<冬のあおぞら>


おだやかでにごりのない
冬のあおぞらを眺めていると
本当に いったい
私は何者なのだろうと思えてくる

今日 今 こうして
ここにいることも
誰かとのささやかな
約束なのかもしれないけれど

この世界の色に
すっかり埋もれた私は
あなたの存在さえ
忘れてしまっているのだろうか


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