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| 2010年の今、主体のPCは新しいものに変わり、モニターもワイド型が主流になってグラフィックスを制作するようになりました。それなりにハイスペックのビデオカードを使用しています。上図の2004年当時のものとは比較になりません。メモリーも3基内蔵のHDもレベルアップしています。完全オリジナルのマシンに高度なソフトウェアが何本もインストゥールされています。能率的でストレスは発生しません。思いのままに稼動しています。オーディオの配置だけが20年間変わっていないのは、すべてエージングのためです。映画に音楽に万全を期すための空間を作っています。すべて現役でバリバリに働いています。OSが95だったPCは、さすがにお蔵入りになって引退しました。他のマシンたちは一部引退したり、現役のものは一生懸命に与えられた自分たちの仕事を真面目にこなし続けています。ファクシミリは電話機から離れ、書籍や学術資料関係はずいぶん増えて1万冊にも及ぶでしょうか。
(2010/05/07) |
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■風景が見える音の秘密について 【ケーブル】 オーディオ・システムにおける現在使用のケーブル類は機器間を接続して、はや10数年になる。10数年間そのままほったらかしである。大事なことは、適度にサウンドを聴きながら、何も手を加えずに放置したまま、実は大事にエージングを保っているということに尽きる。音は完全に部屋に溶け込んで熟成してしまったのである。部屋が大事なのではなく、四季の環境に耐え得るサウンドの方が、嫌々ながらも劣悪な部屋に諦めてしまって、順応してしまった、と言った方が正確かもしれない。耐熱耐寒の強靭なスペックが最低条件で、これをクリアしてから、最もオーディオらしい部屋となるのである。セッティングした当初はいろんなものにやり換えては、あらゆる手を施し、果敢に挑戦し続けたものである。あまりにも理論的にこだわり過ぎたともいえる。 |
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| スピーカー:マーティン・ローガン SEQUELU / アンプ:サンスイ AU-α907DR / CDプレーヤー:パイオニア PD-T07 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 【6Nから7Nへ】 当時、無酸素銅(OFC)の世界しか知らなかったわたしは、\600/mの3.5スケアのスピーカーケーブルで満足していた。もっと溯れば24歳の頃には、\120/mくらいの2.0スケアのケーブルでサウンドを楽しんでいたのだった。京都の電気街で、スピーカーはダイヤトーン、それ以外のアンプやカセットデッキやレコードプレーヤーはテクニクスで買い揃えていた。あの頃、オーディオ機器はまさに夢そのものだったのである。35歳の頃になって、やっとケーブルにもこだわりが出て来たところだった。その時が、いわゆる単に無酸素銅で音楽は聴き入っていたのだった。そして、異変が生じたのは、マーティン・ローガンのスピーカーと出会ってからである。 マーティン・ローガンのスピーカーを買ってしまったばかりに、何もかもオーディオ機器の一新が始まってしまったのである。特にアンプとスピーカー間のケーブルに大変革が起こらざるを得なかった。一般の無酸素銅つまりOFCは、いわゆる4Nである。純度99.995%以上の銅線であるわけだから、下2桁が99.99%ならば充分なクリアな音が再生できるものと信じて疑わなかった。ところが、その当時、オーディオアクセサリーとしてアクロテックや日立電線などが6Nケーブルを開発生産して世を賑わせ始めていた影響から、ついスピーカーケーブルに深入りしてしまったのだった。大変興味を持ち始めたわけである。4Nのいろんなケーブルを確かめながら、ある日、思い切って6Nに変えてサウンドを聴くや、あまりの音の粒立ちの違いに仰天してしまった。これまでに聴いたことのない低域が出ているではないか。「えっ」と、こんな低域が隠れていたのかと衝撃を受けてしまったのだった。純度のいい99.9999%の世界とは、ピュアと言うよりも、銅の結晶レベルまで追求されているわけだけれども、予想に反して、むしろ高域よりも低域のヌケが抜群だということが実感できた。超澄み切った美しい低域の再現により、また、これまでにない別次元の中高域世界の輪郭が見えて来たのである。「音が見えた」のである。 4Nから6Nへの移行には、まったく予期しなかった衝撃が駆け抜けていったが、では、もう一つ欲を持って、6Nから7Nの世界には、一体何が変わるのだろうと、大変興味がまたまた湧いてしまったのである。6Nも7Nも数字的には、もうほとんど変わりないように思えたのだが、歳月が経つにつれてその欲望は一段と増し、これまたとんでもない高い買物に、つい懐が緩んでしまったのである。高い夢を買ってしまったわけだから、きっと7Nには何かがまた変わってくれるに違いない、という期待感は当然にしてあった。6Nから7Nへ一体何が起こったのかと言うと、結論からして、これまたとんでもない衝撃に襲われてしまったのだった。なんと、これまでに聴いたことのない低域が、またまたそこに広がって出ているではないか。じゃあ、これまで聴いていた、あの感動的な6Nの世界は一体何だったのだろうと、ショックが大き過ぎて、頭の混乱が生じたのは事実であった。そして中高域はと言えば、実にナチュラルになってしまったのである。まったく飾り気のない原音があるようで、楽器もボーカルも、立体音像(コンデンサ型スピーカーSEQUELUは左右上下前後に音が出る)のなかで、あたかもステージの目の前にいるような錯覚さえしてしまうほどだ。ビデオ映画をマーティン・ローガンで聴きながら鑑賞しようものなら、そこは映画館内以上の迫力となる。7Nの世界とは、理論上の音質を飛び抜けて、自然界の音に浸る世界だったのである。 |
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| (2002/03/27) |
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