母の負けず嫌いが相変わらず強烈だ。
透析患者になってしまったからなのか、
身の回りの出来事をどうしてもひねくれて考えるようになった。
一番ひどい時には、いつも不機嫌でいつも被害妄想があって、
このままだめになってしまうんじゃないかと、私はいつも心配だった。
幸い最近は、除水や血圧低下のコントロールをおぼえてきたので、
体調も良く保たれるようになり精神も安定している。
だけれども、どんなにちっさなことでも、
やっぱり人様に負けるのはとってもお厭なようである。
そもそも負けも勝ちも比べるからおこるわけで、独自路線をまっすぐいっていれば
気持ちを揺さぶられることはないはず。
ああ、でもその理論は受け入れてはもらえそうにないのです。(笑)

母は、もう亡くなってしまった兄ふたりのあとの末っ子で、
しかも女優風の美形だったから、子供の頃からかな〜りかわいがられて育った。
いわゆる蝶よ花よ状態にどっぷりだもの、勝って当然負けを知らないのです。
私はひそかに女王プロメシュームと呼んでいます。(笑)
でもさ、、疲れるだろうなぁ。
だって、もっとおおらかに、楽しく、やわらかく考えるようにして、
カチンとくることなら頭使ってユーモアではねのけた方がスカッとするじゃない。
(理想なのか)
まあ、そうはいっても、この私の中にも母からの遺伝子がばっちりあるわけで・・・、
ときどきこわくなります。(笑)
運命にさからって、日々淡々と<自己制御力>を磨いていくしかないのです。
勉強勉強、修行修行。
(^^)v



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