２月２８日をもって近くのデパートが閉店した。
もう開くことのないシャッターをながめながら、
つわものどもがゆめのあと、と言葉が浮かぶ。
ささやかな思い出の場面がぼんやりよみがえり、
これもいつか忘れてしまうんだろうなぁと思う。
こじんまりした本屋は、となりのテナントで残ることになった。
ほっとした。
開通したばかりの高速道路にのってみた。
対向車線は他県ナンバーばかりで、案の定渋滞していた。
あたたかな青空の日だったからか、みなさん笑顔だった。
新しい道路は、すべすべで凹みがなくて気分いいものね。
高架道路だから下の世界が箱庭みたいで、車も人もかわいらしかった。
遠くの景色に手が届くようで、心ものびのびしていった。
なんとなく知ったつもりでいたことを、きちんと調べてみたりすると、
感じ方が違ってくることがある。
思い込みだけで終わらせないで面倒がらずに知ろうとするのはいいものだ。
朝、陽の出の時間が早くなった。
夕方も明るい時間が長くなった。
春が来ているんだなぁ。
菜の花の黄色にはっとする。
ほのぼのと明るくて元気ややる気をふりまいてくれる。
どこかへ行きたい想いをたいせつにやっていこう！！