千葉機関区BOY
2006年 04月 05日 16時 36分 35秒 |
初投稿なんですけど、、、EF63のラストランはいつでしたか?
TK
2006年 04月 04日 21時 50分 58秒 |
う〜んさん
返事遅れてすみません。
「電磁吸着ブレーキについては鉄道ファンの中でも、その目的や仕組について知らない人が少なくありません。いまだに、下り勾配で他のブレーキが故障した際に列車を停止させるため用いる非常ブレーキだと思っている人もいるのでは」
もっともだと思います。知り合いにこんな人いましたから・・・。
おっしゃるとおり、碓氷峠を克服するためのものを大きな模型で再現するというのもいいと思います。よりわかりやすく、誰が見ても納得できる仕掛けを期待したいです。
「模型・概念模型を使っての動く展示物とか実際に触って体験学習するものとして思い浮かびます。」
まったく同感です。
これが文化村に存在すれば人気は少しでも上がると思います。やはり体験して、碓氷峠について知ってもらう、楽しく学んでもらうということが一番いいのかと思います。
「碓氷峠の地形パノラマ模型ですね。ボタンを操作すると、旧中山道・アプト式旧線・新線・18号旧道・碓氷バイパス・上信道などのルート(鉄道の計画ルートも含め)や各ポイントが光ったり、鉄道ルートの地形断面図が出てきたりするやつ。交通や地理・自然が関わる展示施設では必ずあるものです」
これもまさしくおっしゃるとおり。
これがあれば「碓氷峠ってどこ」という質問はなくなるはずです。せっかくの碓氷峠ですから「碓氷峠ってどこ」という質問が出ないように、説明道具を充実させてほしいですね。
「そろそろ限界が見えてきているのも事実かと」
確かにそのとおりです。
これ以上を求めるのであれば、複線での運行を強いられるのではないかと思います。
横川の町が活性化して、シェルパくんが軽井沢まで延長したとすると、当然、軽井沢から客が来ますので、シェルパくんは運行本数、車輌共に増発、増備されると思います。
そうなってくると単線では少し厳しくなり、EF63の体験運転と線路共用するとなると、ますます無理があるかと思います。
しかし複線にすると、設備の修繕が必要だと思うので、また架線やら、線路、電力供給の問題が出てくるのだと思います。
なかなかたくさんの問題がありますが、一気に解決とはいかないので、まずはひとつずつ。展示車輌の整備(いつまでもあのかわいそうなあさまの編成を展示?留置してほしくないです)や、シェルパくんのこと、複線で線路を使用すること(まだ現実化されると決まったわけではないと思いますが)など、ひとつずつやっていけばいいと思います。
一番はう〜んさんのおっしゃった碓氷峠についての説明、地形パノラマ模型や、体験でき、学ぶことが出来る施設の製作、などかと思います。
う〜ん
2006年 04月 01日 08時 40分 48秒 |
>TKさん
汽笛とか電磁吸着ブレーキとか速度検地遊輪、さらにはアプトの仕組とか、実物を使う体験方法もありますが、動く模型を使った方法、実物部品(模造も含め)を利用しての動く概念模型という方法も有効かと思います。このあたり、交通博物館でもありますよね。展示物としては半世紀近く前のものもあったと思いますが、その面白さは今も失われていません。例えばED40の動く大型模型。アプトの仕組はもちろん、EC40譲りの複雑な機構が動くさまを見るのは実物では体験不可能(もしED40が動態保存されていたとしても、あのアングルで機械が動く仕組を目視するのは難しいでしょう)かと思いますし。
#ここで言う模型は、HOやNといった鉄道模型とか、5インチミニSLのような乗る模型とは異なります。実物の外見・機構までも忠実に再現したもの。(鉄道模型とかライブスチームというのは外見は模してはいますが、走行部分については当然のことながら無理なく走行させるための模型独自の機構になっていて、実物とは異なるわけです)大型のものならば、駆動部分が動作する仕組までわかるようになっていて、実際に動作する様子が再現されるものもありますよね。
#電磁吸着ブレーキについては鉄道ファンの中でも、その目的や仕組について知らない人が少なくありません。いまだに、下り勾配で他のブレーキが故障した際に列車を停止させるため用いる非常ブレーキだと思っている人もいるのでは。このあたりは、実物部品をうまく使った概念模型のほうが、面白くかつわかり易く説明できるかも知れません。(実物で電磁吸着ブレーキを動作させても、いま一つ、その目的や性能がわかりにくいかと)
「人が集まるところは必ず『体験』系」
確かにその傾向はあります。実物と全く同様の装置を使ってのシミュレータの魅力は言うまでもありませんが、ポイント動作模型などの有効性はご指摘の通りかと思います。
碓氷峠の場合は、勾配を超える技術比較、世界の勾配比較、66.7勾配の厳しさ、アプト式機構、随道番の巻くひき、発電・送電の仕組、下り勾配での抑速技術の変遷(アプト式SL・ELからEF63、最新技術まで)、EF63・EF62の機構各種、協調運転の仕組(対比として非協調運転の取扱体験も含め)とかが、模型・概念模型を使っての動く展示物とか実際に触って体験学習するものとして思い浮かびます。
もちろん忘れてならないのは、碓氷峠の地形パノラマ模型ですね。ボタンを操作すると、旧中山道・アプト式旧線・新線・18号旧道・碓氷バイパス・上信道などのルート(鉄道の計画ルートも含め)や各ポイントが光ったり、鉄道ルートの地形断面図が出てきたりするやつ。交通や地理・自然が関わる展示施設では必ずあるものです。
「今後トロッコが全線開通したときにも、軽井沢から人が来るような設備を期待します。」
全く同感です。
「一方EF63の体験運転は充実していくように思います。積極的な活動だと思うんです。」
これも異論ありません。ただ、そろそろ限界が見えてきているのも事実かと。シェルパくん列車とのダイヤ競合であり、EF63の維持問題などです。11と12号機が動態復元され運転体験に組み込まれることに理由の一つがEF63の維持問題だったわけですし。いずれ、EF63の全般検査とか、屋根付の車庫兼検査庫が必要になるでしょうね。
観光面では、EF63動態運転(運転体験ではなく、実物の機関車が動いていることを見学する体験)を一般観光客にいかにアピールするかが依然として課題となっていると思われます。本当は、EF63が牽引するトロッコに観光客が乗車できればベストかと思いますが。さすがに運転体験でこれをやることはできません(安全上ならびに法的な問題)ので、現状の線路容量では運転体験ならびにシェルパとの競合のため実現は非常に困難でしょう。ですから、まずは、一般観光客を動態運転線へ誘導するような仕掛けを考えるのが良いかと思います。見学場所をきちんと設けるのも手かと。
TK
2006年 03月 30日 23時 35分 37秒 |
う〜んさん
『その仕組・必要性・他方法との比較・現在の技術に至るまでの歴史などを学習できる仕組が必要だと思うのです。」
ここが一番のネックとなっているんでしょうか。う〜んさんの指摘を受けてもう少し深く考えてみようと思いました。
汽笛というのもおっしゃるとおり、結果的にはありかもしれませんが、汽笛だけだったらわざわざ文化村でなくてもいい気がします。費用もかなりかかるそうですので・・・。
EF63だけ、碓氷峠を克服するため、碓氷峠にしかないものの体験のほうが良いのでしょうか。電磁ブレーキ(でしたっけ?)を実際に動かせたり、速度検地のための遊輪などEF63にしかないものを体験させたほうがいいのかもしれません。
資金的には将来の可能性を信じてやってみるしかないような気がします。
碓氷峠にしかないものをより多くの人に知ってもらうために、そういう為の設備、体験施設がほしいところでしょうか。
交通博物館のこと詳しく思い出して見ましたが(最後に行ったのがもう5年位前なもので・・・)、子供等、人が集まるところは必ず『体験』系ですよね。模型の運転(一両の大きな模型でしたが)が実際の運転台を使い運転でき、動作が実際の鉄道とほぼ同じ感じでした。ATSに似たような仕組みまであり、実際のATSのように作動しました。架線集電もしていたと思います。
隣にはポイント制御ができる装置があったはずです。ポイントを正しく切り替えると列車が動き出す。誤りだとランプが点灯し、列車は動かない・・・
など、(少々長くなりましたが)交通博物館には実際の鉄道を深く理解できるものがあったはずです。解説まではあったかどうかわかりませんが、実際に運転できるので、知らぬ間に大体のことは知ってしまっていました。解説があるとなお良いのでしょうが。
こんな点を参考にして、文化村も集客に効果のある設備を作っていってほしいと思います。
トロッコですが、軽井沢まで延長しても、う〜んさんのおっしゃるとおり、横川に期待できるもの(魅力)がなければ、軽井沢から人がくるとは考えにくいです。今後トロッコが全線開通したときにも、軽井沢から人が来るような設備を期待します。
一方EF63の体験運転は充実していくように思います。積極的な活動だと思うんです。
まさか横川駅に放置されていたEF63-11・12号機が動くとは思いませんでした。とあるHPでランプまで点灯している姿を見ました。8年近く放置されていたものがまだ動くということに感動しました。
そんな機関車を修理して(そんなに金はかからなかったと聞いていますが)、体験運転に使用しようという試みが、とてもうれしいです。
う〜ん
2006年 03月 30日 23時 08分 25秒 |
>TKさん
「少しでも触って実際に動かすことの出来る設備がほしいです。その第一歩で小さなことですが、汽笛を鳴らすことができる、ということです。それがう〜んさんのおっしゃる「リピータになりたくなるようなもの=「楽しく体験し、多くを学ぶ」という要素による楽しさ」に近いものではないでしょうか。」
展示方法改善の結果としてはあり得るでしょうし、実現可能なものかと思います。(ただしエアーを送るだけといっても結構大変らしいですよ。隣のEF63シミュレータでもエアー関連で相当の改造が必要だったわけですし)
問題は、汽笛を出す仕組とか必要性だとかを体験で学んでもらう仕掛けかと思います。レバーを触って音が出るだけでは、体験としては不十分なわけで(ゲームセンターとどこが違うの的な)、その仕組・必要性・他方法との比較・現在の技術に至るまでの歴史などを学習できる仕組が必要だと思うのです。
TK
2006年 03月 30日 22時 16分 29秒 |
来年でもう10年ですか。早いようですが、横川は当時の姿がわからないくらい変わってしまいましたね・・・。寂しいやらうれしいやら。
確かに、10年経てば碓氷峠を知らない鉄道ファンが出てくるのでしょうね。
そのためにも解説などを詳しくして誰でもわかるような看板などがほしいですね。また来たい!!と思ってもらえるような文化村になるようにまだまだ改良の余地はありますね。
EF63が検修庫内に展示されていますが、汽笛くらいの操作は出来たらいいと思うのですが、いかがでしょうか。エアーを送るだけなのでそう難しい問題でもないと思います。エアーをどこから供給するか、くらいですかね。
電気代はかかるかもしれないですが、電気を通してしまってもいいかと思います。
モーターだけ動かないようにしてもらえればいいと思います。
触る頻度が増えて故障につながりますかねぇ・・・。
少しでも触って実際に動かすことの出来る設備がほしいです。その第一歩で小さなことですが、汽笛を鳴らすことができる、ということです。
それがう〜んさんのおっしゃる「リピータになりたくなるようなもの=「楽しく体験し、多くを学ぶ」という要素による楽しさ」に近いものではないでしょうか。
いかがでしょうか。
「もう一つは、鉄道テーマパークとは言え、やはり碓氷峠の記憶を伝え後世の人にも理解してもらうというのが一番大事だと思うわけです(鉄道車両や遺構の保存展示にも通じます)。」
まさにそのとおりだと思います。そういう意味で文化村を作ったのだと思います。後世に碓氷峠の歴史、過酷な条件、素晴らしさなどを伝えて行ってくれればいいと思います。
碓氷峠鉄道文化むら、がんばってください!!!!
う〜ん
2006年 03月 30日 17時 08分 18秒 |
>TKさん
「家族連れにはまだまだ楽しんでもらえるところを作る必要があるかとも思います。」
「1から、根本的なところからの解説が必要かと思います。」
そうなんですよね。来年は廃線10周年になります。鉄道ファンでも廃線前の碓氷線を知らない(知識としても知らないのを含め)人が多数派をしめるようになっていくでしょう。碓氷ファンでもコアな人はEF63運転体験で十分満足できるでしょうけれども、それ以外の鉄道ファンへのアピール力は低下していく危惧があります。
また、トロッコ列車が軽井沢まで運行されるようになれば一般観光客を集めることができるでしょうけれども、観光基地としての文化むらに魅力がなければ結局は軽井沢が目的地になってしまい地元の努力が(設備投資などこれまで重ねてきた労に比して)報われない形に落ち着いてしまう危惧もあります。
こういうことを考えると、何も知らない子供(ただし少子高齢化がさらに進み近い将来に国民の過半数が老人になってしまう状況を考えれば、子供よりも大人・老人向けに力点を移していくべきかも知れません)・予備知識がない人・非鉄の大人でも楽しめるような施設に成長させていくほうがいいのではないかと。その楽しみとは一過性のものではなく、リピータになりたくなるようなもの=「楽しく体験し、多くを学ぶ」という要素による楽しさ(知的刺激とでもいいますか)なのではないかとも思うわけです。
もう一つは、鉄道テーマパークとは言え、やはり碓氷峠の記憶を伝え後世の人にも理解してもらうというのが一番大事だと思うわけです(鉄道車両や遺構の保存展示にも通じます)。
交通博物館がもっていて、文化むらに足りない要素がまさしくこれらの点ではないかと。
文化むらはテーマパークであって博物館ではないという事情は十分理解すべきですが、でもそれに安住していては将来が危うくなるのではないかと・・・。
TK
2006年 03月 29日 22時 35分 07秒 |
う〜んさん
おっしゃることすべて同感、賛成で追加する言葉もないです。まったくそのとおりです。
「体験して楽しく学ぶ」という点は文化村には少し足りないかと思うところもありますね。まだこれから、いろいろ施設を作り、「体験して楽しく学ぶ」ということが出来るようにしてほしいと思います。
鉄道ファンにはとてもうれしいEF63の体験運転などもありますので。ファンにとってはどんどん施設が充実して行き、うれしいところですが、家族連れにはまだまだ楽しんでもらえるところを作る必要があるかとも思います。決して今が悪いといいたいわけではありません。
『交通博物館は鉄道について予備知識がなくても、鉄道技術について体系的に知ることができるようになっているが、文化むらは碓氷線の歴史を区分するだけで肝心の勾配を超える技術などについて予備知識があることが前提のような展示になっている。』
この点ですが、まさにそのとおりだと思います。
碓氷峠ファン、碓氷峠好きの人にはわかるかもしれませんが、予備知識無しの人には理解がしにくいかと思います。「碓氷峠ってどこ?」的な発言をする人がいるということを文化村のほうにも知っていただきたいです。
1から、根本的なところからの解説が必要かと思います。確かに交通博物館は予備知識無しでも深く理解できる説明があり、また体験が出来ました。
そこらへんを今からでも遅くはないと思うので文化村にも取り入れてほしいと思います。
う〜んさん、もし機会がありましたら関係者に提案するのもいいかと思います。
反対されるということはないと思います。確実にう〜んさんのおっしゃることは正解ですし、文化村にとってもマイナスにはならないと思います。資金的に難しいかとは思いますが・・・。
う〜ん
2006年 03月 29日 14時 58分 01秒 |
>TKさん
交通博物館と文化むらとの違いですが、前者は(鉄道中心としながら交通全般を展示というのは置いておくとして)博物館、後者は鉄道テーマパークというのがあるでしょうね。そのような基本的性格の違いが、TKさんご指摘の点を生む理由かも知れません。
#もちろん鉄道テーマパークだから良くない的な話ではありません。
ただ、わが国で近年増えている「テーマパーク」というあり方について、もう少し議論が必要なんだろうなとは思います。
「しかも無料!ここがポイント」
それはあるかも知れません。入園料に体験施設全てが含まれるのが理想とする考え方もあるでしょう。シミュレータの1000円というのも、親子連れの「え!こんなにするの?」的反応を実際何度か見ています。遊具としてならば確かに高いでしょう。
ただ、違う見方もあるかも。入園料をできるだけ低く設定した上で、シミュレータなど高価(設備投資ならびに維持費)な遊具では別途料金とすることで、テーマパークという緩やかな性格の施設に来る種々の客・・・鉄道に対する興味度合いに非常なばらつきがあり、シミュレータに全く興味がない・・・に無理なく対応しようとするような。
このあたりの考え方は、純然たる民間施設ではない文化むらでは仕方ないという見方もあります。
#全国各地の第3セクター施設共通の問題もあるでしょうね。
「文化村は「見て、触って、体験」という交通博物館に比べ、「見る」が中心となっているのだと思います。見るだけのものが交通博物館に比べ多いと思います。」
同感です。文化むらでも「体験」がキーワードになってはいるのですが・・・。
1.EF63運転体験に象徴的ですが、一部のコアな客向けがメインとなっていて(そ1000円するシミュレータも同様でしょう)、それ以外の客の「体験」機会があまり用意されていないように思います。(コア向けを否定するわけではありません。コア向けのディープさと比較してのバランス問題を指摘しています)
2.「見て、触る、乗る」ものはありますが、それが「体験して楽しく学ぶ」ようなものになっていないのではないかと思います。実物の機関車を「見て」、運転台装置に「触って」、「アプトくん」や遊具に「乗る」。それはそれで楽しいのでしょうけれども、「体験」とか「学ぶ」という知的要素につなげる仕掛けがあるのかどうかという問題ですね。厳しい言い方をすれば、遊園地とどう違うのってことです。
#テーマパークなんだから遊園地でもいいという考え方もあるでしょうから、文化むらの性格付けの問題から議論すべきなんでしょうね。
3.鉄道テーマパークという性格付けの問題をさておくとしても、展示方法に改善の余地が多いのではないかということがあります。
1)鉄道資料館の展示方法。ある程度の予備知識と興味がある人以外がはたして理解できるのかどうか。大部分の客にとっては、まさしく「見るだけ」(展示ケースの前を通過するだけ?)になっていないか。一方、鉄道展示館については、内部が整理されないままになっていてせっかくの空間が有効活用されていないのではないか。
2)交通博物館の展示方法との大きな違いとして、展示に体系性があるかどうかという問題がある。交通博物館は鉄道について予備知識がなくても、鉄道技術について体系的に知ることができるようになっているが、文化むらは碓氷線の歴史を区分するだけで肝心の勾配を超える技術などについて予備知識があることが前提のような展示になっている。・・・鉄道テーマパークという性格付けに合ってないというか、厳しい言い方をすれば単なる資料館になっている。(鉄道資料館だからそれでいいと言ってしまうのは簡単ですが・・・。以前にも書きましたが、資料館から出てきた非鉄観光客から「碓氷峠ってどこですか?」なんていう質問をうけると愕然としてしまうんですね)
3)展示車両の説明が不十分(これまで何度か出ている話題ですね)、展示車両が汚いという問題が依然としてある(汚れについては今後加速することが予測される)。
こういう問題については交通博物館に学ぶべき点がたくさんあるように思うわけです。
専門の学芸員あるいは企画運営チームをおけない事情もありますから無いもの強請りになってしまうと良くないのですが、半永久的に文化むらを維持発展させていくために少しずつでも発想を変えていくほうがいいのではないかと。
文化むらにしかないものについては全く同感です。
EF63については動態保存という側面で、もっと観光客にアピールする方法を考えると良いとは思います。
TK
2006年 03月 26日 00時 26分 24秒 |
私は「御茶ノ水の交通博物館」の名前で小さい頃から親しんできました。
あの交通博物館ももう無くなるんですね。愛着というものがあるので移転だとしても悲しいものがあります。
交通博物館と文化村の違い・・・。知名度、場所的にいろいろあるのだと思うのですが・・・・・・・。何が違うのかすぐに思い浮かびません。参考にするといい点はたくさんあると思います。
まず、鉄道に関するもの(扉の開閉体験・運転シュミレーター・本物に近い運転台を使った模型の運転など)がたくさんあることですかね。しかも無料!ここがポイントなのではないかと思います。
EF63のシュミレーターは一回¥1000。高いと思います。
文化村は「見て、触って、体験」という交通博物館に比べ、「見る」が中心となっているのだと思います。見るだけのものが交通博物館に比べ多いと思います。
車両の展示も多いですが、子供が体験できるものは少ないです。
EF63の体験運転などは普通子供はやりませんし、出来ません。相当好きな方でないと、¥30000も出して体験運転は出来ないでしょう。
それに比べ交通博物館は子供が体験できるものが多いと思いませんか。
扉の開閉、模型の運転、台車の制御もあったはずです。それがすべて無料。
文化村と交通博物館の共通点、「HOゲージの運転」は文化村もなかなかの出来だと思います。
逆に文化村にしかないものも多くあります。EF63体験運転、シェルパくんの運行等。
こういった碓氷峠(廃線跡)という状況をうまく利用した物は素晴らしいと思います。
東京では真似は出来ないはずです。
まだまだたくさんありますがこの辺にしておきます。
こんな感じでいかがでしょうか。
う〜ん
2006年 03月 25日 23時 08分 10秒 |
>快速川越逝きさん
仕事でばたついていてちょっと間があいたのですが、今下記を読むと不愉快な表現になっていることに気がつきました。恐らくご不快に感じられたことと思います。申し訳ありませんでした。
テーマ的に、旧万世橋駅遺構ならびに交通博物館建物の保存(鉄道以外の貴重な展示物の行く末も含め)があったわけですが、本題としては文化むらが交通博物館を参考にすると良い点があるかどうかということでした。
快速川越逝きさん、皆さん、いかがですか?
う〜ん
2006年 03月 23日 21時 22分 55秒 |
・・・乗り換えいやなら最初から総武線に乗ればいいのでわ、と意地悪な感想もたれた方には、ごもっともとお答えするしかなく(笑)。
・・・秋葉原周辺整備の進展を考えれば、万世橋に駅を作るよりも、総武線に快速電車を走らせたほうが早いと思われた方にも、ごもっともとお答えするしかなく(笑)。
自分で「このへんにいたしましょう」と言った直後に、悪乗りぎみ追記してしまいすいません。
う〜ん
2006年 03月 23日 21時 17分 42秒 |
>快速川越逝きさん
中央線列車の編成長さを考えると残念ながら物理的に難しいのでは?旧万世橋駅のホーム跡を整備するような考え方でいくとしてですが。
#そもそも御茶ノ水とか神田乗換えって、それほど苦痛ですか?
万世橋で降りて歩くか、秋葉原で降りて目的地を目指すか・・・。秋葉原駅横の整備が進んでいる今、私ならば御茶ノ水で乗り換えて秋葉原で降り、歩く距離を減らす&雨天でも傘がいらないほうを選びますが(笑)。
私の問題意識は、旧万世橋駅の遺構ならびに交通博物館建物の保存です。中央線の列車編成ならびに大量の旅客をさばくためには、遺構の取り壊しと新駅建設が必要となるでしょうからね。ちょっと話の方向がずれてるなぁと思わなくもなく。
いずれにせよ万世橋駅そのものの議論はこの掲示板の主旨からずれますので、このへんにいたしましょう。
快速川越逝き
2006年 03月 23日 20時 03分 23秒 |
>う〜んさん
万世橋を閉館後
1面2線の駅として活用できないでしょうか?
秋葉原への新たなアクセスとして需要はあると思います
新宿〜秋葉原と行きたい場合
御茶ノ水で乗り換えをしないといけません
そのため、万世橋駅を作ることができれば
確実に利用客は来ると思います
う〜ん
2006年 03月 23日 01時 10分 42秒 |
ところで、交通博物館、いよいよファイナルですね・・・。移転そのものは仕方ないというか、将来を考えれば喜ばしいことなんでしょうけれども、歴史ある建物がなくなってしまう(本当ならば、何らかの方法で万世橋駅遺構とともに保存して欲しいところ)のはとても残念です。「帰りたくない」とごねて親を困らせたことは(多分、笑)ないはずですが、何度訪れても時間の経つのを忘れるような魅力ある場所でした。
願わくば、文化むらも交通博物館のような魅力を発揮して欲しいものです・・・。
交通博物館と比較して何が足りないのかな、施設の性格とか予算上の制限なども勘案した上で交通博物館に学ぶべき点はないのかな、などと考えています。
う〜ん
2006年 03月 23日 01時 03分 00秒 |
>TKさん
いえいえ、お気になさらずに。
碓氷ファンも世代交代というか新世代参入というか・・・、廃止後それも最近になって碓氷峠の魅力にとりつかれた人もいるでしょうから、知識や情報面での記述はできるだけ誤解を招かぬよう丁寧にしていったほうがいいのでしょうね。(自省もこめて書いてます)
TK
2006年 03月 21日 13時 25分 37秒 |
ちょっと勘違いしていました。読み不足です。すみません。
よく調べてみたら、検査の都合で運用に就けず、あまりの車両をおいておくということも必要ですね。
「一両だけの単独運転などは通常碓氷峠ではありえなかったので、余剰廃車・・・。」
これもう〜んさんのおっしゃるとおり、誤解を招くような言い方ですね。確かにそういう列車が設定されていなかっただけです。書き方がイマイチよくなかったです。
すみませんでした。
う〜ん
2006年 03月 21日 12時 53分 37秒 |
>TKさん
「一両だけの単独運転などは通常碓氷峠ではありえなかったので、余剰廃車・・・。」
の件ですが、確かに単機での列車牽引はありませんでした(あり得ないというのは技術的にではなく、そういう列車が設定されていなかったという「事実」の問題ですから、「あり得ない」と書くよりは「なかった」と書くのが正確かと思います)。
ですが、それが原因で余剰廃車というのは誤解を招く表現かと・・・。つまり、機関車が重連運用なので、「余った1両」は不要というのは理解の仕方としてまずいということです。実際、EF63は全盛期には23両すなわち奇数両がいたわけで。つまり常に1両「余っていた」と。1号機と14号機が余剰廃車になった後は21両で、1両「余っている状況には変わりなく。これは台検、全検などのスケジュールもあり運用につかない機関車が定期的に発生することを想定した「余り」であって、すなわち不要ということではないわけです。
揚げ足ととるというか、重箱の隅をつつくようなことを書いていますが他意はまったくありません。TKさんも十分知りながら書かれたことかと思いますが、誤解を招く表現かなと思い敢えて指摘させていただきましたのでご容赦を。
さて、記事としては旧聞になってしまったのですが、雑誌「世界」の3月号(前月号ですね。最新は4月号なので)の278ページに松井田町合併に関するルポ記事が掲載されています。記事内容の評価については保留しますが(短編ルポということもあり掘り下げが足りないのは仕方ないと思う一方、賛否両派への取材がないので読み足りないのは否めないということは指摘しておきます)、一応紹介しておきます。
TK
2006年 03月 19日 21時 05分 48秒 |
う〜んさん、ありがとうございます。
14号機は余剰なんですね。一両だけの単独運転などは通常碓氷峠ではありえなかったので、余剰廃車・・・。なんとも悲しい。
検査時期の関係なら14号機が選ばれてしまった理由もわからなくもないです。
長野の車両は確かに整備工場があるのですから、きちんとした保存をお願いしたいです。
う〜ん
2006年 03月 18日 18時 27分 31秒 |
新安中市ホームページでの碓氷峠や文化むらの扱いについて訂正です。
リンクがちょっと深いので少し地味ところはありますが、記事ボリュームとしては旧松井田町ホームページよりも上でした。
「ホームページであまり重視されていない」と書いたのは間違いと認め、謝罪し撤回します。もうしわけありませんでした。
う〜ん
2006年 03月 18日 18時 20分 15秒 |
>松井田町民さん
とうとうこの日がきましたね。
とにもかくにも、合併が、松井田・横川・坂本地区の発展は当然のこととして、文化むらなど諸施設の維持発展・観光開発計画、さらには鉄路復活構想にどう影響するのか注目していきたいと思います。
利益寄付については判断材料が少ないので意見を述べるのは差し控えます。
#ただ一般論として言えば、新安中市に対しても寄付行為を続けることで文化むらならびに碓氷峠の存在をアピールし鉄路復活構想続行の環境作りをするという考え方もあるとは思いますよ。現時点での新安中市のホームページを見る限り、碓氷峠にしろ文化むらにしろあまり重視されているようには思えないですし(これから関連ページを充実させていく計画かも知れませんので最終的な判断はしませんが。あくまでも現時点での感想です)・・・。
う〜ん
2006年 03月 18日 18時 11分 16秒 |
出張でばたばたしておりまして、返事が遅れてすいません。
>TKさん
14号機は1号機とほぼ同時期(1986から87年頃)に余剰廃車となっています(ですから、廃車状態での留置はある意味当然かも)。1975年に5号機と9号機が事故廃車となったため補充として24号機と25号機が追加製造されたのですが、その後1984年に貨物列車の廃止(信越線長野以南)があり、余剰が発生したということです。ちなみに、EF62も大量に余剰となって多くが他線区へ転出しています。何故14号機が廃車対象となったのかですが、調子が悪かったという話は知りませんので、全検時期との関係かも。
その後、高崎機関区構内で留置されていたのですが、車両保存構想(博物館設立?)的なものがあったとかで、機関車だけでなく多くの車両が高崎機関区構内に留置されていました。その多くが文化むらにきたわけです。(文化むらという形で、保存構想が実現したとも言えます)
14号機は文化むら入りリストから漏れてしまい、そのまま留置されていましたが、近年EF65など国鉄時代の機関車が急速に廃車になるにつれ居場所を失い、高崎近郊の某所へ他機関車とともに移されました。
長野の留置車両群(EF63だけでなくEF62など、保存に値する車両が複数います)については、きちんと保存するようにしていって欲しいものです。せっかく整備工場があるのだから、動態保存という形を実現できればいいですよね。
松井田町民
2006年 03月 18日 02時 04分 16秒 URL:http://new_matsuida.at.infoseek.co.jp/ |
本日 3月18日にて碓氷郡松井田町は、消滅しました。
住民意向調査では、73%以上の住民が合併に反対でしたが、
合併推進派の策略にはまり、合併を撤回することが出来ませんでした。
鉄道文化村は、余剰となった利益を、松井田町に寄付という形で、
毎年、数千万円も寄付してきました。
これからは、安中市には寄付する必要は無いと思います。
利益は、再投資にまわして、車両整備やDMVの購入にあてるのが良いでしょう。
快速川越逝き
2006年 03月 16日 22時 04分 29秒 |
う〜んさん
航空機の参考の件はありがとうございました
TKさん
北海道新幹線が3軌式ということは
今までどおり
寝台特急のカシオペヤ、トワイライトエクスプレス、貨物列車は
運行するのでしょうか?
質問ですが北海道新幹線全線開通は北陸新幹線より早いのでしょうか?
TK
2006年 03月 16日 16時 41分 24秒 |
新幹線は3軌式らしいです。線路を在来線と共有するらしいですがなかなか難しいのでは?と思います。
TK
2006年 03月 16日 16時 23分 28秒 |
碓氷線とは直接関係ありませんが、吉岡海底駅が17日で廃止されるそうです。
理由は新幹線の工事着工だそうです。
とうとう北海道にも新幹線入りですね。信越線もそうでしたが、たぶんまた在来線はJRから手放され、第三セクター化でしょう。青函トンネルは複線ですが、片側に新幹線、もう一方に在来線という形なのでしょうか。貨物線としての線路は残しておくという話を聞いたことがあります。寝台特急のカシオペアなどは走り続けるでしょうから、どうなるのでしょうか。一度詳しく調べてみます。
TK
2006年 03月 15日 12時 57分 23秒 |
お久しぶりです。餘部に旅に出てから掲示板の話に入りにくくなってしまい、ずっと書き込みをしないでいました。
とうとう14号機も解体ですか・・・。なぜ早くから廃車になったのもわからないまま、碓氷線も廃線になっていしまいました。
碓氷線廃線の時から、ボロボロの姿を見てきましたが、留置というより廃車同様でしたよね。なぜあの場所に留置されていたのか、わかりません。
私もう〜んさんと同じく、廃線になってからEF63の解体が進んでいましたが廃線から8年以上たった最近まで解体されていなかったので、どこかで保存されるのか、というわずかな期待もありました。残念。
本当にこれが最後の解体になることを祈ります。う〜んさんのおっしゃるとおり、可能性は長野の2両ですね。時々長野車両所の公開がありますが、見たことあるのは、もうだいぶ前なので、現在どのくらい整備され、もしくはどのくらい老朽化が進んでいるのか、まったくわかりません。横川駅の189系のような姿になっていないことを祈るだけです・・・。
う〜ん
2006年 03月 15日 11時 58分 45秒 |
残念なお知らせです。
EF63の14号機ですが、とうとう解体されてしまったようです。
実は、14号機とともに某所で留置されていた機関車群(EF60、EF65)が一気に解体されるという噂を聞いていたのですが、解体日など具体的なことがわからないまま、東京方面の友人にウォッチを頼んでいた次第。で、とうとう・・・。
長年に渡り何故か解体されず留置されていたので、ひょっとしてどこかで保存か(大宮の鉄道博物館入り?)などとちょっとだけ期待したこともあったのですが・・・。
EF60の解体も含め、とても残念です。
14号機が、EF63解体の最後になることを願っています。
#長野のEF63が将来どうなるのか不安なので・・・
#11と12号機が動態復元されたこともあり、二次形でも1両ぐらいはと思ってみたり。可能性があるのは長野の2両(15と19号機)のみかと思うわけで・・・。
う〜ん
2006年 03月 11日 12時 31分 08秒 |
屋外展示スペースのしかるべきところ(展望のきく場所)に、碓氷峠方面の展望図(山の展望台でよくおいてあるやつ)なんかがあるといいですね。
#一般観光客に「碓氷峠はどこですか?」と質問されてしまうとか、勘違いしている人物が懺悔岩とか入山峠方向を指して「碓氷峠は険しい」なんて同行人に説明してしまう場面はなくなるでしょう(笑)。
う〜ん
2006年 03月 11日 09時 25分 01秒 |
>紫苑運転区さん
映像をつかった説明の有効性は同感です。ただ、屋外展示スペースの車両の場合、屋外という条件がネックになりますよね。車内公開されている客車であれば車内に映像関係装置を設置できますが(電源関係での車体改造がOKとなったとして。ただ保存目的を考えると車体改造には躊躇を感じます・・・)、車内開放していても機関車の狭い運転台では設置スペースがありませんし、車内開放されていない場合は屋外設置になります。つまり、大部分の車両で屋外設置にならざるを得ないということです。
全天候型のブース式(屋外公衆電話みたいな感じの)ならば屋外設置でもほぼ問題ないでしょう。ただ、これだと小型になるので大勢が一度に見るのは不可能で、一人もしくは少人数が覗き込むような形になりますよね。
車体個々の説明方法充実はもちろん必要ですが、その前に肝心の碓氷峠の説明で、予備知識のない一般観光客でも楽しく理解できるような方法がないかということがあります。
#碓氷峠の場所を示す地図(ボタンを押すとその場所が光るようなやつ)、正確な地形ジオラマ(これもボタンを押すと碓氷線のルート・・・計画線も含め・・・が光ったり、それに対応して別に設置された画面に説明ビデオが自動再生されるようなやつ)、勾配比較、勾配を超える方法の比較(歴史的変遷も含め)がないのは残念というか・・・。ちょっと大きめの展示施設であれば珍しくない展示方法だけにね。
>快速川越逝きさん
航空機関連の展示方法も参考にできる点は多いと思いますよ。特に実物展示では、鉄道車両より保存が難しいですし、ものが大きいだけにレイアウトの工夫もありますし、参考にすると良い点は少なくないはずです。
私も航空機が(も、笑)好きで、全国の各種施設を見ています。ピカピカに美しく整備された実物展示、模型や画像の多用など、予備知識のない人でも楽しく理解できるようになっているところが多いかと。航空機の図面とか専門的なものはたいていは一般展示されておらず、資料室(図書室)などで閲覧(申し込み要)するようになっていますよね。このあたりの考え方というかセンスというのは鉄道関係展示でも参考にできると思いますよ。
快速川越逝き
2006年 03月 10日 20時 23分 36秒 |
紫苑運転区さん
鉄道から少し外ますが、説明書きで埼玉県所沢市西武新宿線航空公園駅徒歩3分の距離に
日本発の飛行場航空機発祥館では
展示している飛行機と
説明が書きと説明の動画、簡易図書室等があります
鉄道・碓氷線には関係ありませんでしたが他の分野の保存はこういうものか?
という参考までに書き込みました
この(航空機)話しを聞いて不快に思った鉄道ファンの皆さんにはお詫びを申し上げます
紫苑運転区
2006年 03月 09日 23時 03分 19秒 |
>う〜んさん
そういう方法があるんですね。考え足らずですみません。
展示物などの演出や説明は同感です。(文化村の屋外展示車両のソ300は鉄の私にもどう作動するのか分かりませんし)前にも書いたかもしれませんが、車両に関して言えば、映像を使って説明すればいいのではと。
う〜ん
2006年 03月 09日 10時 10分 16秒 |
補足です。アプトの道として現在公開されているアプト式旧線トンネルですが、崩落危険箇所の補強は鉄骨とコンクリートが使われています。それ以外は、できる限りオリジナルのまま保存展示されています。抜き取り対策のアクリル板保護ですが、トンネル内壁全周に施す必要はなく、標準的な身長の人の手が届く高さぐらいまでで十分でしょう。
もちろん、訪問客のモラル向上の仕組が一番大切だとは思います。私見では、遺構の説明とか文化財保護されている点などについて、もっと説明板を設置してもよいように思います。また、展示の演出として、例えば要所要所に勾配表記、軽井沢&横川からの距離表記、標高表記などがあると良いでしょうね。
#文化むらの資料展示にも共通するのですが、碓氷峠各所での説明・演出方法はある意味あっさりしすぎているというか・・・。予備知識があってわかっている人にはわかるけれども、そうでない人にとってはさっぱり価値がわからないのではないかという危惧があります。
#碓氷峠ってどこですか?と、文化むら園内で観光客に質問されたこともありました(笑)。
う〜ん
2006年 03月 09日 07時 26分 42秒 |
>紫苑運転区さん
煉瓦の内巻きだと、まず強度的に問題がありますし、費用もアクリル板よりかかるはずですよ。それに、アプトの道として公開されている区間のトンネル内部補強は終わっていますし。次の問題は、新しい煉瓦で内巻きしてしまうと、アプト式旧線遺構を公開する意義が損なわれることです(国指定重要文化財として、そういう補強が許されるのかという問題もありますし)。
アクリル板を使う方法は、国内外の遺跡などで実績がありますよ。遺跡ではありませんが、大阪の交通科学館や長浜の記念館などでも使われています。前者は車内公開されている車両の計器板保護、後者はED70などのステップに登らせないための安全対策です。
紫苑運転区
2006年 03月 07日 23時 43分 31秒 |
>う〜んさん
煉瓦抜き取り犯対策で、透明アクリル板で隔離(私はついでに補強として内巻き)するのは考えましたが、費用が結構なものになりそうだと思ったのと、補強するなら煉瓦で内巻きすれば外観は変わらないかなと思いまして。
#それにしてもそういった無常識人の犯罪が(碓氷峠だけでなく)増えてますね。親の顔が見てみたい。
う〜ん
2006年 03月 07日 23時 05分 00秒 |
>紫苑運転区さん
おかえりなさい。今後ともよろしくお願いします!
熊ノ平の音の件、変電区建物内で流すのがいいと私も思います。訪問客のみなさんには目を瞑ってもらって流すような演出がいいかと。使用可能な音源はJR東日本が企画したビデオなどがありますよね。
煉瓦抜き取り犯対策ですが、一つは「割れ窓理論」の適用で現地の徹底美化があると思います。出来る限り美しい姿で維持の上で説明完備する方法ですね。
物理的な対策としては透明なアクリル板で隔離する方法があります。内巻してしまうと、埋蔵文化財での埋蔵保存的手法になりますが、これだと「アプトの道」の意義が失われてしまうかも知れないので。
紫苑運転区
2006年 03月 07日 22時 32分 24秒 |
皆さんお久しぶりです(ようやく超過酷運用解消)。
>う〜んさん(敬称は統一します)
熊の平に走行音を流すのであれば変電所内だけで流すという手もあるかと思います(これならある程度は音量が大きくても環境には影響ないかと)。
アプト線のトンネルから煉瓦を抜き取られることへの対処としては、内巻きとして新しく煉瓦を巻き直す(コンクリで固めてしまう)というのは…重要文化財だと出来ないかな。
すみません、余りいい考えが浮かびません。
う〜ん
2006年 03月 07日 00時 27分 36秒 |
音とくれば次は光・・・?
話題がずれますが、文化むらの屋外車両展示スペース、イベント的にライトアップとかすればいいんでないかと以前から思っているのですが。毎日となると費用がばかにならないと思うので、年数回のイベントデー限定でという前提ですが。もちろん、その時には夜間特別開園をやるという手もあります。