待ち人

 

 

想い出の角を曲がれば

褪せることのない日差し

先を急ぐだけ急いで

過ごした日々がよみがえる

 

今になってわかることは

たくさんあるけれど

あの頃の私を

どうして笑えるだろう

 

いくつもの角を曲がって

ゆっくりと歩いていこう

あしたの向こうで待っている

もうひとりの私まで

 

 

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