JR飯田線 小和田駅

A 2008年1月1日 元日
東北鉄道旅の終盤に途中下車しました。
数年ぶりに訪れたら、片側の線路がはがされ、構内に無骨な鉄パイプ製の柵ができて風情を損なっていてガックリ・・・
でもはじめて駅から近くの民家まで歩いていき、生活物資運搬のためのロープウェイや民家の中から聞こえる物音をきいて感激しました。



@2003年8月8日
電車旅で一泊させてもらいました。
駅は山の斜面の途中にあり、周囲になにもない。人ひとりいない。
前は大きな川、後ろは崖、左右はトンネルで、駅に通じる道は荒れた獣道だけ。
獣道を20分ほど歩いたところに一軒だけ家があるらしく、駅に着いたらそこのおじいさんがいました。なんでも、生活物資は川の対岸からロープウェイで運んでるそうです。すごい。

一泊した翌朝、外は大雨。始発で出発しようと思ったら、電車がこない。昼まで待ったが、まったく電車がこない。駅に閉じ込められてしまった。
携帯が圏外で公衆電話はテレカ専用だがテレカを持ってなかったので、どういう状況なのか聞こうにも、外部に連絡が取れない。
で、業務用の鉄道電話を使わせてもらいました。JR外部には繋がらなかったので、豊橋車掌区にかけて聞いたら、大雨による土砂崩れで架線が切れて電車は不通だと。
仕方なく、線路を5キロほど歩いてひとつ南の大嵐駅まで行き、そこから地元の人の車に同乗させてもらって脱出しました。
廃線ではない、現役の線路を歩いたのは初めてで、しかも小和田→大嵐間はトンネルと鉄橋しかなく、ドキドキものでした。






夜の小和田駅(2003年)


駅舎内


2008年の駅構内


少し降りたところにある愛の椅子から駅を見上げる


集落への道


駅から20分ほど歩いたところにある最寄りの民家




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