誕生日が過ぎるとほっとする。
今年も一年なんとかここまで来れたなぁと、いろいろな想いに包まれる。
それから、やる気が抜けてしまわないうちに、急いでカツをいれる。
寒くなってくるとなまけゴコロが強くなるから、油断大敵なのだ。
どうやったらジブンを走らせることができるのか、いつも思案している。
それぞれのひとがそれぞれのやり方で、日々をのりきっているんだろうなぁ。
ひととすれ違うたびにそんなことを考える。
あたたかい冬の日のお昼どき。

母にしても、週三日、約四時間半の透析、
今日はやめにしたいなぁなんて思う日はないんだろうか、と考えてしまう。
もちろんやらなければ命にかかわるのだから、ぜったいありえないんだけれど。
父にしても、いろいろと面倒くさく思えてしまうときもあるだろう。
けれどもなんとかあかるくやっている。
両親が元気でいてくれるのは、本当にありがたい。
生きることにまじめな姿を見せられると、つまらない弱音ははけない。
がんばりたいなぁ。
心の眼をやしないたい。

最近ずっと心にささっている言葉。
<降らずとも雨の用意>(利休七則のひとつ)
言葉には魂があると、いつでも信じてやっていきたい。



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