青空が、、
あんまり綺麗だったので、
週末まで待てずに、ある方の写真展を観に行ってきた。
昨年の春頃、ひょんなことから一方的に知った写真家の方で、
毎日更新されているブログのお写真とお言葉が、
そこはかとなく哀しくて、ただ、いいと想った。
それから、毎日、ブログに伺うようになった。

私は、、
まったく写真はやらないので(やれないので・笑)、
何にも解りはしないんだけれど、
日常のありふれた風景、物、瞬間、・・・を撮りながら、
ちゃんと独特の世界観が存在している写真だな、と感じている。
記録じゃなくて、絵画のような写真だな、と思えている。
そういう風に感じられる写真って、なかなか無いと思う。
(生意気言ってすみませんです・・・笑)


それにしても、、
雨がお好きな方だなぁ・・・。
いや〜、それがいいんです。
氏の撮られた雨のお写真を観ていると、
遠くなってしまった記憶を、なんとか手繰り寄せたくなってしまう。
いいことも悪いことも哀しいこともせつないことも。
朽ちていくさまを撮ることで、切り取られた一瞬を眺めていると、
昨日でも明日でもない今を、
ただ、今を、実感しなくちゃならないような気がした。
私は、私を生きているだろうか・・・。

<考えるより先にシャッターきっている方だな・・・>
会場で居合わせたある方が、
ぽろりとこぼした言葉・・・。
やけに胸に残っている。
けっして核心には触れさせずに、観る者になにかを残す、
氏の創る世界を観る眼を培っていきたいと想った。



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