緑の中を吹き抜けてくる風が心地よい。
そう、すっかり5月なのだ。
4月は、どうにも沈むことばかりで、
1日ずつやり過ごしていくだけで、精一杯だった。
最近ようやく調子が出てきた?ところ。()
あ、5月も半ばを過ぎてしまったのか。

久しぶりに逢った母が、めずらしく弱音をはいていた。
4月に酷い風邪をひいてなんとか治ったものの、
気持ちの回復には、時間がかかっているようだ。
立て続けに、知人友人が亡くなってしまったのも、
大きなショックとなっていた。
聞き役に徹して相槌を打ちながら、私も私を励ましている。
支えているようで、本当は支えられているのだと、
実感した日。

友人の手書きの手紙の文字というのは、なんていいんだろう。
眺めているとほっとして、しばらく逢っていなくても、
やわらかい笑顔が浮かんでくる。
がんばろうと思える。
ひねくれてる場合じゃないなと思えてくる。
素直な気持ちで返事を書きながら、
私は私を、すこし取り戻せたような気がした。

やさしくなるために強くなろうと心がけているのだけれど、
あいかわらず意気地のないままである。
弱いままいくしかない。
逃げずに懲りずにひねずに、ひたむきに考えながら、
すぱっとできるところはそうしていく。
乗り越えられない出来事ならば、起こらないそうですから。()
それにしても・・・、
いろいろと知ることが多いです。
毎日が新しいのですからね。



TOPページ
前のページへ