日本大学第三高等学校

　　　　☆学校紹介☆

　　　　　　東京都町田市。生徒数・１３２０人。共学。
　　　　　　昨夏の出場校・桜美林のすぐ近くにあり、町田市からは２季連続。
　　　　　　西東京でも屈指の強豪校。センバツは５年ぶり１４回目。

背番	位置	選手名	年	利き腕	出身中学	コメント
１	投手	栗山　辰徳	２	右　右	修徳学園	センス良く粘り強い投球。
２	捕手	白窪　秀史	３	右　右	有馬	キャプテン。秋は大爆発。
３	１塁	小花　幸弘	３	右　右	栗原	パワーと勝負強さ◎の４番。
４	２塁	山下　裕二	３	右　右	尾山台	パワー＆広角打法で急成長。
５	３塁	門間　大輔	３	右　右	府中九	選球眼が良く俊足の１番打者。
６	遊撃	田中　啓嗣	２	右　左	市川六	秋はチームトップの１２盗塁。
７	左翼	高橋　忠臣	２	右　右	船橋	内野からコンバート。パワー◎
８	中堅	杉本　邦彦	３	右　右	相模丘	リストが強く確実性あり。４番？
９	右翼	植木　也太	３	左　左	南林間	６番だが大型でパワーがある。
１０	投手	吉田　秀和	３	右　左	八王子五	制球が良く安定感がある。
１１	投手	滝　　優介	２	右　右	市川	実績はないが注目の逸材。
１２	外野	山田　多文	３	右　右	日大三	秋は．２７８。公式戦出場なし。
１３	内野	布施　純一	３	右　右	両新田	１８２センチの大型内野手。
１４	内野	出川　亮	３	右　右	南が丘	選球眼が良く粘っこい。
１５		羽山　澄典	２			秋はベンチ入りしていなかった。
１６	投手	吉川　翔	２	左　左	犬蔵	カーブが武器の左の本格派。

　　　　☆チーム全体☆

　　　　　＜投手力＞
　　　　　　　都大会を１人で投げきった栗山がエース。防御率は３２校のエースの中で
　　　　　　　最低だが、１３０キロを超える速球とセンスのいい投球は一冬越えての
　　　　　　　変化が大いに期待できる。
　　　　　　　控えも３年生の吉田、２年生の吉川、滝と色々なタイプの投手がそろい
　　　　　　　様々なシチュエーションに対応できる。

　　　　　＜打撃力＞
　　　　　　　秋の大会１１試合で１４ホーマーとパワフルなバッターが並ぶ。
　　　　　　　クリーンアップの杉本、小花、山下はパワフルな強打者で誰を４番にしても
　　　　　　　対応できる。下位打線も長打力を秘めている。
　　　　　　　このような重量打線は好投手に当たると一気に沈黙してしまう傾向がある。
　　　　　　　粘っこい田中、門間の１，２番がどれだけ相手投手のペースを乱すことが
　　　　　　　できるかがカギとなってくるだろう。

　　　　　＜１回戦の展望＞
　　　　　　　１回戦の相手の福井商は今大会地味な存在だが実力派のチーム。
　　　　　　　１３５キロを超える速球を持つ山岸、吉田の２年生の２枚看板はかなりの
　　　　　　　脅威となる。
　　　　　　　両チームともにエースが２年生ということもあり、立ちあがりをどのように
　　　　　　　乗りきるかを注目したい。
　　　　　　　福井商の打線はそれほど強くない。
　　　　　　　とにかく日大三としては序盤に点をとって突き放す展開にしたい。
　　　　　　　中学時代から有名だった２年生の逸材が多いチームだけにセンバツで
　　　　　　　どのような姿を見せるかが楽しみ。

　　　　
　　　　☆秋季大会成績☆

　　　　　ブロック大会
　　　　　１回戦　　　　　小金井工　　　１１－０
　　　　　　２回戦　　　　　南平　　　　　　　５－０
　　　　　　３回戦　　　　　羽田工　　　　１２－０
　　　　　　代表決定戦　安田学園　　　１５－０

　　　　　都大会
　　　　　　２回戦　　　　　世田谷学園　　１０－３
　　　　　　　同点の４回に６得点。小花、山下に一発。７回コールド。

　　　　　　準々決勝　　　東海大菅生　　１４－１２
　　　　　　　２点を追う９回、杉本の逆転サヨナラ３ランで大乱戦を制する。
　　　
　　　　　　準決勝　　　　国士舘　　　　　　８－７
　　　　　　　８回に追いつき、９回門間のサヨナラ打で昨年の代表校を破る。

　　　　　　決勝　　　　　　駒大高　　　　　　８－４
　　　　　　　栗山が８回まで１失点の好投。打線も一発攻勢で好投手を攻略。

　　　　☆甲子園成績☆　　　　　　　

　　　　　　１回戦　　　　　福井商　　　　　　５－２

　　　　　　　自慢の１０点打線が福井商の好投手・山岸、吉田を粉砕した。
　　　　　　　１点を追う３回は２死２、３塁から２番門間の左中間を破る２点適時打
　　　　　　　で逆転。４回は３安打集中で２点を取り、先発・山岸をＫＯ。
　　　　　　　８回には２番手の吉田から２点を取りダメを押した。

　　　　　　　先発・栗山は初回こそ３安打で１点を失ったが、その後は落ちついた
　　　　　　　見事なピッチング。結局、９回を６安打１失点に抑え完投した。

　　　　　　　この試合の日大三の勝利が東京勢のセンバツ１００勝目。
　　　　　　　１００勝到達は大阪、愛知、兵庫についで４番目。

　　　　　　　まずは好投手を粉砕し、投打にバランスのとれた１回戦！
　　　　　　　この勢いでどんどん勝ち進んで行ってほしいです。
　　　　　　　ガンバレ！！日大三！！

　　　　　　２回戦　　　　　水戸商　　　　　　０－３

　　　　　　　今日（３月３１日）の２回戦は自慢の打線が抑えこまれ敗れました。
　　　　　　　栗山投手は今日もナイスピッチングでした！
　　　　　　　残念な結果でしたが、選手のみなさんお疲れ様でした！！
　　　　　　　ゆっくり休んで夏の予選でまた一回り成長した姿を見せてください！！
　　　　

　　　☆甲子園コラム☆

　　　　　◇ヤクルト・田口社長も笑顔◇（東京中日スポーツより）
　　　　　　　日大三で監督経験のあるヤクルトの田口周球団社長がネット裏で
　　　　　　　試合を見守った。
　　　　　　　「攻撃のチームと言われるけど、守って勝つという、三高らしい
　　　　　　　勝ち方。半分は仕事で来ているけど、やっぱり、うれしいね」
　　　　　　　と勝利を喜んでいた。

　　　　　◇栗山投手・意地の好投◇（東京中日スポーツより）
　　　　　　　エース・栗山の防御率は出場校中最悪の４点台で（注：公式戦防御率）
　　　　　　　予想外？の好投だ。
　　　　　　　１回に連打で先制を許したものの自責点はこの１点だけ。
　　　　　　　「やっぱ、資料とか見てもぼくのところだけ４なんてついてるし、雑誌
　　　　　　　とかにもボロクソ書かれるし、カッコ悪いっス。
　　　　　　　甲子園では見てろって思ってました。次もきっちり抑える」
　　　　　　　と会心のスマイルを見せた。
　　　

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