与えられた一日を、光にするか、暗いトンネルにするか、
決められるのは自分の心だけ。
それを実感することが多かった一年だった。
身体的にも精神的にも、なかなか手ごわいことが多くて、
自分を保つのに、たくさん工夫して乗り切った。
すっかりウィルス共存の世の中になったものだが、油断はできない。
明日、未来への心配はつきないけれど、それは病気が流行る前からのこと。
自分の足で一歩一歩、一日一日、基本を丁寧にやって、チカラを落とさない。

時間があるときには、なるべく歩いて用事をすませるようにしている。
最初は寒いなぁと感じながらも、歩いているうちに何だか楽しくなってくる。
自分の身体が自分の思い通りに動いてくれる・・・、それ以上の喜びはない。
病気持ちの老両親と過ごす時間が、そういう想いをくれるのだろう。
両親が若くて元気だった頃を思い出せば、せつなく哀しくなるけれど、
今、一緒にいられる時間を大切にしようと、強く強く感じている。


何にもやらないで一日寝ていたいなぁ、と思うときもあるけれど、
動いてみれば、行ってみれば、何かに出会える、何かを感じられる。
生きている実感は、そうやってささやかに見つけて、積み重ねていく、
自分の手で心で、いつでもつかんでいこう。
今年も無事にクリスマスが迎えられて、車も相変わらず楽しいし、
珈琲も美味しいし、欲もまだまたあるので、やっていけそうである。
よしよし。
(^^)v



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