| photo 0701  | 朝4時に起きて、朝露で濡れたテントを片付けて(キャンプはこれがあるから面倒なんだよな)、姉ちゃんライダーに挨拶して出発。 しばらく走ってから「こういう場合ってメアドを聞いとくもんだったか」とも思ったが、お互い一期一会の旅人同士で、相手が異性だからって聞くのは違うだろう。 女ライダーと見ると火に集まる蛾のように寄ってくオッサンライダーは嫌いなんだ。 | 
| photo 0702  | 内陸に向けて西進。 | 
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| photo 0706   | 走ってたら廃線の駅跡(中名寄駅)を見つけた。 待合室の中で座ってると駅寝したくなってくるが、まだ朝だ。 しかし現役の姿を知らないとあまり郷愁は沸かないもんだな。 | 
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| 名寄を越えてさらに西、朱鞠内湖と母子里に。 地図を見て「どんな秘境なんだろう」と期待を膨らませてたが、集落は明るく開けた雰囲気で寂しい感じはなかった。 | |
| photo 0710  | 今回のツーリングで三毛別熊害跡地、幌延炭鉱跡と並んで来たかったところ、仁宇布のトロッコ王国美深。 美幸線の廃線跡のレールを片道5kmの往復10km、エンジン付きのトロッコ(軌道原付自転車)を自分で運転して(ここ重要!)走ることができる施設。 ここは前々からぜひ来たいと思ってたが駅から離れてるので鉄道旅では来られず、今日の目的地として来た。 | 
| photo 0711  | 川越えの鉄橋が2箇所ある。 北海道の大自然の中を、昔現役だった線路の上を自分で運転して風を切って走る。 エンジンのバタバタ音、レールを車輪が転がるガーガー音が迫力を盛り上げる。 気持ちいい、爽快、たのしい! | 
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| アクセルレバーとフットブレーキを操作して自分で運転するってのがいい。 人が運転するトロッコに乗るのとはぜんぜん違う。 踏切では指差し確認なんかして、気分は列車の運転士。 | |
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| photo 0717  | サロマ湖のサンゴ草(アッケシソウ)群生地。 植物には興味ないんだが、地図を見ると人里離れた道の行き止まりになってるので、どんな寂しい場所なのか気になって。 | 
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| サロマ湖岸を走ってると湧網線の駅跡があるので寄ってく。 計呂地駅跡では車両が宿泊施設になってた。 | |
| photo 0720  | 腹へったので走っててみつけた直売所でホタテバーガーを買った。 5時でギリギリ閉店直前。 | 
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| 少し走ってサロマ湖岸に座って食べる。うん、うまい。 隣のくまささ茶は・・・マズくはないが、なんだか畳みたいな味。畳を食ったことはないが、そんな香りとしか表現しようがない。 | |
| photo 0724  | バーガー食ってるうちに深い霧が出てきた。 霧だからカッパはいいやとそのまま走ってたら、霧の粒が大きくなって小雨みたいになり、ヤバいと思うもジャケットもパンツもじっとり湿ってしまって今更カッパを着る気がせず、 ケータイでレーダー雨量をチェックすると周辺で雨はないのでいずれやむだろうと期待するが、夜になってさらに霧粒は大きく濃くなって完全に濡れた。 寝る前に服を乾かそうと女満別市内でコインランドリーを探すが無く、濡れたまま西女満別駅に来た。 数年前の鉄旅でもここで一泊してて寝るのは二度目だが、別に安パイを選んだのではなく、このあたりはここしか良い駅が無いんだ。 仕方なくであり、ほんとはまだ寝たことの無い駅で寝たい冒険心を忘れてはいないんだ。 | 
| photo 0723  | この待合室はドアも窓も2重になってて断熱性が良すぎて暑くて、 でも窓を開ければ虫が入るので開けれず、寝苦しくてパンツとシャツでねた。 北海道で暑いとは贅沢な悩みだ・・・と思ったけど、 考えてみたら今は夏なんだから暑いのが当たり前なんだよな。 |