本当も嘘もないのだが(笑)、
11月は本当にあっという間たった。
今日で終わりか。
だけど、悔やむでもなく疲労感が残るでもなく、
一日ずつやれることをやった気がする。
楽しかった。

あおぞらにイチョウの黄がまぶしくて美しい。
何度でも、足を止めて見上げている。
遠くの紅葉も何か所か観に行ったけれど、
ごくごく身近な、手が届く範囲の紅葉が、
今年はとりわけ美しいと感じている。
すごいなあ。
何があってもなくても、誰に褒められるでもなく、
こうしてきちんと、時の流れに乗って変化している。
眺めるひとの心を、
うっとりさせたり淋しがらせたりしている。
そんな風に思うのはこっちの勝手で、
ただそのものとして存在しているだけなのにね。

ジブンがジブンがと思っているときには、
ジブンが見えていないことが多い。
相手のことを優先したり、どちらでもよいかなくらいの方が、
私は私がのびのびするような気がする。
なんでだろう。
変な力が抜けて、心に余裕が生まれてくるからなのかな。
そして、いろいろ見えてきて楽しくなったりする。
直観と思いつきは別物で、
一日ずつをていねいにやっていると、直観が養われていくみたいだ。
変なこだわりから自由になって、
ジブンの時を過ごしている実感がわいてくる。



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