ふと、となりに並ぶと、
ゆうた王子の背は、すっかり私を追い越していた。
<時という概念があるのは、ヒトだけらしいですよ・・・>
いつだったか、友人が言っていた言葉が浮かんできた。
そうか。
かわいい男の子を見上げながら話をするのも、
まんざらでもないなと思った。
なぜなのかまったく解らないけれど、
11歳の頃の、
ある日の、ある場面ばかりが思い出される。
そんなに印象深かったんだろうかと、なんとも不思議である。
とてもおとなしい、ほとんどしゃべったことのないコ、から、
なにげないやさしさをもらったのだった。
もし彼が今生きていたら・・・、
どんなヒトになっていただろう・・・。。
ほんとうは、毎日毎日、
どうしようどうしようと思いながら生きている。
2年半ぶりにやっと逢えた詩の友人と、
詩や絵や書道や家族の話をして、あっという間の3時間を過ごした。
あいかわらず男前でカッコイイ、なんて言ってくれたけれど、
ほんとうはぜんぜんダメなのだよ。(爆)
だけど、だからこそ、パキパキ明るくやってゆきたいのだ。
メルみたいに。
たまたま見つけた森先生の文庫本で、
都馬くんのかわいらしさを知った。
先生と都馬くんの、夕焼けに浮かぶシルエットの写真がとても素敵で、
なんともせつなく印象的で、ほろりとくる。
それから、
もう一冊の方の、108、少年、の言葉がぐさりとくる。
笑いながら読みながら、心が泣ける。
先生の撮った写真も興味深く拝見できた。
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