活動報告
04年10月27日
安心防災ネットについて
 一宮市行政視察を行いました。
一宮市庁舎一階で台風15号と
前線に伴う大雨による被災者への
義援金箱に
消防本部予防課大野課長による説明 河川等水位監視システムの説明を
受ける秦政会議員
システムについて質問する三竹議員 秦政会会派のメンバー
(宮川議長は直接全国都市問題会議へ)

愛知県一宮市及び第66回全国都市問題会議報告

 一宮市は愛知県西北部にあり名古屋へ約17`岐阜県へ約13`

とほぼ両市の中間に位置していて木曽川の沖積作用によって形成された濃尾平野の中央にあり古くから農耕が盛んに行われていた、太平洋戦争では2度の空襲により市街地8割が焼失したが戦後市民と行政の目覚しい努力と取り組みにより、いち早く復興がなされた。

 現在では中部経済圏における重要な交通拠点であり、名神高速道路や本市を起点として中部地方を縦断する東海北陸自動車が、名古屋と岐阜を結ぶ幹線道路、鉄道もJR・名鉄本線が走っており、こうした地の利を活かした工業団地も整備され経済基盤の強化や雇用の拡大により更なる発展が期待される。

 平成14年4月1日より特例市に移行された一宮市は「心の豊かさがあふれるまち」の実現に向け駅周辺都心地区の再開発や東海北陸自動車道インターチェンジ周辺の開発をはじめとした市民の憩いの場所の整備、生活関連基盤の充実等、市民福祉の向上に寄与すべく積極的に事業に取り組み至誠83年にふさわしいまちであると思う。

 調 査 事 項
ア、あんしん・防災ネットについて、 
消防本部予防課大野課長他
災害時の緊急情報を市民の皆さんにメールで知らせる。但し、自分の携帯電話やパソコンのメールアドレスを発録することにより災害時に市の災害対策本部が発録者には知らせたい緊急な情報を,自動的にメールで受信することができるシステムでサービス内容は災害時緊急情報、安否情報、避難所検索、休日、夜間時の医療機関、災害時緊急メール。15年6月1日からシステムを開始、今日現在5045名が登録され1万名を目標にしている。

イ、河川等水位監視システムについて
建設部治水課三宅課長他
平成12年9月に一宮市等を襲った東海豪雨が総合治水計画策定に強い影響を与えたと説明された。
1)
背景
大雨のとき職員が重点監視地点に出動して水位などの状況報告を電話で行っていたが多発している短時間で局地的な集中豪雨では、重点監視地点への出動が困難となっている、このシステムによりリアルタイムで水位情報等を把握することが急務になってきた。
2)目的
こうした背景から,水位等を迅速に把握できる「河川等水位監視システム」は15年から2ヶ年で工事を進めているとのことである。
3)システム概要
このシステムは、建設部の中央監視装置で監視できる市内25ヶ所の水位情報等と消防本部管理の5ヶ所の雨量データ−と同じ情報を消防本部に設置される災害対策本部と通信司令室へ配信し、さらにその他この情報が必要な部局へも庁内LANに配信する・なお、25ヶ所のうち8ヶ所の水位計等は、16年5月15日から運用開始インターネットにより市のホームページで水位,雨量の情報提供を行っているこのシステムは17年度から運用する予定と聞いた。

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