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日本の大豆☆アメリカの大豆 第22週

テーマイラスト
そいぷろだくつ その5

SOY PRODUCTS(大豆製品)VOL.5

(ポン太郎)
 親分!ずいぶん姿を見なかったでやんすけど、どこに行ってたでやんすか?

(owner)
 ちょいと仕事でバングラに行ってたんだよ。ポンちゃんはいい子でお留守番してたかなー?

(ポン太郎)
 い、いい子でしたとも!で、でも番倉ってどこの倉でやんすか?大豆が入ってるんでやんすか?

(owner)
 ・・・ネズミに世界地理をわかれとはいわないけどさ・・・。バングラデシュはインドの右上(北東)ガンジス川の河口の当たりにある国です。
 人口密度が高いのと洪水がひどいのとで有名なんだけれど、行ってみたら今は米がたわわに実る「黄金のベンガル」な時期で、予想していたよりずっと綺麗な国だったよ。

(ポン太郎)
 ふーん。そいでおいらは置いてけぼりだったんでやんしたね。その”ばんぐらでしゅ”に大豆はあるんでやんすか?

(owner)
 今回はさっぱり見なかったけれど、「婦人之友社」さんが長いことバングラデシュに大豆を普及するための支援活動をしているんだって。
 大豆は煮えるまでに時間がかかるから、なかなか食生活の中に切り込めないんだけれど、粉にしてパンに混ぜたりとか、いろいろ頑張ってるんだそうだ。

(ポン太郎)
 へええ。やっぱり栄養満点だからいいんでやんすかね?ところで、食生活って、あの辺だと何を食べるんでやんすか?

(owner)
 朝から晩までカレーだったなあ。結構おいしかったのだ。でも、田舎から首都(ダッカ)に戻って中華料理に浮気をしたら、次の日に思い切りおなかを壊して死ぬかと思った。鍋(豆腐入り)だから大丈夫だと思ったのに・・・。

(ポン太郎)
 ・・・南アジアの洗礼でやんすね。それにしても、世界のどこでも豆腐を作るとは、中国人、見上げたもんでやんす。

(owner)
 うーん、でもその店で使ってた醤油キッコーマンだったから日本人も見上げちゃいたいよ。
 前置きが長くなっちゃったけど、今回も、前回に引き続き、アメリカの大豆食品のお話です。
 前回はシュールな油糧製品がいっぱい出てきて訳が分からなかったので、今回は大豆を丸ごと使った製品(食品)としてアメリカ大豆協会が紹介していたものをお見せしましょう。

○全大豆(丸大豆)使用製品
-
飼料 -
もやし -
baked soybeans -
全粒粉 パン
キャンディー
ドーナッツ生地
凍菓子
インスタント乳飲料
低価格のオートミール粥
パンケーキ粉
パイ生地
甘味製品
pan grease extender
煎り大豆 キャンディー、砂糖菓子
クッキー原料、トッピング
クラッカー
大豆油バター
大豆コーヒー
伝統的大豆食品 味噌
豆乳
醤油
豆腐
テンペ
(ポン太郎)
 お・・・親分。気のせいか、相変わらず訳が分からないでやんすよ。baked soybeansってなんでやんすか?

(owner)
 ・・・わかってたら翻訳してるよ。最初は煎り豆かと思ったら、その下にちゃんとroasted soybeansっていうのがあったから、別のものなんだよね。煮豆にチーズかけて焼いたりするのかなあ?
 pan grease extenderっていうのも直訳すると「フライパンに油をひくのをのばすヤツ」っていうところだけど、さっぱりわからん。

(ポン太郎)
 うむむ。それにしてもやたら菓子が多いでやんすね。さすがジャンクフードの国、アメリカでやんす。

(owner)
 そのジャンクなりに、健康に気を遣ってる人がこういうの食べているのかな。言うなれば、ダイエットコークや減塩醤油と同じ発想だよね。菓子は食べたい、でも、健康でいたいっていう、なんだか強迫観念みたいなものかなあ。

(ポン太郎)
 日本にも大豆アイスや大豆ドーナッツはあるから、それ以上言っちゃだめでやんす。大豆クッキーもなかなかサクサクで美味しかったでやんすよ。

(owner)
 うーん、でも大豆キャンディーっていうのはちょっと勘弁だな。大豆チョコレートがないのが意外といえば意外かも。日本にだってあるのに。

(ポン太郎)
 うちの国には納豆チョコもあるから、あんまり人様の悪口は言えないでやんすね。それにしても、なんだか、種類はあるけど殺伐としてるでやんすね、このリスト。

(owner)
 頑張ってはいるけれど、なんか王道じゃないって感じはするね。もっと大豆が大豆として旨いっていう食べ方をすればいいのに・・・。
 ちなみに、日本で大豆食品のリストを作るとしたら、こうしちゃうな。

大豆食品リスト
(ポン太郎)
 なんで煮豆の下に納豆とか味噌とかがのびてるでやんすか?

(owner)
 一応、大豆を煮るという工程をを経てから発酵させるからね。きな粉は大豆を煎ってから粉にするし、豆腐は豆乳から、油揚げなんかはさらにその豆腐を加工して作るんだよ。

(ポン太郎)
 ふへー。確かに油揚げって揚げ出し豆腐の皮だけみたいなもんでやんすもんねえ。
 ところで豆腐の絹ごしとか木綿とかいうのはどこに行っちゃったんでやんすか?

(owner)
 キリがないからここでは省略しちゃったんだけれど、もちろん、それぞれの食品に、さらにいろんな種類があるよね。
 豆腐なら絹・木綿・寄せ豆腐・ざる豆腐・ごま豆腐・堅豆腐、納豆なら塩納豆と糸引納豆。味噌も米味噌、麦味噌、豆味噌にさらに色のバリエーションがあるし、醤油にだって白醤油なんてサブカテゴリーがある。

(ポン太郎)
 ・・・恐るべき大豆食品でやんす。そういえば、アメリカの「伝統的大豆食品」の欄で、日本食じゃないのってテンペだけでやんすね。

(owner)
 もともとソイビーンの「ソイ」ですら日本語由来の言葉だそうだからね(薩摩弁の「醤油」より)。
 原産地の中国様をさしおいて畏れ多いことだよ。

(ポン太郎)
 かろうじてお豆腐が両国の代表でやんす。ところでアメリカ人ってどうやって豆腐食べてるんでやんしょね。

(owner)
 英語の検索ページで探すとやっぱり中華料理が多いよね。でも、Soyfoods Directoryっていうアメリカの大豆食品情報ページでは、こんなレシピのリストでした。  ・・・・。

(ポン太郎)
 ・・・おいら次に生まれ変わってもアメリカで作られた豆腐にはなりたくないでやんす・・・。

(owner)
 気持ちはわからんでもないな。日本人に生まれて本当によかったよ。
 後味悪くなっちゃったから、ここらでSee you next week!

※なお、これらのレシピは意外においしいかもしれません。興味のある方は今週のホームページへどうぞ。
○今週のホームページ
 U.S.Soyfoods Directory が提供するトーフ、テンペ、大豆蛋白などなどのレシピ集  
  Soyfoods Recipes

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