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ひとことイタリア語講座
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"ワインのつまみにイタリア語"
ちょっと知っていると楽しくなるような
イタリア語の単語、表現を週替りで紹介致します。
毎週積み重ねて行けばあなたもイタリア通になれるかも。

Nonno(ノンノ) 2004-08-07
祖父、おじいさんを指す言葉で、祖母、おばあさんは女性形でnonna(ノンナ)です。
日本では知らない老人を「おじいさん」と呼びますが、イタリア語の場合、nonnoと言ってもいい場合もありますが、基本的にはsignore anziano(スィニョーレ  アンツィアーノ)と呼んだ方が無難でしょう。

Mille(ミッレ) 2004-06-12
数字の千です。ミリメートル、ミレニウム、ミユフィーユなど、この千を基にした様々な外来語には馴染みがありますね。
イタリア語のmilleは複数形がmilaということで、学習者の混乱を生みやすいです。しっかり身に付けましょうね。

Lotto(ロット) 2004-06-05
日本でも耳にしますから、皆さんのほうがご存知かもしれません。数字の組み合わせで運を競うくじです。
Lotteriaというのが一般の宝くじのようです。特にこの種の運試しと夢を買う行動に特別熱意がある町もあるそうです。

Indicare(インディカーレ) 2004-05-30
もともと人差し指のindiceと関連のある言葉です。人差し指で人に何か物や、場所を指し示したり、道筋を示すという行動を指します。
外来語で言うところのインデックス(索引)もindiceと同じ語源ですね。

Gita(ジータ) 2004-05-23
基本的に1日で日帰りするような短期の旅行やピクニック、観光などを指します。
学校で行く遠足などもこの言葉で表現できます。

Forno(フォールノ) 2004-05-16
オーブン、釜のことです。日本で一般にラザニアと呼ばれている料理は、正式にはラザニアのオーブン焼きです。 Lasagne al fornoと言わなければイタリアでは通用しません。
ピッツァが好きな方は是非ともForno a legna(薪釜)で焼いたピッツァを謳っているお店を試してください。一味違うはずです。

Esaurito(エザウリート) 2004-05-09
日常的にもよく使われる言葉ですが、ひとつにほ商品が売り切れたりサービスが予約で満員御礼になった場合に使われ、もう一つには人が「疲れ果てた」ということを表します。
形容詞的な使われ方ですので語尾が変化しますので注意しましょう。

Dente(デンテ) 2004-05-02
割と馴染みのある言葉でしょう。歯のことです。
アルデンテという表現は歯ごたえが良い、というイタリア人には譲れないパスタの触感を指します。
イタリア語の記述ではal denteです。

Codice(コーディチェ) 2004-04-25
最近は外国のATMを使って現地通貨を引き出して、日本の自分の銀行口座から決済する仕組みも一般化しつつあります。その際の暗証番号にあたる言葉がこのcodiceです。

Bicchiere(ビッキエーレ) 2004-04-18
グラス、コップを指す言葉です。Barで水やビールなどを注文するときの単位、
レストランでもグラスワインを頼みたいときにはこの言葉は必須になりますね。

Adesso(アデッソ) 2004-04-11
今から、今すぐ、今のところという時を示す言葉です。
意味合いは使われる時制、状況によって変わっていきます。非常によく使われる単語です。

Zio(ツィーオ) zia(ツィーア) 2004-04-03
おじさん、おばさんを指す言葉です。
日本語の感覚で知らない人を「おじさん!」と呼ぶときは、このzioよりもsignoreを使った方が無難かもしれません。

Vivace(ヴィヴァーチェ) 2004-03-29
元気がある、活気があるという意味合いの形容詞です。
音楽用語でも使われていますね。命、生命力にあふれているというところから来た言葉なのでしょう。
命vita、生きるvivereなど全て同じ出所のようです。

Uomo(ウオーモ) 2004-03-20
男性/女性というときの男性を指す言葉です。また一般的に人間、人類もこの言葉で表現します。
複数形や変意名詞が不規則の形になりますので辞書でチェックしてくださいね。

Torre(トッレTorre) 2004-03-13
塔、タワーです。一番おなじみなのはピサの斜塔でしょう。
La Torre Pendente 文字通りに「傾いている」塔という言い方です。
中世からの町には塔が町の重要な景観になっているところが多くありますね。上まで登れるものも多いのですが、かなり疲れることは覚悟して登る必要があるでしょう。

Saluto(サルート) 2004-03-08
挨拶を指す言葉です。
日本人の感覚では挨拶というと別れのときより出会いのときの方を強く意識しがちですが、イタリア語では別れる間合いにSalutoという言葉を持ち出して相手に自分が立ち去る意向を示すことが多くあります。

Roba(ローバ) 2004-02-29
物や物品を指す言葉です。そういう意味合いではcosaという言葉にも置き換えが出来ます。
Robaという単語は基本的には単数形で使うことが多いようです。
具体的にイメージが複数であることを示したいときは別ですが、普段は集合的にとらえられるようです

Quasi(クワーズィ/クワースィ) 2004-02-22
ほとんど、ほぼ、という意味合いで使います。
Circa(約)と異なり、その数量を超えていない状態を示しています。
この単語を繰り返してquasi quasi …「〜してしまおうかな。。。」というニュアンス表現にも使えます。

Prezzo(プレッツォ) 2004-02-15
値段、価格のことですが、もともとは物の価値を表現する言葉だったのでしょう。
ここから派生しているapprezzare(価格を決める→評価する)、disprezzare(価値を認めない→見下げる、軽視する)という単語からもこの言葉の概念が読み取れます。

Orario(オラーリオ) 2004-02-07
時間表、時間割、時刻表を指します。
イタリアで電車に乗るときには、このorarioをしっかり事前にチェックをしておく必要がありそうです。
平日のみの運行だったり、期間限定だったり、さまざまな注意事項が、本当に片隅に隠されたように書いてあったりしますから。

Naturale(ナトゥラーレ) 2004-02-01
自然を指すnaturaの形容詞として使われます。
お馴染みなのはミネラルウォーター。
イタリアではお水を頼むと必ずガスの入ったものか、普通のお水、すなわちnaturaleかどうかが尋ねられます。

Mancia(マンチャ) 2004-01-25
チップを指す言葉です。日本には無い習慣なので、どんな時に、いくら、どうやって、どんなタイミングで、と悩まされる人も多いようですが、ちょうど「心付け」のような気分で、気持ちのこもったサービスをしてもらったときにお礼の気持ちでコーヒー1〜2杯分を渡せばよいのではないかと思っています。

Lepre(レープレ) 2004-01-18
うさぎのことですが、イタリアでは野うさぎと飼育ウサギと区別をしています。
飼育ウサギはconiglioと呼ばれます。イタリアではどちらもよく食用にされていて、好物にしている人も多いようです。

Invito(インヴィート) 2004-01-10
お誘い、招待を意味する名詞で、招待状をも指したりもします。親しくなると誘う、誘われるという関係になってきますが、イタリア社会では誘いを断るときには必ず理由をつけるというのが暗黙の常識になっているようです。
ただ、「欠席します」、「結構です」、という言葉にさらに、「用事がある」、「体調が優れない」と一言付け加えるのが相手に対する配慮のようです。

Gusto(グスト) 2003-12-31
食べ物の味わい、風味を示す言葉ですが、それが象徴的な意味合いを含んで、趣味のよさ、美的感覚を指したりもします。
イタリア料理の中にたぶんに芸術的な要素を感じることと、こんな言葉一つの意味合いの多面性と無関係ではないような気がします。

Firma(フィールマ) 2003-12-26
サインのことですが、欧米人にとってはサインは日本人の押印と同じ意味合いを持つ、本人の法的自己証明、承認を意味しますので、有名人にお願いするときのサインは別の言葉を使います。
印章と同じ意味合いのものですから基本的には真似され難いものになっています。日本人は日本語でサインしたほうが良いかもしれません。

Eta’(エター) 2003-12-21
年齢を示す言葉です。
最後の母音aの上にあるアクセント記号(本来は右下がり)は綴りの一部と考えて必ず表記しなければなりません。
アクセントは最後のアの音にありますので、“エータ”というよりは“エター”という感じに聞こえるはずです。
実際は音が長い短いの違いではなく音を打つ拍がどこにあるかということなのですが、可能であれば音声で確認して覚えてください。

Diretto(ディレット) 2003-12-14
電車の名称としては「直通」「準急」と訳され、ひょっとして早い電車のイメージを持たれる方もあるかもしれませんが、むしろ内容的には「鈍行」に近いのかもしれません。
駅の時刻表には停車駅と到着時間も記されています。あらかじめ見ておくと参考になります。

Coperto(コペールト) 2003-12-07
動詞coprire(覆う)の過去分詞として目にすることが一番多いのですが、レストランでのテーブルチャージをも指します。
このチャージには通常、パンやグリッシーニが含まれています。メニューの中にこのチャージの値段が記されています。

Burro(ブーロ) 2003-12-01
英語のバターからはなかなか想像がつきにくい言葉です。
乳製品の使用量はきっと日本よりは多いのでしょうが、料理に南はオリーブオイル、北のほうはバターと区分ができるようです。
朝食以外の食事のとき、パンに直接にバターを塗って食べる習慣はあまり無いようです。

Angolo(アンゴロ) 2003-11-24
部屋などの隅、通りの街角を示す言葉です。英語で言うならばコーナーになりますね。
イタリアの町は入り組んで迷路のようになっているところも多いですが、自分のいる位置を知りたいときには このangoloに行って通りの名前を確認すると良いでしょう。
どんな小さな通りにも名前が付いています。二つの通りの交わったところが角ですからね。

Vedi?(ヴェーディ) / Vede?(ヴェーデ) 2003-11-16
見るという動詞ですが、英語のseeと同じように、分かる、理解すると意味合いでも良く使います。
もちろん、見える?という場合もあります。基本の単語というのは実に多くの意味合いを含んでいるものです。

Ultimo(ウールティモ) 2003-11-10
最初の、一番目の「primo」に対峙する“最後の”“最終の”を示す言葉です。
状況によっては“最新の”という解釈をあてます。アクセントは一番前にあります。
日本語に対応する言葉で覚えるよりもイタリア人が使うニュアンスで覚えていったほうが(文脈の中での使い方)正確に意味を取れるようになると思います。

Taglia(ターリア) 2003-11-03
洋服などのサイズのことを示す言葉です。
イタリアのサイズも知っておくと買い物のときに役立つかもしれません。お店は基本的に対面商売ですのでサイズのやり取りは不可欠ですね。
勝手に商品に触ることはイタリアでは歓迎されません。

sogno(ソーニュオ) 2003-10-26
夢のことですが、日本語で使うときと同じで、寝ているときに実際に見る夢と、憧れ、願望の意味の夢と両方に使います。
同様に動詞で「夢を見る」「あこがれる」はsognareでやはり両方の意味を持っています。

ragazzo(ラガッツォ) 2003-10-19
若い男の人を指すことばで、「青年」といったところでしょうか。
ただ中年、年配の人同士がお互いをragazzoと呼び合っているのをよく耳にしますので、たぶんに若さは相対的なものなのでしょう。
所有形がついて、「誰々のragazzo」という場合は、恋人、彼氏を指していますので、区別には気をつけましょうね。

Qualsiasi(クアルスィーアスィ) 2003-10-12
あまりこだわりのない人、成り行き任せが好きな人には使う頻度が多くなるのでしょうか。
「どんな〜(でも)」「いかなる〜(でも)」という形容詞です。
ただ“適度な自己主張”をもしないということは個性のなさ、人間味の無さととられかねないので、イタリアに行ったときは堂々と。。。が好き」「。。。が望ましい」と表現したほうが良いかもしれません。人格の上品さは言葉の表現の巧みさで表すようです。

pausa(パーウザ) 2003-10-05
音楽などの休止、文章での段落などの区切り、作業からの小休止もこの言葉で表現します。
良い音楽には、適った休止が、良い仕事にも適度な休止が必要なのでしょうね。

Oro(オーロ) 2003-09-30
金属の金(きん)です。洋の東西を問わず、そしていかなる時代にもこれは人の心を魅了して、金銭や富を象徴したようです。
古代ローマが力をもつ前にイタリアに先住、文明を誇っていたエトルリア人も金の装飾品の見事な技術を持っていました。同じ金でもdoratoと示されているものは金のメッキですので区別してください。

negozio(ネゴーツィオ) 2003-09-22
商店、お店を指す言葉です。どちらかといえば、個人規模の、小型のお店のことで、
大型の商店にはmagazzino(マガッズィーノ)を使うようです。
英語のマガジン(雑誌)とは関係ありませんので、ご注意を。

Mezzo(メッツォ/メッゾ) 2003-09-16
よく使われるのが「半分」という意味でです。
分量の半分、時間の半分、などと覚えると使える状況は多いことでしょう。その他としては乗り物などの移動手段を指すこともあります。
基本的な単語ほどカバーしている意味合いが多いですよね。

Ladro(ラードゥロ) 2003-09-08
泥棒です。万が一被害にあって「泥棒だ!」と叫ぶときには「Al ladro!」と前置詞付で表現します。
きっと親切なイタリア人が助けてくれることでしょうが、できればこんな目にはあわないように予防に心がけたほうがよさそうです。

Indirizzo(インディリッゾ) 2003-08-31
住所のことです。メールアドレスなどにもこの言葉を使います。覚えておくと出会いからの長い交流のきっかけになってくれるかも。

guai(グアーイ) 2003-08-26
元はguaio(災難、厄介ごと)と関連のある言葉かもしれませんが、単独で「ただではおかないぞ!承知しないぞ!」と脅しや、警告に使われる言葉です。
できればこのような言葉は冗談でなければ、使ったり使われたりが無いようにしたいものですね。

faticoso(ファティコーゾ) 2003-08-19
困難な、骨の折れる、事柄などを指す形容詞です。
名詞形はfaticaで「苦労、疲れ」を意味します。
語尾に?osoがついて「〜の多い」という意味合いの形容詞ができています。

euro(エウロ) 2003-08-10
イタリア語ではユーロではなくエウロと発音します。
複数形も同じでeuriにはなりません。
その下の単位はcentesimo(チェンテーズィモ)で
これは複数形がcentesimiとなります。

dolce(ドルチェ) 2003-08-04
形容詞としては「甘い」、人間に使えば「柔和で優しい」という意味合いに、日本語で言うような「甘い人間」というような否定的なニュアンスはありません。
イタリア人が大好きな甘いお菓子もdolceと言います。

colazione(コラツィオーネ) 2003-07-28
一日の最初の食事を指します。 一般的には朝食なのですが、イタリア人の生活スタイルの変革により、昼の食事を指す場合もあります。
そこで区別するために朝の食事を prima colazione(直訳すると、一番目の朝食?) と読んだりもします。
通常イタリア人の朝は、コーヒーだけ、あるいはビスケット、菓子パンとの組み合わせのようです。

binario(ビナーリオ) 2003-07-20
鉄道の線路、駅のホーム番号を指す言葉です。
電車での旅行では必需の単語かもしれません。
電車を待っていると突如として入線するホームが変更になったりします。
乗り場を尋ねるときは、完全な聞き方にはなりませんが、
quale binario(クアーレ ビナーリオ/ どのホーム)?という言葉だけでも知っておくといいでしょう。

zanzara(ザンザーラ) 2003-07-13
音にも敏感なイタリア語らしい、音感の生きた言葉のような気がします。この季節、
うっとうしい「蚊」ですが、ブンブン付きまとう感じが表現されていませんか?

ancora(アンコーラ) 2003-07-07
登場度数も多く、また他の言葉との組み合わせで基本的な概念を表現します。
「まだ。。。」「いまだに。。。」「もう一度」などなどです。
否定文になると「まだ。。。していない」「これまでに。。。。したことがない」などとなります。
会話文の中での例文を参考にして使い方を見て、マスターしておくべき言葉でしょう。

zero(ゼーロ) 2003-06-29
数字のゼロです。電話番号を伝えたり聞いたりする時には良く出てきます。
発音する時には最初の音節「ze」にアクセントをもってくるようにするとイタリア語らしく聞こえます。
日本語式の読み方ではどうしても平坦になって「らしく」聞こえませんし、通じにくくなります。

Vuoto(ヴオート) 2003-06-22
「からっぽ、中身が無い」を指す言葉でpieno(ピエーノ)「いっぱいの」の反対の言葉です。
レストランで取り皿を頼みたい時はこの単語ではなく、「汚れていない、綺麗な」の意味の
pulitoを使ってpiatto pulitoと言うほうがよく通じます。

Uguale(ウグアーレ) 2003-06-16
複数のものを比べて、等しい、同じ、ということを言う時に使う言葉です。
数式の「=」記号もこの単語で読んだりします。
ちなみに2+3=5は 
due piu’ tre’ e’ uguale a cinque となります。

tirare(ティラーレ) 2003-06-08
ドアの押す、引くでの「引く」にあたる言葉です。
かって一世風靡したイタリアのデザート、ティラミスのテイラの部分はこの言葉が変化したもので、意味合いは「私を引っ張り上げて、勇気付けて、なぐさめて!」です。
ちなみにドアの「押す」はspingere(スピンジェレ)です。

settimana(セッティマーナ) 2003-06-01
朝(mattina)が七回(sette)来て一週間。そんなところからこの言葉が出来たようです。
日常会話では使用頻度も重要性も高い言葉です。

riposo(リポーゾ) 2003-05-26
休息、休憩を示す言葉です。イタリア人は怠け者などというイメージが勝手に広まっていますが、それは一面、働くことと休むことの両方の必要性を捉え切れていない今の日本人に欠けている考えから来ているかもしれません。
働く=善、休む=悪、では決してないはずですよね。それぞれの効用をうまく活かせるのが生き方の芸術でしょうか?
buon riposo!(よい休息を!)という言葉はこの考え方に裏打ちされた表現なのでしょう。

Quale(クアーレ) 2003-05-20
「どれ?」という疑問に使える言葉です。名詞と組み合わせれば「どの〜?」になります。
quale trenoで「どの電車?」という具合です。
“ク”の発音には注意しましょう、できるだけ口を丸めて突き出して音を出してくださいね。

pieno(ピエーノ) 2003-05-11
「満ちている」「いっぱいの」という形容詞です。自分のお腹がいっぱいというのにも使えます。
レストランでの食事は、本当は残さないほうが良いのですが、どうしても無理な時はこの言葉を使ってみましょうか、
女性の人はpiena(ピエーナ)と女性形でいうのを忘れずに。

ormai(オルマーイ) 2003-05-03
「すでに」「もう」「今となっては」を示す言葉です。
遅いのtardi(タールディ)と組み合わせれば ormai tardi、もう遅い、というようになります。

nulla(ヌッラ) 2003-04-26
niente(ニェンテ)と同様に、「何も無い」を意味します。
形容詞を添えるときは前置詞のdiと、動詞をつけるときにはdaを使います。
nulla di speciale 特別なものは何も(無い)
nulla da mangiare 何も食べるものは(無い)、のようにです。

mese(メーセ、メーゼ) 2003-04-20
空に浮かぶ月はluna(ルーナ)ですが、暦の月はmeseと言います。
今月、先月、来月、何ヶ月というときには全てこの単語を使って表現します。
1年の、12の月の名称もスムーズな会話のためには覚えておきたいものです。

letto(レット) 2003-04-14
寝る時のベッドを指す単語で、そして動詞「読む」leggere(レッジェレ)の
過去分詞も同じ形です。ホテルの部屋でツイン、トリプルルームを言いたいときには
 2 letti、3 letti(lettiはlettoの複数形)と言えば理解してもらえることでしょう。

Impiegato(インピエガート) 2003-04-06
会社員を指す言葉ですが、主に事務系の人を表していて、
女性のOLは impiegata(インピエガータ)といいます。
工場などで製造に携わる人は operaio(オペライオ)operaia(オペライア)と区別します。

Goloso(ゴローゾ) 2003-04-02
喉を指す言葉,golaから派生した言葉でしょう。
語尾の-osoは「〜が多い」ということを示します。
喉が多いということは?ここでは喉を通り過ぎる行動と考えれば、「よく食べる」という意味合いができてきます。
「〜に目が無い」とか「食べることが好きな人」などを示します。
ちょっと注意する点は、決してマイナスのイメージだけを持った言葉ではないので、日本語の「食いしん坊」とは多少捕らえ方が違うということですね。

Finito(フィニート) 2003-03-23
終わる、終わらせる、という動詞finireの過去分詞です。
物や状態を修飾する形容詞のような働きをして、「(営業、販売などが)終わった」「(在庫などが)切れた」ということを示します。

edicola(エディーコラ) 2003-03-17
よく道端に見かけるキオスクのようなお店で、主として新聞、雑誌などの定期刊行物を扱っています。
バス停の側であればバスの切符なども売っていたりします。
イタリアでは書籍は本屋、新聞、雑誌はedicolaと通常販売店が区別されています。

difficile(ディッフィーチレ) 2003-03-11
「難しい」という意味です、英語の単語とよく似てますがアクセントの位置が違いますので気をつけてくださいね。
発音以上にアクセントというものは大事だったりします。
イタリア語では発音は割りと簡単でも、アクセントがかなり気まぐれで覚えるのがdifficileですね。

comunque(コムンクエ) 2003-03-03
「とにかく」「どんな風であっても」「どんな場合でも」という意味合いで会話の端々に登場します。
こういう言葉は状況設定してある会話の中で、例文を参照するとニュアンスが掴みやすいと思います。


biglietto(ビリエット) 2003-02-19
「(電車などの)切符」「(クリスマスなどの)カード」「名刺」などを指し、使われる頻度の高い言葉です。
gliは「グリ」とは発音せず、「リ」に近い音になります。
思い切り口を横に広げて、舌を上の歯茎につけて発音します。


amore(アモーレ) 2003-02-16
「愛」を示す言葉ですが、恋人や、愛する家族に対して「ねえ」というような感覚で呼び時に使うことが多いです。
「私の」というmioをつけてamore mio(私の大事な人)という言い方も良くします。
ちなみに愛人というニュアンスの言葉はamanteになります。


 
zuppa(ヅッパ) 2003-02-08
スープを意味する言葉です。パスタ類はコースの中ではスープの役割をしています。
イタリア人でスープ嫌いの人は結構多いです。
美味しいデザートでzuppa in glese(直訳で英国スープ)はスープではなくケーキです。


verso(ヴェールソ) 2003-02-02
時や方向をさすときに良く使われる言葉です。
〜頃にというときに、 “verso” 女性の複数定冠詞“le”と 数字を組み合わせて表現します。
“verso le due”で、2時頃にということになります。
また方向をさして、〜の方面にという意味でも頻繁に使われます。


utile(ウーティレ) 2003-01-25
有効、役立つという言葉です。物を指して言うこともできますし、事柄、行動を指していうこともできます。
みなさんにとってこのコーナーを見ていただくことが
mol to utile(モルト ウーティレ / とても役立つ)であることを祈ります !


tardi(タールディ) 2003-01-21
時間的に早い、遅いの「遅く」という意味の副詞です。
この言葉にpiu‘をつけると、“より遅く”ではなく 「のちほど」という意味になりますので注意。
さらにaを付けて a piu‘ tardi で「また後で!」「近いうちにね!」という別れの挨拶にもなります。

sicuro(スィクーロ) 2003-01-13
色々な意味合いで使われ、また頻度も高い言葉です。
物や場所に使われて「安全、確かな、間違いの無い」ということを示し、
人がsicuroだということで、〜に確信をもっている、ということにもなります。
文脈の読み取りが必要ですね。
会話で単体でも使われ「それで良いの?間違いない?」という確認の問いかけにもなります。

anno(アンノ) 2002-12-31
一年という「年」を表す言葉です。
自分の年齢をいうのにho(数字)anni と言 います。
直訳的には、私は(数字)年を持っていますという言い方です。
新年を迎えるにあたっての挨拶でよい年を、というbuon anno(ブオナン ノ)という言葉があります。
皆さま、Buon anno!

regalo(レガーロ) 2002-12-23
もうすぐクリスマスです。
クリスマスの朝のためにツリーの下にプレゼントを置いておきます。
これは贈り物、プレゼントという言葉です。
イタリアではお店であまり贈物用の梱包というものはしない傾向があります。それでも贈り物といえば気の利いたリボンぐらいはつけてくれるかもしれません。

quarto(クアールト) 2002-12-15
数字の4のquattro(クアットロ)に対して4番目のという序数詞です。
不定冠詞を付けて、4分の1という意味でも良く使われます。
ワインがグラスでは物足りないけど小ボトルでも多いというときはクアルトで頼んでみましょう。

pasto(パスト) 2002-12-09
pasta(パスタ)と似ていますが、この言葉は食事を指します。
食事時間という意味合いで他の言葉と組み合わせてよく使われるます。
「食事時間に電話ください」のように。日本では食事時間の電話は避けるべきものと考えられるのですが、イタリアではむしろ必ず家に居る時間として考えられているようです。
文化の違いを感じる表現です。

ordine(オールディネ) 2002-11-29
秩序、整頓、という意味と、レストランなどでの「注文」も指します。
反対の言葉は 頭にdis−を付けてdisordine(無秩序)です。
日本人から見るとイタリアはあたかもdisordineの国のようにも
見えますが、突き詰めていくと相反する物は通じるということで、
日本とイタリアのどちらがordinato(形容詞で、秩序の取れた)かは
判断が難しいですね。
ルチアーノ・クレシェンツォの書いたordine&disordineという
エッセイ集がとても面白く感じました。

numero(ヌーメロ) 2002-11-24
数字、番号を指す言葉で、英語のnumber にあたります。
電話番号、番地、(靴の)サイズ、部屋の号数、などと使われる回数が多いことでしょう。
アクセントの位置に気をつけてくださいね。

meglio(メーリオ) 2002-11-18
bene(うまく、良く)、buono(良い)の比較級の形です。
「より良く」と言う意味合いになります。
イタリア語の比較級は定冠詞を伴うと最上級になりますので、
その場合は「最高の、最善の」という意味に転じます。

li'(リー) 、la'(ラー) 2002-11-10
離れた場所を指し、qui、quaと対をなす言葉と考えてよいでしょう。
道を尋ねたりするときに、説明の中に頻繁に出てくること間違いないでしょう。
書くときにはアクセント記号を伴います。

ingresso(イングレッソ) 2002-11-02
建物の入り口を示す場合と、入場料を指す場合とあります。
よく見かける表示が in gresso libero ですが、入場無料ということですが、お店でもこう書かれていることが多く、この場合は「どうぞ(ご自由に)お入りください」「いらっ しゃいませ」ぐらいの感覚なのでしょうね。

guasto(グアスト) 2002-10-27
イタリアは科学技術では先進国です。
日本人のイメージとは合わないのかもしれませんが、かのガリレオ、ダビンチを生んだ国です。
でも耐久性、修理、メンテという点では、日本人の許容範囲のレベルではないようです。あまりイタリア人に仕事に対するロマンを感じさせないからでしょうか?いたるところで壊れた(動かない)自販機、電話機などがあります。
この「故障」の言葉を見かけたら、仕方ないですね。諦 めて別の手立てを考えましょう。
でも中には、知る人ぞ知る「奥の手」を使うと動いたりもするんので、驚きです。

fila(フィーラ) 2002-10-18
人が並ぶときの列を指したり、劇場での横の列を示す言葉です。
イタリアでは並ばされることが多く(切符売り場、銀行、郵便局、など)、慣れてしまっているのでしょうか?
いらいらした様子でもおとなしく並んでいるのを見るのは、気ままなイタリア人にしては不思議な気もします。
まれに横入りする人もいますが、日本人よりはずっと模範的だと思います。

economico(エコノーミコ) 2002-10-11
経済という言葉の形容詞「経済の」がもとになっていますが、日本語でも「経済的」というと、安い、価格の低いことを意味するのと同様、「安い」という意味合いでもよく使われます。「安物の」というような否定的なニュアンスが無いので、買い物のときの無難な表現として使えます。もっと安いもの、と伝えたい時は頭にpiu‘(ピュー)を付けて、piu’ economicoとします。

dove(ドヴェ) 2002-10-04
場所を尋ねる「どこ?どこで?どこへ?」という意味で一番良く使われる言葉です。質問と同時に位置を示す言葉、数字などのマスターしておけば、イタリアで迷子になっても怖くない(?)かな。。。

contento(コンテント) 2002-09-28
満足していることを指す形容詞として使われます。自分が満足しているとき、男性はcontento、女性はcontentaと言いましょうね。「内容」という意味の言葉は別の単語を使いますので注意を。

bagno(バーニョ) 2002-09-21
もともとは水にぬれることを意味するのでしょう、入浴、水浴び(海水浴、川遊び)をしめしますが、派生してバスルームもこの言葉で表現します。イタリアの部屋の作りでは基本的にトイレとお風呂(シャワー)が同じ部屋になっています。ですからホテルやレストランなどでトイレを聞くときにはこのbagnoの言葉で尋ねることが可能です。

attimo(アッティモ) 2002-09-14
瞬間、一瞬の時を示す言葉で、不定冠詞のunとともによく使われて、「ちょっと(待ってください)!」という日常表現で頻繁に耳にします。unと音がくっついて「ウナッティモ」と聞こえますので、慣れないと分かりにくいですね。

zucchero(ズッケロ) 2002-09-06
お砂糖のことです。発音はズッケロでもツッケロでも大丈夫だと思います。
この言葉を芸名にしている歌手がいます。決して甘くて優しい歌を歌っているわけではありませんが、砂糖と同様に常に人気があるようで、ラジオでも頻繁に彼の曲が流れています。

urgente(ウルジェンテ) 2002-08-30
多分、せっかちな人の割合の多い日本人、それが旅行中ともなるとなおさら急を要する事態にもなりかねないですね。この「緊急の」「急ぎの」という言葉は使いでがあるかも知れませんが、乱発は避けましょうね。

troppo(トゥロッポ) 2002-08-23
〜過ぎる、あまりにも〜だ。ということを表すのに使います。過ぎたるは及ばざるの考えと同じく、マイナス的な評価、感情と使われることが多いようです。

simpatico(スィンパーティコ) 2002-08-18
人を形容して、感じが良い、気さくな、楽しい人をあらわします。この言葉にもかなりの共感、人に対するプラスの評価を含んでいます。

resto(レスト) 2002-08-09
英語のrest(休む)を連想すると、ちょっと間違えます。意味としては「残り」「おつり」を指します。よくお釣りをごまかされるという話がありますが、
イタリア人にはそんなに悪い人は多くないと僕は思います。ただ計算が苦手な人が多いのは事実、意図せずにrestoを(時には多めに)間違えることも。