CASIO W61CA au by KDDI

更新日:2008-02-10  

 

auの2008年春モデルとしてはシャープのW61SHにいで2番目に販売開始されました。

セールスポイントは
 ・日常生活防水
 ・5Mデジカメ
 ・アンテナ内蔵式ワンセグテレビ

写真のモードグリーンの他に、クチュールゴールド、エスプリイエロー、ローブホワイトがあります。

 

●主な特徴

515万画素デジカメ搭載 携帯としては高性能なカメラを搭載。28mm相当の広角レンズタイプ。9点AF。
日常生活防水 IPX7 & IPX5 相当の防水機能
ワンセグ 本体内蔵アンテナのみでも視聴可能
2.7インチワイド液晶搭載 240x400ドットの回転2軸式ワイドQVGA/TFT液晶を搭載。
大容量データフォルダ 約100MBの内蔵メモリを搭載。
搭載 PCドキュメントビュワー、EZ・Felica、LISMO、SDオーディオ対応

 

 
オーソドックスなフリップタイプ。ディスプレイは回転2軸式

デザイン上の特徴は表面のディンプル加工。

グリーンとゴールドは半光沢、イエローとホワイトは光沢仕上げです。

私はグリーンにしました。
4色のうち、最も地味なカラーですが、カジュアルな雰囲気に合うと思います。

 
ディスプレイは2.7インチ、WQVGAパネルを使用。

ペンギンも健在。

 
立体感のあるキーを採用しています。
サイドキーも装備。TVボタンはシャッターボタン兼用

ストラップホールは中央から右下に移動しました。

キーはW41CAとは構造が異なり、操作感にキレが無くなりました。

 
ワンセグテレビのアンテナは内蔵式で、
そのままでも見れますが、最大3センチ程度伸びる
補助アンテナも装備しています。

携帯電話としては最上位クラスの解像度を持つカメラ部。
オートフォーカス付き、515万画素CMOS。
撮影ランプと補助ライトの発光部は兼用。

レンズの下にはフェリカポート。
おサイフケータイ対応

その下には赤外線ポート。
IrSimple 対応

右下にはモノラルスピーカ

 
MicroSD は2GBまで対応しています。

MicroSDとau ICカードはバッテリーを取り外してセットします。

au ICカードはともかく、MicroSDの取出しが面倒です。
デジカメで撮影したデータをパソコンへ移すには、充電台経由でUSB接続するか、電源を落としてメモリを取り出す必要があります。

できればメモリを直接パソコンで読ませたいのですが、その度に電源を落とさなければなりません。

 
バッテリー容量は750mAh
待ち受け時間は230時間。

防水のため、バッテリーカバーにはゴムパッキンが付いています。

 
付属の充電スタンド。

背面に充電ケーブルとUSB端子があり、PCとの接続にも使います。

設定しておくと充電中はペンギン達の姿が楽しめます。
W41CAの待ち受け画面とほぼ同じシーンが展開され、
元ユーザの心をくすぐります。
画面下部にはニュースフラッシュも表示されます。

 

●ミニ・レビュー

前機のW41CAも購入から2年が経過し、そろそろ新しい機種をと思っていたところ、W61CAが発表されました。
W41CAは特にキーが使いやすく、とても気に入っていましたが、防水、ワンセグ、5Mカメラの機能に負け、発売早々購入しました。

発売から3日後でしたが、時節柄、新規契約+オプション加入※で、0円で買えました。
キャンペーン中は、新規契約だと別途、6300ポイントがもらえ、基本使用料から3000円の値引きもあります。
電話番号、メールアドレスが変わるデメリットがありますが、機種変更(増設)よりもかなり有利な条件です。

 ※(フルサポートコース+誰でも割、家族割、ダブル定額ライト、安心ケータイサポート、指定割、待ちうた、ナビウォーク)

使い心地ですが、同じカシオ機からの移行なので、新鮮味がありません。
裏返せば、カシオのUIは以前からこなれており、安心して使うことができます。

しかし、私にとっては困る仕様変更がいくつかありました。
 ・着信時、アドレス帳の画像が拡大され全画面表示される。(周囲に丸見え。元画像のままで良いのに...)
 ・テレビリモコン機能の削除(リモコンが手元に無いとき、席を立たなくて良いので重宝してた)

また、構造上の問題として、SDメモリの脱着がバッテリーを取り外す必要がある事。
W41CAと比べるとキー入力の快感を得られず、手との一体感が落ちました。
購入前からモック等で確認し、薄型化、防水化、新機能との引き換えと割り切って購入しましたが、
やはり日常使用において、この2点はW41CAよりも退化(優先順位が落ちた)したと思えます。

意外だったのがカメラ機能。
カメラに力を入れた機種なので、W41CAよりは綺麗とは思っていましたが、想像よりも綺麗に撮れ驚きました。
さすがに同画素数のデジカメと同等とはいえませんが、W41CAとは次元の違う画像が出てきます。
これなら、後でパソコンで見た時にがっかりすることも減ると思います

     ※クリックすると拡大します

   5M/ファインモード/手ブレ補正オフ

 

●アクセサリ

MicroSD は対応上限の2GBのものを新たに購入しました。

SILICON POWER 社製で日本向けパッケージ製品です。台湾の会社で、日本法人もあるようですね。

今のところ相性問題も出ず、問題なく使えています。
アクセス速度はあまり速くないようですが、\1,780で2GBのメモリが買えるなんて、数年前を考えるとホントに幸せな気分になれます。

 


●対応フォーマット

着メロ MMFファイル
壁紙

400x240ドット JPEG形式

撮影モード
(ケータイモード)

ワイド壁紙(240×400ドット)
壁紙(240×320ドット)
カップリングショット(240×320ドット)
アップダウンショット(240×320ドット)
連続撮影(240×320ドット)
ケータイ(120×160ドット)

撮影モード
(PCモード)

ワイド(1600×960ドット)
UXGA(1600×1200ドット)
SXGA(1280×960ドット)
VGA(640×480ドット)

 
●機器スペック

サイズ
(幅×高さ×奥行)
約50×106×18.9mm(折りたたみ時)
重量 約132g
連続待受時間 約230時間
連続通話時間 約220分
充電時間 約120分
液晶サイズ 2.7インチ
液晶ドット数 240×400ドット
データフォルダ 約100MB
外部メモリ microSDTMメモリカード対応(2GBまで)
音源 MA-7i対応(128和音)
カメラ画素数 有効画素数515万画素(1/インチ、CMOS)
その他機能 ビジネスショット、PCサイトビューアー、遠隔オートロック

 
●歴代カシオ携帯(Wシリーズのみ)

2004年12月 W21CA 男の携帯って感じ
2005年 4月 W21CAII マイナーチェンジ版
2005年 6月 W31CA 高画質デジカメ付き
2006年 2月 W41CA 使いやすさにこだわった薄型・軽量のWIN端末。初のペンギンケータイ
2006年 6月 W42CA 防水アウトドア仕様 Gショック携帯。G's One TYPE-Rの後継機
2006年 9月 W43CA やわらかなデザイン。A5512CAの後継機
2007年 2月 W51CA W41CAにワンセグテレビ、背面液晶をプラスした2代目ペンギンケータイ
2007年 6月 W52CA W51CAに防水機能をプラス。お風呂テレビを実現。初のカツオケータイ
2007年 8月 W53CA 5Mデジカメ、WVGA液晶を装備したEXILIMケータイ
2008年 2月 W61CA W5xシリーズからおいしいところ取りのオールマイティな、3代目ペンギンケータイ