7月9日に母が緊急入院してから、毎日病院に通っている。
その日、朝7時くらいに、『具合悪くて息が苦しいからすぐ来て』と電話があってから、
無我夢中で今までやってきた。
まずは近くで一番早く診てもらえる病院に行き、ひどい肺炎で近くの大きな病院へ、
それから持病悪化と心臓も弱っていたので、トータルで治療できる病院を紹介してもらい、
救急で受け入れていただけて治療開始、そのまま入院。
当日は、目の前に起こることひとつひとつ対処していくだけで精いっぱいだった。
夜、ひとまず落ち着いた母の顔を確認してから家に帰った。

最初の頃は、わりと順調な感じて、なんの心配もなく、
このままなら治療予定の2週間くらいでなんとかなるんだと思っていた。
ところが、そのあと、ひどくなったりちょっと良くなったりと、あんまりかんばしくない。
だから、いつ呼ばれてもいいように、いつも気を張って待機している。
痛いとか苦しいとかつらいとかは本人で、私にはそれしかできないから。
どんなに焦っても仕方がないのだ。
何度も自分にも母にも言いきかせながら、毎日できることをコツコツやっている。
大丈夫、大丈夫と毎日自己暗示をかけながら、できるだけ明るくがんばっている。


母は、これが初めての入院である。
慣れていないからといってしまえばそれまでだけど、
もともと好みがうるさい人でプライドも高いから(笑)、
気にさわらないように言ってきかせたり、身の回りのお世話をするのが正直大変である。
自分の娘だからとの甘えや、子供がえりも多少あるのだろう。
いつかは・・・、とは思っていたけれど、こんなに早まるとは私も予想外だった。
自分の気持ちのもっていき方、本心との対話、父への対処、
毎日いろいろすべてが勉強、なんだかすごい宿題をしている気分で過ごしている。



前のページへ
TOPページへ