この冬は本当に寒いなあと思う。
負けないようにとにかく、寒くて厭だなと思う前に動くようにしている。
それでも気がつけば、ずいぶんと陽が長くなっている。
２月も半ばだもの、もう少しのしんぼうしんぼう。
空が明るければ、なんとなく気持ちはやわらぐ、ほっとできる。
長いことお世話になっていたお店が、１月３１日で閉店した。
真っ暗になった店の入り口を見るたびに、時の流れを感じるとともに、
すべてが夢だったような気がしてくる。
うらしまさんの気分になる。
たしかにそこで買い物をしたり、お店の方と話したりしていたのになぁ。
いろんなことを考える。
考えてもしかたがないことも考える。
それでいいんじゃないかな。
すっきりさっぱりあきらめながら生きてはいけない。
どたどたと不器用に、けれども自分の気持ちをちゃんと確認しながらいければ。
ずっと遠くにいきたいと思っていた。
遠くにいけたらなにかが見つかるんじゃないかと思ってきた。
今は、ちがうと思う。
すべては自分のなかにあるのだと思える。
それをどう掘り起こすか。
毎日が実習なんだろうなぁ・・・。