ここで取り上げるテーピングは、以下の2点を中心に伸縮テープ、キネシオテープを使った方法について説明します。キネシオテープは、前者のテープとは違い、使用方法は、消炎鎮痛のための貼薬みたいな使い方です。消炎効果はありませんが、皮膚を持ち上げ刺激することにより筋肉組織周辺の血液やリンパ液の循環に働きかけ疲労回復や本来の働きを助ける効果があるそうです。伸縮復元性は、ほとんどありません。また、筋肉を伸ばした状態で貼ります(キネシオテープ)。貼りなおすと粘着力は落ちます。(ピップフジモト鰍フカタログより)
- ケガの予防
- ケガの再発防止
■肩(かた)のテーピング(キネシオテープ)

■手首のテーピング(キネシオテープ)

■ひざのテーピング(キネシオテープ)

■肘(ひじ)のテーピング(伸縮テープ)
- アンカーを巻く。腕を1.5周ほど(2ヵ所)
- 腕を少し曲げた状態で縦を貼る。張った後は、腕を伸ばしてテープを密着させる。@
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- 次にX(エックス)サポートを貼る。(2ヵ所) A
- 中央部に腕1周程の両脇に切れ込みを入れたテープで肘を避けるように貼る。B
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■アキレス腱のテーピング(伸縮テープ)
- テープをかかとから貼り、踏みつけた状態で膝裏まで貼ります。@
- @のテープをしわが寄らないようにアキレス腱まわりに粘着させます。
- かかとの半分より右側にテープを貼り、対角線(Xサポート)状に貼ります。A
- 同様にかかとの左半分にテープを貼り、踏みつけた状態で膝下右側へ貼ります。
- かかとの右半分へテープを貼り、@とAの間をサポートするようにBを両側に貼ります。
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■かかとのテーピング(伸縮テープ)
- かかとの水平位置@を反対側まで貼ります。
- @に直角にAを反対側まで貼ります。
- 張ったところに少し重なるようにBCを交互に張っていき、かかと全体を覆うように貼ります。
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