★2000年夏の西東京大会展望★

 

★優勝候補  日大三  東海大菅生  創価  東亜学園
◎対抗  日大鶴ケ丘  国学院久我山  桜美林  堀越
〇ダークホース  専大付  砂川  武蔵丘  明星  国立  日大二  多摩大聖ケ丘 
 明大中野八王子  八王子  八王子北
△注目校  武蔵野北  日野台  私武蔵  小川  中大付  法政一  工学院大付   
 四商  国分寺  実践学園  保谷  頴明館  東大和  八王子実践 
 大泉  拓大一  昭和第一学園  桐朋  錦城  富士森 
 帝京八王子  佼成学園  明大中野  都武蔵

 

【Aブロック】
 ★東海大菅生 △武蔵野北 〇専修大付 〇砂川 ★創価 △日野台 〇武蔵丘 〇明星  
 △私武蔵 △小川 ◎日大鶴ケ丘
 春の都大会ベスト4の東海大菅生とセンバツ出場の創価が2強。その後を日大鶴ケ丘が追う展開
でこの3校のどこかがブロックを制する可能性が極めて高い。
おそらく5回戦で東海大菅生−創価となりこの勝者が準々決勝で日大鶴ケ丘との対決になるのでは
ないだろうか。

 東海大菅生は福井、磯貝の投手陣、春の都大会で早実・道正投手から3ホーマーを放った藤木を
中心にまとまっている。抑え役を任されている磯貝は長身から130キロを超える速球とフォークに
威力がある好投手だが、四球から大崩れする不安も持ち合わせており投手陣の安定感が課題か。

 創価はセンバツで綿貫投手が打ちこまれ、センバツ後は130キロを超える速球を投げる成沢投手
がエース格。打線は4番田中に古川、根本、小花ら強力。足の使える打者も多いだけに、投手陣の
踏ん張りにかかっている。

 日大鶴ケ丘は春の都大会でセンバツ帰りの創価を5−3で破った。180センチの本格派・半田投手
を中心にまとまった好チーム。

 その他のチームでは守備力を中心にまとまる専大付、強打の砂川、昨秋は桜美林を破った
武蔵丘、昨夏ベスト8の明星、といった昨秋の都大会出場校に注目が集まる。
3回戦で当たるであろう専大付−砂川の対戦は楽しみ。
個人的に注目しているのは日野台・村上投手と小川・斉藤投手が強豪相手にどこまで通じるか。
  

 

【Bブロック】
 
〇国立 ★日大三 △中大付 △法政一 △工学院大付 △南野 △四商 〇日大二   
 〇多摩大聖ケ丘 △国分寺 ◎国学院久我山 
 このブロックは日大三国学院久我山の力が突出している。

 まさかのノーシード発進となった日大三であるが、甲子園での経験も豊富なエース・栗山、
MAX140キロを超える速球でプロ注目の瀧、大きなカーブが武器の吉川に加え近藤ら2年生
投手も成長し、投手の層の厚さでは西東京一かもしれない。打線も俊足の1番・田中、パワーの
ある山下、高橋といった昨年のレギュラーに加え、湊谷、原島、内田といった長打力を秘めた
強打者がいる。
戦力的には優勝候補一番手といっても過言ではないが、不安点はやはり昨秋から公式戦を経験
していないこと。序盤にいい勝ち方をして乗り切ることが連覇へのカギとなろう。おそらく4回戦で
対戦することとなる国立との試合が序盤の山となるか。

 国学院久我山は昨年からのレギュラー池田、大型捕手・横山を中心とする打線は強力なだけに
新屋、小守の横手投げの2枚看板のピッチングにすべてがかかってくる。新屋は速球派、小守は
技巧派とややタイプは異なる。久我山は昨夏は決勝で日大三に敗れているだけにレベンジに燃え
る気持ちは強いはず。

 春の都大会でベスト16に入り第3シードとなった国立は強豪復活を思わせる好チーム。
188センチの大型右腕・藤松は速球と大きなカーブが武器。2年生の4番・恒越も188センチの
スラッガーで注目の打者。

 その他のチームでは昨秋の国士舘をあわやというところまで追いつめた法政一、夏は安定した
力を発揮する四商、昨秋は都大会に進出した日大二、本村、池田、椎葉とタレントをそろえる
多摩大聖ケ丘、昨夏ベスト8の国分寺に注目したい。
中大付・田中投手のピッチングも楽しみ。 

 

【Cブロック】
 〇明大中野八王子 △立川 △保谷 △頴明館 △東大和 △早大学院 △八王子実践 
 △大泉 △拓大一 ◎桜美林
 桜美林の力が一歩抜け出しているか。桜美林はエース・荻野投手の投球にすべてがかかる。
春の都大会では東海大菅生打線を8回までノーヒットに抑えた実力は他チームにとってはかなり
の脅威。昨秋、今春と打てずに敗れたので打線の奮起と、2番手投手の高橋がどこまで投げられる 
かも上位進出へのカギとなってくるだろう。

 桜美林に続くのは春の都大会でベスト8入りをし、旋風を巻き起こした明大中野八王子
MAX135キロ左腕の椙原がエースで4番の大黒柱となる。2年生の1番・竹内らが多く出塁して
チャンスでどれだけ椙原に回せるかがカギ。

 その他のチームは混戦だが2強にくらべるとかなり差があるだろう。
 大泉は昨秋のブロック予選では国士館相手に接戦を演じたものの、春は初戦で大敗。拓大一
東大和もこのところ今一つ目立たないが巻き返すことができるか。
桑原前堀越監督が率いる頴明館や前記の大泉、東大和に加えて立川保谷といった都立校の
躍進もしたい。


 

 

【Dブロック】
 〇八王子 ◎堀越 △昭和第一学園 △中大杉並 〇八王子北 △桐朋 △錦城      
 △富士森 △帝京八王子 △佼成学園 △明大中野 △都武蔵 ★東亜学園  
 強豪校が集まり混戦のブロック。八王子堀越八王子北東亜学園が4強となるだろう。

 その中で一番手を挙げるとすると東亜学園だろう。昨秋のブロック予選では日大三を破り、都大会
では昨秋、今春ともに国士舘に善戦。技巧派右腕の吾妻投手を中心に昨年のチームに比べると
派手さはないものの安定した好チーム。

 堀越はMAX140キロのストレートを持つ宇都宮投手を擁し、ノーシードだが不気味な存在。
夏はきっちり仕上げてくるチームだけに戦いぶりが注目される。
3回戦で対戦が予想される八王子との試合は序盤では大注目のカードとなるだろう。

 昨秋の都大会ではベスト4に進出した八王子は古屋、小野両投手の継投がカギとなって
くるだろう。打線も粘り強いバッティングをするだけに楽しみなチーム。 
 
 その八王子に昨秋、今春と2度接戦で敗れた八王子北も注目される。ここ数年安定した成績を
残してきた都立校であるが、その中でも今年は最強チームができた。
エースの小高投手は130キロ台の速球とスライダーが武器の都内でも上位に入る好投手。
打線を引っ張る越村が投手としても控えており小高1人のチームではない。

 この4強を追うチームは大混戦となるだろう。桐朋は昨夏に国学院久我山・河内投手と終盤まで
互角に投げ合った山口投手が本調子を発揮できるかにかかってくる。
昨夏にベスト16に進出したレギュラーが残る富士森、安定した力を出す錦城帝京八王子に加え
力をつけつつある都武蔵中大杉並にも注目。
明大中野昭和第一学園の巻き返しにも注目したい。

 

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