見上げたら秋の空だった。
綺麗だけど、ちっとも攻撃的じゃなくて、
わけもなくしゅんとさせる青空。
酷暑猛暑で厭だ厭だと思っているうちに、
季節はきちんと歩んできていたのだ。
すごい。
特別な意味はないけれど、
綺麗な空を見るたびに、もういいかなぁと思ってしまう。
なにもかも、もういいかなぁと。
とびっきりの夕焼けなら、なおさらである。
とにかくとにかく、もういいかなぁと笑える。

 

寝ても寝ても眠いのは、頭が寝ていないんだろう。
今に始まったことじゃないから、気にしてはいない。
夢をたくさんみる。
亡くなったひとたちはずるいなぁ。
いつまでも10代のままだ。
それに、浮かぶのはいつも笑顔である。
屈託なく笑っていた頃を思い出す。

8月が終わります。
がんばってもがんばらなくても時は流れて、
ぼんやりとすることを許してくれないような。
ああ、
『手をください・・・』
あんな風に素直に言ってみたいものだ。(笑)



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