子供の頃、<北風と太陽>というお話がとてもすきでした。
北風が、力いっぱい冷たい風を吹きつけて旅人の上着を脱がそうとしてもだめで、
太陽の、やわらかくあたたかな陽射しがすんなり上着を脱がしてしまうお話。
子供心に、ただただすごいなぁと思いました。
今でもだいすきなお話です。

先日、なつなつなさんの個展<何度目の春というのだ>を観に行ってきたのです。
なかなか時間が合わなくて、行けないかなぁと半ばあきらめていたのですけれども、
どうしても行ってみたいという気持ちを力にして、行ってみました。
本当によかったです。
原画をゆっくりゆっくり観たり、初めてお逢いできてお話させていただいたり、
似顔絵をその場で描いていただいたり、お気に入りのポストカードを選んだり、
そんなすてきなひとときは、まさに、
おしみない太陽のあたたかさをたくさんいただいたかのようでした。
帰りの電車の中で、ジブンの中にきっとあるだろうキラキラしたものを、
ぼんやりとゆったりと思い出させてもらいました。

逢うのはいいなぁと思います。
その場で観て感じるのはいいなぁと思います。
そのときの気持ちをこうして書くのもいいなぁと思います。
言葉は無力だと思うことが多いけれど、
言葉でしかできないこともあるだろうと思えます。
下を向きだしたらきりがない。
不安なこと考えだしたらきりがない。
遠慮しないで上を向いて先を期待してできるできると考えて、
6月始まっています、やってゆきます!!

(^^)v



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