回想カフェ


まだまだお店に慣れていない
柴犬みたいな目をした男の子が

願いをかけるようにいれてくれた
ショートサイズのカフェ・モカを

猫舌でもないくせに
ちびちびといただいているものだから

想い出してしまうのかもね
きっと

さっきから
果たせなかった約束ばかり

いつもならいるはずのない
ゆるやかすぎる時のほとりで


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