〜中日ドラゴンズ’99ドラフトページ〜

 

 97年の川上憲伸(1位)、正津英司(3位)、鈴木郁洋(4位)、98年の福留孝介(1位)、岩瀬仁紀(2位)と好選手を次々と獲得しているここ数年のドラゴンズのドラフトだが、不作と言われる99年はどのような動きを見せているのか。このページはドラゴンズの99年ドラフトの動向、独断と偏見での予想、こんな選手を獲ってほしいといった希望を書いていきます。

99年のドラフト動向(あくまでも予想です)

順位   選手名 守備位置  在籍(過去の在籍) 身長 体重 投 打
1 位  河内 貴哉  投 手  国学院久我山高 187 81 左 左
次候補  米野 智人  捕 手  北照高 180 73 右 右
2 位  田中 賢介  遊撃手  東福岡高 178 76 右 左
次候補  眞山 龍  投 手  仙台育英高 180 70 右 右
次候補  福沢 卓宏  投 手  滝川第二高 180 68 右 右
3 位  山北 茂利  投 手  トヨタ自動車(中京商) 190 78 左 左
4 位  磯村 秀人   投 手  愛知学院大(池田) 179 70 右 右
   西田 勝広  遊撃手  東邦ガス(近畿大) 181 77 右 左


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☆最新情報☆(11・9)
 

 中日は
1位河内貴哉投手(国学院久我山)の指名を決定。河内本人もドラゴンズを逆指名し、同じく1位指名に名乗り出ている広島近鉄の動向が注目される。
 
2位指名は米野智人捕手(北照)を一番手とするが、ヤクルトの1位指名が予想されるので、他球団の動向を見ながら田中賢介内野手(東福岡)、宮本大輔投手(延岡学園)あたりの指名が考えれれる。
 3位指名はドラゴンズを逆指名した山北茂人投手(トヨタ自動車)で決定。
 そして
4位候補磯村秀人投手(愛知学院大)、西田勝広内野手(東邦ガス)をリストアップしているが、他球団の動向次第では3位で指名打ち切りの可能性もある。


☆選手紹介☆


 河内投手
(国学院久我山)は140キロ台の速球を長身から投げ下ろす大型左腕。私は今夏の西東京大会の3回戦で生観戦したが、いい球悪い球のばらつきはあるが、コーナーに決まるボールの威力は素晴らしいと思います。スライダーのキレもなかなか。課題は制球力。制球力をつけられるかがプロで活躍できるかどうかのカギになりそう。2年次に苦しんだケガの不安もあるが、今夏の西東京大会決勝では延長12回にも142キロをマークし、復活を印象づけた。


 田中内野手(東福岡)を2位候補としてリストに入れているようだ。
高1からレギュラーで6番を打ち、高2春のセンバツでは1番を打ち、
松坂投手からヒットを放った。センス優先の選手であったが徐々にパワーがつき、高3夏の県予選では打率.545 4ホーマー 11打点 5盗塁をマーク。甲子園では初戦敗退も2安打。強肩、強打、俊足と3拍子そろっているが、2年次までに見られた守備の不安がどこまで解消されているか。


 米野捕手(北照)は強肩でディフェンス型の捕手。高2春のセンバツでは5番・捕手でスタメン出場したものの4打数ノーヒット。しかし強肩を生かした守備力は当時からスカウトの高評価を受けていた。その後甲子園の出場はないが、地元では半端じゃない強肩スローイングの良さで注目され続けた素材。課題のバッティングも徐々にパワーがつき、ツボにはまれば大きいのも打てるようになったようだ。


 宮本投手(延岡学園)はMAX143キロの大型右腕。高3夏は県大会2回戦で敗れ、甲子園出場はないが、185センチの長身から投げ下ろすストレートに加えカーブ、スライダー、シンカーと多彩な変化球を持つ。完成度という点ではまだまだだが、底を見せていない投手なだけにプロに入ってからの成長が期待できる素材優先型の選手


山北投手(トヨタ自動車)は昨年のドラフトでも獲得に動いた大型左腕。長身から投げ下ろす140キロ台中盤の速球は威力たっぷりだが、まだ実戦では経験不足。岩瀬のような急成長が期待されるピッチャーで即戦力というよりも素材評価の感が強いか。7月の都市対抗では補強選手として先発したが制球を乱し2回KO。秋までの成長に期待したい。
ドラゴンズの3位指名が決定。山北本人は「ドラゴンズ以外では会社に残る」と表明。


 磯村投手(愛知学院大)は愛知大学リーグNo,1投手として下級生の時から注目され続けた投手で神宮での全国大会での経験も豊富。サイドスローから小気味の良い球を投げる正津タイプの投手。140キロを上回る速球でグイグイ押すタイプではないが、スライダーを武器に打者をうまく打ち取る。他球団の評価も高いため4位まで残っているかどうかは微妙なところである。


☆中日ドラゴンズ・今年の補強ポイント☆

 
打てる右の野手が最も必要だと思うが、左打者全盛の現代野球ではアマチュア球界にも右の強打者の逸材は少ない。右の野手ということで的場内野手(九州共立大)にターゲットを定めていたが、阪神逆指名が決定的となり断念。しかし大学、社会人球界に1,2位で取りたくなるような野手はいない。投手か高校生の公算が高くなるのではないだろうか。

 目玉不在の今年はいい選手をバランスよくとることになると思う。今年は「
どこのポジションを獲るというわけではなく、いい選手を優先して獲る」ドラフトになるのではないだろうか。指名予想選手を見ているとまさしくその路線のような感じがします。どうやら3人または4人で打ちきりとなってしまうようなのが残念ですが・・・
 野手の指名候補が少ないのが気がかりですが、現状を見ると野手もきっちり指名してほしいです。投手の好素材の多い来年は間違いなく投手中心の指名となると思うだけに実感します。

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