活動報告

秦政会会派視察報告書    平成18年7月23日

                新  会 長 高橋徹夫

                      幹事長 高橋照雄

視 察  日 

平成18年7月18〜21日

所 函館市・伊達市・札幌市(第68回全国都市問題会議)

員 宮川住雄、高橋徹夫、高橋照雄、村上 茂、関野道弘、福森

(1)函館市:市民活動サポートセンターについて
(2)伊達市:災害に強いまちづくりについて。
(3)全国都市問題会議:「都市の連携と交流―まちからの活用―」

 三竹正義議員は議長としての全国都市問題会議のみ出席のため上記6名の議員で函館市・伊達市は出席、羽田空港730分発函館947分着10時函館市役所4回会議室に招かれ議会事務局深瀬清人次長の歓迎の挨拶、平成16121日函館市・戸井町・恵山町・椴法華村・南茅部町の合併で人口294,212名となり平成1101日に中核都市の指定を受けて各施策を進めていると挨拶、続いて秦野市議会秦政会会長の高橋徹議員から迎え入れていただいた感謝の挨拶。

 視察目的の本題である函館市人づくり・まちづくり事業と函館市民活動サポートセンター設置し市民活動の促進及び支援事業の説明。

目的は市の産業・福祉・芸術文化・スポーツ・コミュニティ活動などの各分野において、まちづくりのリーダー的な役割果たす人材を育成すること、及び市民の自主的な町づくり活動を支援することにより、地域の活性化を図り、市民福祉の向上と地域の発展に寄与することを目的としている。

 補助金額は補助対象経費の3分の2を限度で5万円以上200万以下で補助金交付団体選考委員会に諮りその意見を参考に市長が決定する、対象者は市内住居の年齢満20歳以上60歳未満の者で募集期間は年2月と8月の2回で39月で決定する。

実績としてはGOGO祭り(五稜郭駅前道理商店会振興組合)、「函館ラーメン祭り」(函館製麺組合)、「どさんこIN函館」(どさんこワールド函館をつくる会実行委員会)等61件。

 函館市市民活動サポートセンターの設置

目的:函館市市民の自主的で公益的な市民活動を支援し、行政と市民・企業が協働し豊かで活力あるまちづくりを推進するため、函館市市民活動サポートセンターを設置した。

センターの支援する市民活動は、営利を目的とせず、不特定多数かつ多数のものの利益の増進に寄与する、市民活動の促進及び支援に関すること、市民活動に関する情報の収集・帝京及び相談に関すること、アドバイザーは学識経験者、・市民活動関係者・その他市長が適当と認めた者としているとの事でした。

 

7198時ホテルより営業用車で伊達市え(距離は役300キロ、3時間30分)

1330分伊達市防災センター

災害に強いまちづくりについて

 歓迎の挨拶を伊達市議会総務企画常任副委員長からあり、続いて秦政会高橋会長御礼挨拶。

本題の災害に強いまちづくり(防災センター)について、総務部阿部課長補佐の説明、

 有珠山は長い休止期間の後に噴火活動を再開した1663年から2000年までの間に9回の噴火を繰り返してきた、防災センターは2000年有珠山噴火災害を教訓に、災害の強いまちづくりを推進するため、消防本部と併設で平成13年〜15年度の3ヵ年計画で整備を行い迅速かつ的確に対応できる災害対策活動の拠点施設として活用しているとの説明。防災センターの施設概要について、1階 防災展示ホール・暗闇体験室・防災備蓄倉庫等。 2階 消防体験室等(主に消防業務用事務)。 3階 有珠山防災展示ホール・資料展示室・有珠山監視システム室・防災教育ホール・会議室等で総工費は

,664,727千円国庫補助金、北海道補助金、(財)日本宝くじ協会補助金をいただき平成15年10月末に完成し11月8日より一般開放したと説明。また新たなる備えのために有珠山火災防災マップ、山頂噴火の危険区域予測図、山麓噴火の危険予測図有珠山の噴火と避難のポイントを各家庭に配布周知徹底をしている話を聞き防災センターの展示場並びに暗闇室に入り体験をした。


7月20・21日 全国都市問題会議

 「都市の連携と交流―まちからの活用」

 金沢市山田市長開会挨拶、続いて札幌市上田文雄市長歴史のいぶきを感じる街札幌にようこそと歓迎の挨拶。

(1)転換期を迎える日本社会、平成17年国勢調査結果によると、2005年の人口は戦後初めて前年の人口を下回り、社会全体の大きな転換期を迎えた。又2007年から団塊の世代が定年退職の年齢に達することも、社会や経済に大きな影響を及ぼすことは避けられない。90年代から続いた長期不況は、近年に至りようやく回復の兆しを見せはじめているが、転換期を迎える日本社会は、少子化、年金、医療について社会全体の変化にふさわしい対応策が講じられてきているとはいい難い状況にある。また、少子高齢化、地域経済や産業の不振、中心市街地の空洞化、人口の一極集中、地域間格差の拡大、厳しい財政事情など、大きな問題を抱える都市も少なくない、地方は中央の政策に一方的に従うのではなく、独自の政策を実施することが可能になる、一つの都市の限られた資源の中では困難である、都市と周辺町村或いは農村、都市と都市の連携と交流によって、それぞれの資源を有効に組み合わせてともに発展してゆくことが必要である。

(2)東アジア地域とグローカル時代。

(3)広域的な連携と交流。

北海道札幌市上田文雄市長の卓和「2人の偉大なアーティストの遺産」〜「モエレ沼公園」と「PMF」。

特別講演として市民参加の街づくりと題して建築家安藤忠雄氏のそこに住む人々が積極的に参加してこそ意義のあるものだと1時間の熱弁をされ感動しました。


 

 

以上  

 

記録   福森登

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