えるとは、良い時代になったものです。
 
さて増設効果ですが、元々使い込んでいなかったので、良くわかりません。
WindowsVistaのエクスペリエンスのスコアの変化は以下のとおり。
 
コンポーネント 増設前 増設後
プロセッサ 3.8 3.8
メモリ 2.0 4.5
グラフィックス 3.0 2.9
ゲーム用グラフィックス 3.0 2.4
プライマリハードディスク 5.6 5.7
基本 2.0 2.4

増設後、メモリのスコアは大幅に向上しましたが、ゲームグラフィックのスコアが20%も低下しました。なぜ?

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実は購入後、問題が発生していました。購入日、箱から取り出し電源プラグを挿すと、いきなりパワーオンになって驚きました。そのときはうっかりパワーボタンに触れたのかと思っていました。しかし、本当は違っていました。私はスイッチ付きのテーブルタップを使っていて、不在時はパソコンと周辺機器に通電しないようにしているのですが、その後も通電するだけでパワーオン状態になってしまいます。これでは使いにくいし、経験上、こんな仕様のパソコンは無いはず。この時点で「初期不良」という言葉が脳裏を掠めましたが、まずは調査。

本機のBISO設定を確認すると、電源の供給が始まるとパワーオンになるよう設定されていました。変な設定で出荷するメーカーのセンスを疑いながらも、設定を変更しました。しかし、同じ現象が再発するので、BIOS設定を再確認すると、元に戻っています。良く見ると、システム時刻も変です。どうも電源プラグを抜くとBIOS設定がすべて初期値に戻ってしまうようです。そこで、リチウム電池に疑いを持ち、今回のメモリ増設で筐体を開けたついでに電池を交換してみたところ、無事解決。単なる電池切れだったようです。

しかし、通常は数年間は持つリチウム電池が最初から切れているなんて、品質管理に問題有りですよね。
購入店に文句を言ってもよかったのですが、手持ちの古い電池で解決したので、泣き寝入りしときますわ。
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2007年8月15日 記

 

<デバイスマネージャ>
 
 

久しぶりにゆっくり触れる時間があり、デバイスマネージャを呼び出してみました。

Windows Vista の各機能は2000/XPの頃と大差は無いようですが、それを呼び出す方法が従来のOSと随分変わったようです。

本来、裏方であるべきOSの仕様をここまで変える必要はあったのかなぁ?
Windows XPでパソコンをマスターした人は多いと思いますが、パソコンを買い換えた途端、途方に暮れる人が多いんじゃないかと思います。
私もまだまだ Vista の使い方をマスターできそうにありません。

さて、デバイスマネージャを見れば、使われているパーツがわかりますね。

光学ドライブは松下のUJ−85JS
ハードディスクは日立のHDS721680PLA など

2007年8月25日 記

 

<分解写真>

メモリ増設時に撮影しておいた写真を公開します。
デジカメで撮影しておくと、元に戻すときに参照できて便利です。
 


@上カバーを外す

 

Aフロントパネルを外す

 


Bフロントパネルを外したところ

 

C写真中央付近のネジを外します。


Dフロントパネルのコネクタ。外した場合は写真どおりに戻します。

光学ドライブのフラットケーブルは破損しやすいので注意

 

Eドライブベイが外れたところ。

 
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購入後、おもにWebブラウズ専用で使ってきましたが、そろそろVistaにも慣れてきたので、少し前からiTune7とACDsee9、StarCraftをインストールして使うようになりました。前2つはVista対応バージョンなので心配無用ですが、StarCraftはWindows98時代の製品なので心配でした。結果、Vista上でも正常稼動しました。統合チップセットのためか、若干スクロールが遅いような気がしますが、問題なくプレーできています。
それからVista標準のWebブラウザ(Ie7)は、タブ機能で複数の初期画面を設定できるので、良く見るニュースサイトを一度に呼び出せるのが便利です。
何でもそうですが、食わず嫌いにならず、慣れるしか無いですね。
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2007年11月3日 記

 

 

自作、クロックアップ等の改造はあくまでも自己責任でおねがいします。

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