活動報告
 秦野保護司会にて名古屋刑務所の視察研修を行ないました。
場所は愛知県西加茂郡三好町福谷下り松にあり今年の11月1日から住居表示が変更になり三好町ひばりヶ丘1丁目、
名古屋刑務所も「森の中」から「街の中」へと刑務所の周辺は一般の1戸建住宅でいっぱい
施設の沿革
 明治6年広小路徒場が懲役場と改称され尾張藩敷地内に三ツ蔵懲役場を開設した。
明治14年4月に内務省の所管となり、名古屋監獄署と改称、大正11年10月名古屋刑務所と改称、昭和40年1月三好町は移転
 一般に刑務所は裁判で決まった懲役、禁錮の刑の執行するところであるが、名古屋矯正管区内の基幹となる施設として同管内最大の規模を有し、犯罪傾向が進んだ26才以上の受刑者を収容し東京大阪名古屋と74ヶ所施設がある中で3番目の規模があり、収容定員は1,924名ですが、現在は2,200名入所しています。
 犯罪名は覚せい剤関係が多く30%次は窃盗と入所の回数は最高で30回、平均4.2回と犯罪者が多くなり施設が足りないので36年ぶりに2ヶ所の刑務所を設置することである。
 受刑者は作業とすることを義務づけれれていますが勤労意欲の促進、職業技術の習得など、またその作業成績など参考に作業賞与金を計算し、出所するときの更正資金として支給している。
 作業者は働くことが面白くなった、忍耐強くなった毎日働く習慣がついた、任された仕事を終えた満足感・品物の大切さに扱う心、技術が身についた、社会で役立てたい。
研修参加者 研修を終えた参加者
背景は名古屋刑務所

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