photo 193![]() 6時半に起きて7時半に走り出した。 今日もいい天気だ。 |
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昨日寝ようと思ってやめた駅、坪尻駅。 四国で一番(全国でも5本指に入るくらい)好きな駅なので、やっぱり行こう。せっかく四国まで来たんだし。 線路が通る谷底の東側の国道ではなく、西側のあぜ道から向かう。 通る人はほとんどいないみたいで、道はかなり荒れてる。 |
photo 196![]() 坪尻駅に下りる獣道の入口。 ここからはバイクを降りて徒歩。 でも駅のある谷底は遥か下。 帰りにこの高さを登ってくるのは・・・やだな。暑いもの。 やっぱやめた。(ここまで来て・・) |
photo 197![]() 野宿旅を続けていると、ありとあらゆる無人の建造物が寝床に見えてくる。 ひとけのない場所を走ってて打ち捨てられた小屋や展望台の屋根を見ると 「あ、ここ寝やすそう」 「ここは壁がないから雨が降ったら降り込むな」 って。 そんで 「次来たときの寝床探しの参考に」 と写真を撮る。 まあ、寝床を決めて走ることはしないので (一日の終点を決めて走ったら、その日に向かう方角を縛られてつまらんじゃん) まず役立つことはないんだけど・・・ |
photo 198![]() 瓶ヶ森林道を走ろうと思い、西に向かう。 県道を走ってるつもりが、途中で林道に迷い込んでた。 どうりで路面まで緑で綺麗だなと思った。 |
photo 199![]() 走ってたら至るところにこんな看板があった。 「また来てね」とか「忘れないで」とか、なんか心に訴えてくるメッセージ。 |
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道の横には美しい渓谷が続く。 崖っぷちにある旧道がすごく魅力的だが、入り込める状態ではなかった。 |
photo 202![]() 国道194号の旧道を登り、寒風山の瓶ヶ森林道入口をめざす。 だんだん雲が増えてきた。 林道入口まで来るとぶ厚い雲の中に突入して、あたりは真っ白。 走ってるうちに雲は霧雨に変わってきた。 どうしようかな。 この瓶ヶ森林道は四国に来た4番目の目的だから諦めたくない。 (ネットで偶然この林道の写真を見かけて、 その素晴らしい見晴らしの良さに「絶対走るぞ」と誓ったんだ) 途中で晴れる可能性に賭けて、行ってみよう。 |
photo 203![]() しばらく林道を走ってトンネルで雨宿りしてたら、対向車がやってきた。 林道に入って初めて会う他人。 手を振って車に止まってもらい、ドライバーに 「この雨、どこから降ってましたか?」 と聞くと 「林道終点の土小屋からずーっとこんなだったよ」 あ、そんなら諦めて戻ろう。 残念だが、何も見えないガスの中を走っても意味がない。雨で苦痛なだけだ。 |
photo 204![]() ひとけのない山道で星と夜景が見えた。 あたりに道以外の人工物はなく、ほかの車も全く通らない。 バイクを降りてぼーっと眺める。 頭上に星。 街灯りは遥か遠く、街の喧騒はかすかなゴーという背景音に。 リンリンと鈴虫の音色、そよ風で木々の葉がかすれる音。 聞こえる音は、これだけ。 こういうシチュエーション大好き |
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今日は雨でぜんぜんだめ。 ただ移動しただけの一日となってしまった。 地図で目星をつけて土佐立川駅で寝ようと来たが、こりゃあダメだ。 国道が近くてうるさいし、蒸し暑いし、待合室がないし、蚊が多いし。 屋根付き駐輪場はあるけど、すぐ隣に民家があるから目立つしなー。 近くに水道付きトイレがあったので洗面台で歯磨きしつつ外に出たら、 ライトをこっちにむけて車がとまってた。まぶしいなぁ。 次の終電の迎えかな、と思ってたら転回して帰ってった。 転回するときに車を見たら、パトカーだった。 あらら。 トイレの中でヘッドランプがチラチラ光ってるから怪しかったのかな? 職質くらいしてけばよかったのに。 ほかの寝床を探しに行こうと思ってたら、雨が降ってきた。 このまま駐輪場で寝てしまうか。 |