AGM電動MP40のセレクターを外す&単三ニッケル水素電池仕様にする


AGM社製MP40はセミオート/フルオートのセレクターが左側面に付いている。またグリップの底にスイッチ式のセーフティーが付いている。実銃はフルオートのみ、ボルトをひっかけてセフティー代わりなのででそんなものない。ゲーム用に付け足してくれたんだろうけど、目障りなので外した。
分解してセレクターとスイッチを外して、100円ショップダイソーのエポキシパテで穴を埋めて、硬化したらヤスリで整形して、マジックで黒く塗っただけ・・・黒のプラに塗装でベークライトを表現してるのだが、セレクター跡は黒のみなのでちょっと違和感があるかにゃ。


電動ガンのバッテリーはセルが直列でパッケージされて7.2Vやら8.4Vになってるんだけど、直列で充電・放電を繰り返してるとセルのばらつきが段々と蓄積されて、使ってるうちに一番弱いセルが使用時には過放電・逆充電、充電時には充電不足になるし、1セル死んだだけでバッテリーパック全体が使えなくなるから好きじゃない。
各セルごとに個別充電して電圧管理したほうが長持ちするし、1セル死んでもそれだけ取り替えればいい。
それにポータブルストレージやデジカメ用に単3ニッ水が沢山家にあるので、それを電動ガンのバッテリーとして使うことにした。

材料・上から順に、
電池・単三eneloopを4本束ねたものを縦に2つ、計8本。ビール缶から切り出したアルミ板でくるんで取り外しできるタイラップで包む。
ネジ棒・M6のネジが切ってある鉄棒の片方にボルトを付け、さらに圧力用のバネ。
前後の端子・2mm厚の円盤状の鉄板(ホームセンターで買ったネジのワッシャー)にショート防止に薄いゴムを貼り付けて、その上にダイソーの銅板を電池端子として切り出して瞬着で接着。銅板にはケーブルをハンダ付けしてある。


隠れててみえないけど、片方のボルトは付け外ししやすいように蝶ネジにしてある。
ちょうどぴったりMP40のバッテリー収納部に収まる。
ノーマルのミニバッテリー7.2V1200mAhから、8.4V2000mAhになった。発射サイクルはかなり早くなる。
eneloopよりもGP社のニッケル水素電池2300mAhが持ち、パンチともかなりいい感じ。


メカボックス内部。ばらしてグリスアップしてやった。
東京マルイのと同じ・・・コピーっすな。ギヤや配線の品質もマルイ同等でよくできてる。
まんまコピーはいただけないけど、マルイがWW2ドイツ軍もの出してくれないからしょうがない。TOPのは蛇腹が耐久性糞だし・・

おまけ


マルシンのモーゼルM712改。
アウターバレルに塩ビパイプをかぶせてパテで固定、サイレンサーとして中にスポンジを入れてある。グリップはリボルバー用のラバーグリップ。グリップにあわせてパテでフレームを整形して黒板用塗料で塗装。
上部は削り落として20mmレールをつけてダットサイトを載せてある。念のためアイアンサイトもサイレンサー上につけた。フロントはM712用のものを移植、リヤは別銃用の上下左右に調整できるものをネジ止めしてある。


マルゼンのCA870。狙撃用。ちょうどいい鉄パイプがあったのでバレル先端にかぶせて瞬着で固定、内部にスポンジを入れてサイレンサーに。黒板用塗料で塗装。この塗料はイイ感じのツヤ消しで、塗膜がすっごい頑丈なのでお勧め。ゲームで酷使しても全然はがれない。
スコープは双眼鏡改造。対物レンズはニコンスポーツスター用のF20mmレンズ。対眼レンズは天体望遠鏡用のアイピース、焦点距離40mmのプローセルをばらして組み込んである。アイレリーフは30mm程度あるのでゴーグルをつけてちょうどいいくらい。倍率は約2.5倍。対物より対眼のほうが大きいレンズなので、双眼鏡を逆にしてある。
レクティルはアイピースとプリズムの間にワイヤーを十字に張ってある。レクティルは動かせないのでスコープ全体を動かして調整。ピントの調整もできないが、倍率が低いのとアイピースの焦点距離が長いことから、目のピント調節で5m〜無限遠まで対応できる。
プリズム式のため正立レンズを使ったライフルスコープよりも像質が良く、さらに望遠鏡用の質のいいアイピースを使ってるので視野が明るく広い。
夜戦にて、うん万円するライフルスコープを使ってる人から見せてと言われたので貸して見せたら、「すげえ!すっごく明るくて広い!俺にも作ってほしい。」と感激しておった。