ビデオカード(RTX4080)の裏面にヒートシンクとファンを追加して放熱・冷却を強化する

2025/6/1

画像生成を試してみようとRTX3060の中古を買って試してみたら楽しすぎてハマって、速度を求めてZotac 4080 trinityを中古で買ったら
GPU温度80度、hotspot温度100度に達してサーマルスロットリングが発動する。
いちどバラしてGPUチップとヒートシンク間のグリスを塗り直し、メモリとヒートシンク間のサーマルパッドを高熱伝導率の新しいものに交換したが、あまり温度が下がらない。
(GPUロード100%ならhotspot80度台に収まるのだが、120%くらいのオーバークロックモードになるとダメでGPUロード率がガクッと下がる)

冷却を強化するため、カード裏のバックプレートとサーマルパッドを外し、GPUチップ・GDDRメモリ・電源チップ(コイル?)の裏側に高熱伝導率3mm厚サーマルパッドを付け、そこに小型のヒートシンクをグリグリ押し付け放熱を強化した。
(裏返しても落ちないくらいには固定されてる)


さらに、カードのクーリングファンへの4本のケーブルをいったん切断して芯を露出させ、そこにPC用ファンの延長ケーブルをハンダ付けした。
これに120mm高速ファン付け追加ヒートシンクの先に置くことでカードの裏側に風をあてて冷却する。
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画像生成中にヒートシンクを触るとヤケドはしないけど触れ続けられないくらいには熱くなってるので、そこそこ効果は出てるはず。
オーバークロックモードになると稀に100度に達するが、サーマルスロットリングは発動せず高ロード率を保つようになった。



気温30度の沖縄の春でこの状況なので、夏にエアコンかけてない状態だとまたサーマルスロットリング発動するかもしれない。
これがあるので、次に購入した5080は放熱性能を重視し、3.8スロット占有の巨大ヒートシンクを備えたMSI RTX5080 SUPRIM SOCにした。(新品転売購入)
さすが良く冷えて、気温30度の長時間100%駆動でGPU/メモリとも70度台に収まってる。これなら夏も安心。

4080は手を加えて売りづらいので5080と2枚刺しにして並列で生成させることにした。