秋月電子の3200円鉛蓄電池WP12-12をVTR1000Fで使う


VTR1000Fを中古で買って乗ってますが、3年目(2004年)に純正バッテリーYTX12-BSが死亡しました。(レギュレターは1年目で対策品に交換済)
貧乏学生だったので、ヤフオクで聞いたことのないブランドの中国製の格安互換バッテリーTTX12-BSというものを買いました。
これがたった11ヶ月で死亡してしまいました。使い方はYTX-12の時と同じだったのに・・・
ダメバッテリーだったのか、たまたま外れの個体だったのか、買ってから自分で液を入れるタイプだったのでそこで何か失敗したのか・・・
2005年12月、新たにつけたこの秋月のバッテリーも数ヶ月で死亡しました。どうもバッテリーが悪いのではなく、バイクの充放電系統に異常があるようです。
てことで、バッテリーには罪がないことがわかりました。TTX12-BSのメーカー様には深くお詫びもうしあげまする。


新しいのを買うわけだが、もう怪しいバッテリーはやめとこうと思うものの、ユアサやデルコは信頼性はあるが高い。
てことで、以前どこかでバイクで使ってる人がいると聞いたことがある、秋月電子の格安バッテリーをなんとか使うべくチャレンジしてみることにしました。

種類はいろいろありますが、サイズと容量から、12V12AhのWP12-12を選びました。
http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?c=pb&s=popularity&p=1&r=1&page=#B-00066

TTX-12(左)と秋月WP12-12(右)の比較。


問題点@
純正バッテリよりも奥行きがあるので、バイクに入らない・・・
●解決策→WP12-12の高さは純正バッテリーの奥行きよりも低いので、前に倒せば入る。


問題点A
端子の形状がちがってて、VTR1000Fのバッテリーケーブルがとりつけられない。
さらに端子の位置も違うので、VTR1000Fのバッテリーケーブルでは片方(マイナス側)が届かない・・・
●解決策→WP12-12の端子に、丸型端子付きの自作ケーブルを半田付けする。

100円ショップの家庭用コンセント延長ケーブルを15cmくらいに切って、カーショップの丸型端子(バッテリー端子のネジの太さよりより穴が大きなもの)を半田付け。それをバッテリー端子にハンダ付けして、ホットメルト(グリューガン)でカバー。

完成
ハイ、問題なく収まりました。

それから半年経ちましたが、問題はありません。セルの回りなんか、以前より力強くなったような気が。
秋月電子のバッテリーなので品質は良いのではないかと期待してます。
構造的にはバイク用のバッテリーとほぼ同じはずなので、バイクに積むことによる不具合もないのではないかと。