集落、街
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オススメ度4・備瀬
・観光地化されているが、フクギ並木に囲まれた集落は雰囲気がある。夏やGWのハイシーズンは散策・自転車の観光客でいっぱいだが、オフシーズンなら静か。
集落の中の砂の道は車両通行禁止にはなっておらず地元の人も車で走ったりしてるが、観光客は歩くかレンタサイクルなのでバイクで入り込むのはちょっと勇気がいる。(原付スクーターやノーマルマフラー小中排気量MT車ならなんとか・・・) 距離は短いのでバイクを止めて歩いたらいい。
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オススメ度2・今泊
・備瀬に比べると小規模なフクギ並木だが、観光地化されてないのでオンシーズンでも人が少なく静か。集落の家々も赤がわらに石垣で赴きがある。
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オススメ度2・辺野古
・かつての米兵相手の歓楽街(クラブやスナック)跡の廃屋・民家が点在する。古い民家の外壁の派手なアメリカンペイントが色あせているのは、ここにしかない独特な景観。グラビアアイドルの写真集なんかで使われたりしてる。いつまで残ってるか不明なので早めに行っといたほうがいい。
ついでに辺野古ビーチに行くと、きれいなビーチのど真ん中に米軍のフェンスが走ってる沖縄独特の景色も見られる。
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オススメ度2・金武ゲート前
・米兵むけタコスの店が点在するので昼食がてら散策するのが良い。昔ながらの米兵向け歓楽街の雰囲気も少し残ってる。
真ん前のキャンプハンセンの米兵が歩いてることが多いので雰囲気がある。
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オススメ度1・北谷の美浜
・アメリカンビレッジはショッピングモールだがアメリカを意識した店が多く、本土のモールとは雰囲気が異なる。休日は私服の女子中高生が大勢いて、ビーチ近くでは米兵がナンパしたりしてる。
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オススメ度3・沖縄市(コザ)のミュージックタウン近辺
・特にゲート前の道は米兵向けのタトゥー(入れ墨)屋、怪しい日本土産屋、クラブ、洋服屋などの英語看板が立ち並び、夜になると腕にタトゥーいれた米兵がたくさん歩いてて、でも中には沖縄県民むけのてんぷら屋(上間てんぷらゴヤ市場店、おいしい)があったりして、ここでしかない雰囲気となる。すぐ隣のパークアベニューにあるチャーリータコスもおいしい(ツナがおすすめ)。
周辺は市街地だが、海中道路の帰りにでも。
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オススメ度2・田舎の集落
・北部の大きな道から外れた集落に入り込むと、赤瓦木造の家(再現ではなく、本当の昔から残ってる家)に琉球石灰岩の石垣が並び、主不在でも玄関や窓が開け放されてたりして、昔ながらの沖縄の景観がある。 うるさいバイクなら大通りに停めて歩いて行こう。観光地じゃないので遠慮がちにね。
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1.レンタルバイク
飛行機で来て沖縄でバイクをレンタルする。おそらく一般的。車種を選ばなければ本土に比べて相場は安い。
- モトフリークウィリー 那覇市との境目ギリギリ豊見城市内(ちなみに俺の家から近い)。那覇空港近くにレンタル専用の営業所有り。250cc(VTR250)が24hで7500円と少し高め。沖縄では珍しいバイク趣味人向けの大きなバイクショップであり最新のスポーツバイクや外車を多数そろえているので、車種にこだわりがあるならここ。ちなみに俺の愛車DL650(新型のほう)もあり24h9300円。
- サキハマ 那覇市内。250ccが24hで6180円。有名だけど評判はよくわからない。バイクのことをよく知らない人がとりあえず利用する感じ?スクーター中心でMT車も少しあるみたい。
- HV RENTALS 那覇市内。モノレール駅から近いので空港からのアクセスが良い。ほぼスクーターなので足として。
- 他にいろんなバイクショップが〜125ccまでの小排気量スクーター中心に安く(1日3〜5000円程度)でレンタルしている。とりあえずの足なら良いが、俺的にツーリングするならMT車がオススメなので詳しくは調べていない。
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2.バイク船+人飛行機
バイクは船で数日前に発送しておき(無人航送という)、人間は船の到着日に飛行機で沖縄入りしてバイクを港で受け取って走り出す。
自分のバイクで走りたい、でも船で移動する時間はないという人にオススメの方法。俺が沖縄から本土にツーリングに行くときはいつもこの方法でやってる。貨物扱いでバイクを送るって敷居が高いと思うかもしれないけど、一度やっちゃえば簡単。
船はフェリーだけでなく貨物専用船もある。貨物は出発地の現地港運会社が代理店となってることが多く、同じ航路でも方向によって値段や条件が異なるので注意。
手続きの流れ
- 1 フェリー会社、貨物船運行会社のホームページで運行日を確認する。運良くツーリング開始予定日に到着する便があれば良し、なければ開始日に一番近い到着便を確認。
- 2 電話をして「○○ccのオートバイを貨物として無人で××港から沖縄那覇港まで送りたい」と申し込む。するとたいてい「△△港運が代理店になっているのでそちらに問い合わせてほしい」と言われるので、連絡先を聞いてそちらに電話し、同じく申し込む。
- 3 運行日に空きがあるか聞き(バイクが積めないってことはまず無い)、予約する。出航○時間前までに預ければいいのか確認する。夜出航でも昼締切の場合もあるので遅れないように。
支払いは手続き時で良いという会社と、予約から○日後までに事前に振込みで済ませないといけない会社があるので確認。
- 4 忘れがちだが重要な点! 沖縄に到着してから港に行ける時間を相手に伝え、その時間にバイクを受け取れるか確認する。(早朝到着便の場合、昼には営業所が閉まることが多い)
もしツーリング開始日の到着便がなく、数日前に到着する便しかない場合、到着日から開始日まで港で預かっててもらえるか確認する。その場合に露天なのか倉庫内になるのかも確認する。(露天なら盗難・イタズラの心配があるのでやめたほうがいい)
預かりがダメな場合は便を後ろにずらして開始日も同日にずらすしかない。沖縄に知り合いがいれば引き取り頼んで家で預かっててもらう手もあるが・・
- 5 出発日にバイクに乗って出発港に行き手続きして預ける。(休日到着便だと平日出発になるので、職場に荷物山積みのツーリング仕様バイクで出勤して時間休とって港に行くことになるw)手続き時間は30分くらい見とけばいい。
パレットに載せてフォークリフトで積む場合と、港の係員が乗って自走で積む場合があり。後者の場合、バイク乗車の注意点があれば伝えておく。(カギを挿す位置が特殊だったり、カギを回しきるとパーキングランプが点いてバッテリーが上がるので注意とか・・・)
帰りの足がないのであらかじめタクシーを呼んでもらう。(港付近の道はたいていタクシーなど通らない)
- 6 船の到着日にライダージャケットを着てヘルメットを持って飛行機で沖縄入りし、港までタクシーで行き、引き取り手続きをして、バイクに乗って出発!
どこから船が出てるの?
- 東京航路 沖縄からの最長航路。片道68〜74時間。これよりも北と沖縄と結ぶ便は存在しない。
東京有明港からマルエーフェリーが月6往復でており、バイクのみ貨物扱いで載せられる。琉球海運が貨物専用船も運航しており、こちらも個人でバイクを載せられる。料金は異なるが、運行日が違うので時間に制限があるなら選択の余地はあまりない。
東京航路フェリーは人間と一緒にバイクを載せるときは「特殊手荷物」扱いになり1万7千円程度だが、バイクのみ貨物扱いで無人航送させると3万数千円と一気に高くなるため、俺は2回しか利用したことがない。(東北や北海道ツーリングに行くときは大阪航路を使って大阪から自走してる)(なぜか貨物船の沖縄発東京行きだけは安い)
琉球海運098-868-8162 (沖縄港運098-862-1750)東京支店03-3281-1831(現場窓口03-3529-1307,1308)
沖縄那覇港→東京有明港 650cc運賃19532+燃料調整費3060=22592+消費税=23,721円
東京有明港→沖縄那覇港 650cc 34,000円 ※2週間以内の同一復路は1割引の往復割引有り(往復とも2011年時点のデータ)
- 大阪航路 片道56時間、マルエーフェリーが大阪南港から月6往復。琉球海運の貨物専用船もある。貨物扱いでもそれほど値段が高くならず手頃なので、俺が本土ツーリングするときは行きにこの航路の貨物船→紀伊・中国・四国・九州をツーリング→帰り鹿児島航路フェリーを使うことが多い。
フェリー・マルエーフェリー 沖縄貨物窓口098-861-1881
沖縄那覇港→大阪南港 650cc 16,456円(2012年時点のデータ)
貨物船・琉球海運098-868-8162 (沖縄港運098-862-1750)琉球海運大阪支店06-4702-0151(日本通運大阪内航海運支店06-6612-0261)
沖縄那覇港→大阪南港 650cc運賃12998+燃料調整費2340=15338+消費税=16,104円(2011年時点のデータ)
- 鹿児島航路 フェリーが毎日運行(2社が隔日運行)。貨物船もある。片道24時間なので、俺は無人航送ではなく一緒に乗っていってる。鹿児島空港〜沖縄那覇空港の飛行機便が少ないので、鹿児島から福岡までJRで行き福岡空港から沖縄に行く手もある。
マリックスライン那覇098-862-8774、鹿児島099-225-1551(鹿児島代理店・中川運輸099-226-8940)
マルエーフェリー代表099-224-2111
琉球海運098-868-8162
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3.バイク輸送サービス
運送会社のバイク輸送サービスを利用してバイクをあらかじめ沖縄あて発送しておき、飛行機で沖縄入りして受け取る。
上の船+飛行機だと港まで持って行き引き取る必要があるが、輸送サービスなら自宅までトラックで引き取りに来てくれて、引き渡し&受け取り時間も融通がきくのがメリット。
ただし料金は自分で貨物船に乗せるのに比べて倍以上かかるので利用したことはない。自分のバイクで走りたい、でも港まで持って行く時間がない、金はある、って人むけ。
BAS、マリンカーゴ沖縄 等
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4.フェリー
バイクと人が一緒に船に乗っていく。当日港に行って乗り込むだけなので、ある意味いちばん簡単な方法。
自分のバイクで走りたくて時間があって金がない人、船旅も楽しみたい人ならこれ。格安航空券と船の2等客室料金は変わらなかったりするが、バイクの運賃がバイクのみ載せる場合(貨物扱い)よりも一緒に乗る場合(特殊手荷物扱い)のほうが安いので差がでる。
航路は上の無人航送と同じ。運行スケジュール、料金は運行各社のホームページ参照。(バイク料金は手荷物の表にある)
どんな時期であっても満員になることは無いので、飛行機の予約がいっぱいな時期でもフェリーならまず大丈夫。ただし正月・GWの鹿児島航路は意外と混み、途中の島の学生遠征団と重なると満員になることもあるので早めに予約したほうがいい。
安い2等は大広間の雑魚寝であり、閑散期ならいいが繁盛期は両隣に人がいたりして安眠できず日中も落ち着けない。船に2等洋室(2等料金+1000〜2000円)の設定があれば、カーテンで締め切れる2段ベッドになり他人の視線を遮断してゆったりできるのでオススメ。
- 鹿児島航路(24時間) マルエーフェリーとマリックスラインの2社が交互に隔日運航し、毎日出港。鹿児島新港〜那覇港。ツーリング終わっての帰りに乗るとひたすらゴロゴロして旅の疲れを癒し、手帳や電子メモに旅日記をまとめるのに専念できてちょうどいい。(鹿児島からはどうするかって?それは知らん)
GWなどの繁盛時期に学校運動部の試合遠征団と重なったりすると、レストランスペースにマットを敷いた臨時2等客室が割り当てられて悲惨・・・鹿児島〜奄美か奄美〜沖縄の客が多く、鹿児島〜沖縄を通して乗る客は少ない。
実は事前に申し込めば追加料金無しで途中下船できるので、時間に余裕があるなら奄美大島(大きくて林道も充実、走り応えがある)・徳之島・沖永良部島・与論島(海きれいなのでオススメ!)のツーリングも楽しむといい。
2等14800円+2等洋室料金(2段ベッドにグレードアップ)クイーンコーラルプラス1000円orフェリーなみのうえ2000円+バイク125cc以上6930円(2012年時点データ)
- 大阪航路(56時間) マルエーフェリーの琉球エクスプレス、月6往復。大阪南港〜那覇新港。無人航走ばかりなので乗船したことはない。
- 東京航路(68〜74時間) マルエーフェリー飛龍21、月6往復。有明港〜那覇新港。一番安い2等でも2段ベッドで雑魚寝の大部屋はない。埼玉から沖縄に引っ越すときに1度乗ったことがあり、ひたすら船内でゴロゴロブラブラして、同じ船室の人と仲良くなって酒盛り(人生初のオトーリ)したりして、そんなに退屈はしなかったな。今だと耐えられないだろうけど・・・
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2014/6/10