思いがけない再会があった。
お気に入りのパスタ店に久しぶりに行ったら、
新店に転勤したはずの、もと店長に迎えられたのだ。
その日だけたまたま手伝いに来ていたらしい。
朝、新店のHPを見ていた矢先だったので、ちょっとびっくり。
楽しい偶然に笑いあって、さらに美味しいパスタとなった。
彼の笑顔は、いつ見ても、
本当にこの仕事がすきでやっています!の光であふれている。
さわやかで力強くて、こっちまで活気が出てくる。
またいつか、逢えるなと思えた。

自分ではあんまり意識してこなかったけれど、
最近よく晴れ女と言われている。
前日まで雨とか、予報では雨とかの日でも、
約束のその日には、ばっちり晴れている。
そう言われて悪い気はしない。
腕に日焼け止めを塗るのが厭で長袖着なくちゃと、
ちらっと思う贅沢なやつである。
旧車乗りとしては、
クーラーつけずに走れるくらいがよいのだけれど、
青空にはかなわない。
青空を見上げれば、なんにもなくてもうきうきしてくる。

眼は、
つぶるためにあるんじゃないかと、
ときどき想う。
ときどき確信してしまう。
見つめるために、見つけるために、
眼をつぶって、自分を澄ませてみる。
臆病な、遠慮がちな、素直で綺麗なままの、
自分の心の奥底にあるほんとうが、
ゆっくりとはっきりと表れてくるまで。

久しぶりに送られてきた詩の友達の作品は、
相変わらず逃げていなかった。
綺麗なものも汚いものも、自分の中に確かにある気持ちである。
言葉を選ぶ、言葉を使う、そんなに大それたことじゃない。
自分はこう思ってます、こんな風に感じてます、
ただ伝えたいと強く思うかどうかだろう。
吐き出すとか、浄化されるとか、後からつけた理屈のような気がする。
描きたいから描くんだよね、言葉で。
ただそれだけでいいんだよね。。
私は、、どうだろう・・・。



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