二月頃から続いていた心配事に、少し光が見えてきた。

気がつけば、六月が始まっている。

手ごわい事だからこそ、丁寧に、ひとつひとつ、慌てることはないのだ。
困った状況になればなるほど、心を落ち着けていたいから、車の中では、
どっぷり音楽にひたっている。
(もちろん、安全運転?で・笑)
ピア〇ラさんを聴いていると、本当に心が落ち着く。
自分の身体と心のリズムに、見事に合うみたいで、なんとも不思議な、
難しい因数分解がきれいに解けた時のような、美しい時間を過ごせる。

両親の病気がきっかけでもあるけれど、
自分の訓練として、以前学んでいた医学の勉強を少しずつやっている。
人体、生き物の身体のしくみ、生命のしくみというのは、本当にすごいものだなと
いつでもしみじみと感じてしまう。
飲んでいる薬についても、できるだけ調べて把握するようにしている。
主治医の先生や薬剤師さんとの話が解る方が、親のチカラになれるのではないかと。
まあ、自己満足です。
でも、がんばれるのならがんばりたいものです。

紫陽花の姿が、ちらほら観られるようになってきた。
自分のまわりでは、赤っぽいものがなかなかないので、赤系が咲いていると
自然と目がいく。
土のPHで色が変わるなんて、おもしろい。。
それを心変わりと見立てる花言葉も、なかなかかわいらしい。
ときどきベランダに来る鳥の声が澄みきっていて、
今この瞬間を実感させてくれている。



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