お蔭さまで、昨日、母が無事に退院できた。
本当にうれしい。どうもありがとうございます。
ほぼひと月の入院の間、自分としてはできる限りやってきたのだけれど、

最後の最後は母の生命力だけがたよりだった。
食事がとれずに弱ったままでいたためか、なかなか回復がみられず、
一時はこのままになったらどうしようかなんて心配ばかりしていた。
父もかなり心労があったと思う。
とにかく毎日顔をみることで小さな変化にも気づけるだろうし、
母を励ましながら私も父も自分自身を励ましてきたのだった。
そんな気持ちの中で、病院のスタッフの方々がどの方もみんな感じが良くて、
ただただありがたかった。

母は、週3回の血液透析を行う身体障害者一級となった。
私は、七夕の日、
母の腎臓がもう少しがんばってくれますように・・・と心から願いをかけたのだけれど、
肺炎にかかり尿毒症や心不全も併発していたので、もう血液透析を開始するしか道はなかった。
私も父も透析はまだまだ先と信じてきたのでまさしく青天の霹靂・・・。
でもでも、母に元気で生きていてほしいから受け入れるしかなかった。
すんでしまったことはいくら言っても仕方がない、取り戻せない。
後ろをみるよりこれから先、これからのことを考えるべし。
何度も何度も父にも自分にも言い聞かせながら、ここまでやってきた。

幸いなことに、
家の近所に、入院していた病院と提携している透析クリニックがあるので、
これからはそこに通うことになった。
退院の日早速挨拶と打ち合わせに行くと、もうロッカーやらベッドやらが決まっていて、
新しく綺麗なクリニックは母の好みだったようだ。
好みがうるさい人なので、相性がいいことがまず大事だからとっても助かる。(笑)
もろもろの心配がなくなるわけではないのだけれど、
できる限り前を向いて、これからもなんとかやっていこうと思う。


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