ハムスターの回し車みたいに、私は、
同じところをぐるぐる歩いているだけなんじゃないかと、
ときどき感じるときがある。
そう思うのが厭で、なんとか違えようとやってみる。
自分なりの納得。自分なりの満足感。
これでよし、という選択に正しいもまちがっているもない。
自分でしか決められないことだもの。
自分でいることに疲れないで、ぼちぼちとやっていくしかないんだなぁ。
気持ちをいつも強く持って。

伯父さんが亡くなった。
父の兄弟のなかで一番すきだったひとだ。
おだやかで努力家で優秀なのにけっしてえらぶることがなかったから、
ひそかに尊敬していた。
もう一度逢いたかったなぁ。
亡くなるということはもう二度と逢えなくなることだ。
わかっているけれどわかりたくないことだ。

今を実感できるように過ごしたいと切に思った。




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