JR宗谷本線 安牛駅


2005年9月19日、鉄道旅で隣の雄信内駅で途中下車して、折り畳み自転車で来ました。
この駅、すごく寂しい雰囲気で好きです。

雄信内から自転車をこいでズボンが蒸れてたので、人の姿は見えないしでズボンを脱いで駅前に広げて乾かしてたんですが、
ズボンはいて列車に乗ったら、ふくらはぎに何か冷たい物があたる。虫でも中に入ったかなと裾を広げてはたいたら、
ズボンの中から体長15センチくらいの蛇がポロッと出てきて「ゲッ!」と仰天!
列車の床でのたくってたので、あわてて窓から外に放り投げました。(蛇ゴメン。大丈夫だったかな?)
安牛で衣服を脱いで放置したおりには、くれぐれも中に入った蛇にお気をつけください・・・



駅ノートなかったので持って来たノートを置いてきました。駅とあんまり関係ないつまらん絵です。
隣の雄信内でのんびりしすぎて時間なかったので、時間のかからん構図で急いで描いたんですが
ここまで描いたところで列車が来てしまって、慌てて写真撮って駅舎内にノート放り込んで乗り込みました。
てことで描きかけです。ノートに文章すら書けなかったのが悔やまれる・・この駅好きだからいろいろ想いを綴りたかったのに。


塗装がひび割れてぼろぼろ。錆びも進行していた。


ホームは荒れては無いが、なぜか寂しさを感じさせる・・


駅舎内。駅備え付けのもの以外に何も無い。
全く利用されてないみたいで、入り口には蜘蛛の巣が張り、椅子の上は虫の死骸でいっぱいだった。


中央にあるのが駅。周りに3軒だけ民家があるが、うち2軒は廃屋で、1軒にだけ人が住む。

この駅の寂しいところは、他の秘境駅だと駅の近くには何も無くてもちょっと先には交通量のある道があったり小集落があったり、
もしくは周りが山や谷といった起伏に富んだ土地で先が見渡せなかったりするんだけど、
この駅の周囲は見渡す限りずーっと原野が続いてて、本当にこの3軒の民家以外には人がいない。しかもそのうち2軒が廃屋という・・
バイクや車で来るとこの駅の寂しさを実感させられる。



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