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日本の非常事態  2021 Emergency situation in Japan

たわけ者たちの宴、そして希望の星
たわけ者たちのお祭り騒ぎが終わった。最も可哀そうなのは、無観客の選手たちだった。特にパラリンピックは、観客を入れられる時に開催すべきである。オリパラの選手たちがどれほどこの日が来るのを待ち遠しく思っていたか、各競技をTVで観ていてつくづくわかった。一方、商業化した強行オリンピックの断末魔の形が如実に現われていたのは見逃せない。昨今のオリンピックには関心がだんだん薄れていて、もともと「東京オリンピック2020」には当初から私には興味がなかった。2013年に東京にオリンピック開催が決まっても、日本人の一人として嬉しくもなかった。TVメディアは日本人選手のことばかり放送して、日本のメダル獲得数ばかりこだわって、拝金主義丸出しで下劣な要素ばかりが目立っている。勝者ばかりに注目して、敗者のことなぞいつも形式的で無神経な気配りしかない。一人一人の選手がそれぞれどんな物語を紡いでいたか知る由もない。関心は金メダル獲得と、ついでのメダルの色のみだ。選手の栄光を放送することで、まるで自分の手柄のように名誉にあやかりたいだけだ。栄光と富貴に群がるメディアの報道は、すでに地に堕ちている。教養も人格もモラルもない体裁重視の報道のあり方には、うんざりする。建前と本音がありありと透けて見える番組ばかりだった。

人が言った言葉尻をいちいち誇張する低劣な言動が横行している現代とは、何と軟弱な時代であろうか。生きてゆく信念のない不甲斐なさを露呈している。日本政府の虚しさや偽装工作の新型コロナウイルス対策といい、政府に都合のいい、あるいは忖度された操作発表数値といい、ワクチン接種後の急死死因には「因果関係が評価されない」という、まったく日本語の体を成していない曖昧模糊の発表といい、分科会の発信も行動が伴わない体たらくは、大正時代の主婦たちの井戸端会議と変わらない。「デルタ株は空気感染なんだからさあ、ワクチン2回打っても、ブレークスルー感染してるって言うじゃない。となりの奥さんがそうだったのよ。ご近所のことだからさあ、わたし、こわくなっちゃって、このあいだまでその奥さんとおしゃべりしてたでしょう、もしかして、わたし、濃厚接触者になっちゃうのかしら」、と分科会は、こんな井戸端会議を一年以上もこの日本では続けている。

「あらいやだ。〇〇さんとはスーパーでも、わたしも、時々おしゃべりしてたわよ」
「新規陽性者数を毎日テレビで発表してるけど、陽性率で単純計算したら、東京の陽性者って、2、3百万人いるってことよね。現在の東京人口って推計1400万人でしょ」
「PCR検査が面倒くさいから、東京の検査数は一日1万件だなんて、日本は遅れてるわよね。全く後進国だわ」
「海外では日本の10倍から100倍はPCR検査してるから、本気で陽性者をひろって隔離に努めてるのに、日本はワクチン数で穴埋めしようとしてるんじゃない。日本のコロナ感染症対策って、PCR検査を少なくすれば、陽性者をその分少なく見せれるわけだけど、幼稚よねえ。中学校の義務教育を日本政府は受けてないんじゃない。世界からバカにされても仕方ないわ」
「ほんとに浅ましくて、幼稚よね。なんでワクチン、ちゃんと調べないのかしら」
「コロナで死にたくなくてワクチン接種したのに、みんな数日以内に亡くなってるじゃない」
「そうそう。厚労省の発表だと、もう1000人以上が死んじゃってるのに、ワクチンとは因果関係なし、ですって」
「接種済みの50万個に異物混入が少々あっても、あやしいワクチンであっても、アメリカ産なんだから、国民は安心して接種をしてほしいって、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種推進担当大臣が、この長ったらしい名前のお墨付き大臣がよ、笑顔で推奨してんだから、ますます怪しいわよね」
「その異物混入ワクチンって、モデルナ社が委託した例のスペインの下請けメーカー製薬会社ロビ社の製造ワクチンよね」
「わたしも週刊誌よんで知ってる。女性セブン9月16日号でしょ」
「その異物混入ワクチンを輸入販売してた武田薬品工業も、これからが試練よね」
「何年かかってもいいから、日本製のちゃんとしたワクチンと治療薬が欲しいわ」
「賛成。わたしもそう思うわ。なんでもかんでも輸入頼みの国家態勢が悪いのよ。おカネで何でもケリをつけようとするバチが当たったのよ。そして犠牲はいつも国民側なのよね。アメリカに何でもホイホイする米搗(こめつ)きバッタの日本政府が、わたしには恥ずかしくて仕方ないわ。戦後のご機嫌取りの男社会がいまだに続いてる感じって、イヤよね」
「ほんと、たまんない。日本は年寄り議員でも、会社の年寄り上司でも、絶対どこかで女性蔑視してるもの」
「まあ、うちの旦那は尻に敷かれてるかもよ」
「あら、うちもどちらかといえば、そうかしら。主人が弱すぎるかも」
「〇〇さんのご主人って、背は高いけど、細身の体よね。でも、顔はイケメンだし、わたしのタイプだわ」
「ちょっとちょっと、わたしにも旦那の品評会させて」

話が逸れてしまったが、今回の東京オリパラで印象が残った選手を一人挙げるなら、パラリンピックの女子卓球選手、古川佳奈美さんである。古川佳奈美選手はどう見ても手足不自由なく試合をしていたので、なぜパラリンピックに出場しているのだろうと観戦していたら、彼女はクラス11の軽度知的障害のクラス分けで競技していたことが判った。自閉症スペクトラムとの合併症もあるとのことで、とてもそんなハンディーがあるとは思えず、TVでの試合観戦につい引き寄せられてしまった。なぜ、こんなアイドルのような存在の美女がパラ卓球に出場しているのか、不思議な気持ちにさせられた。インスタグラムをしているというので、少し拝見させてもらうと、ごく普通の教養と常識を持った健常者と何ら変わらなかったので安堵した。彼女を知的障害などと言わせたくない気持ちも湧き起こった。こんなに愛らしくて卓球に情熱を持った女の子を、なぜ知的障害などと区分してしまうのか、パラではなくてオリンピックのアスリートとしてパリ2024に出場してもいいのではないかとさえ思うのは、私だけだろうか。オシャレが好きで、試合に臨戦モードの際は、入念にオシャレをしてキメる、というのはコーチとも同じ意見のようで微笑ましいと思う。今回の東京パラリンピックでは予選落ちしてしまったが、試合を終えて決勝トーナメントに出場できないことがわかったとき、彼女は泣いてしまいTV画面がそれを捉えていたが、こんな美しい涙の顔を映し続けなかったTVカメラマンはバカだと思った。敗者の涙はメダルよりも美しいのだ。どんな競技でも、敗者が浮かべる涙ほど美しいものはない。勝者しか捉えようとしないTVカメラマンは、パフォーマンスを披露する者たちの物語を半分も理解していない。敗者は勝者を敬い、勝者も敗者を敬っていることを知るべし。憎み合うのは戦争であり、スポーツでは互いに試合を敬っているのだ。いずれにせよ、古川佳奈美選手にはこれからも応援したいし、いま最も美しく輝いている24歳といえる。

(2021/09/17)




私が東京五輪に断固反対する理由
    〜 宮本亞門さん 「私が一番心配なのは国民の心が折れること」 (「日刊ゲンダイDIGITAL)より
「57年前の東京五輪は素晴らしかった、でも、それは五輪憲章に基づいていたからです。しかし今はコロナ禍で世界的格差が進み、予選も出られない選手や練習状況も悪化した中、選考もフェアではなく、五輪憲章が言う「人類の尊厳や平和な社会の模範」とは、正反対の強引な弱肉強食で強権的な状況です。」(抜粋)

宮本亞門さんが発信する文章を是非ご覧ください。今まさに開催されようとしている東京五輪が、これから先どんな結果をもたらすか、多くの日本国民が予見しているはず。五輪憲章とは何ら関係のない山賊集団の荒稼ぎ・遊興三昧・身勝手放題であり、日本破壊者たちの乱痴気騒ぎである。繰り返して言う。これはオリンピックではない。IOCとJOCと日本政府が行う狂ったコロナ禍での巨大なお祭りである。各局TVメディアもグルとなり、日本政府に加担する親分子分の間柄になっている。日本国民がどれほど犠牲になろうと、土足で家の中を踏みにじる山賊集団の窃盗であり、命さえ狙う強奪事件にも等しい。救いはネット・サーフィンのなかだけに真相と真実が見えてくるであろう。一人ひとりが賢く生きねばならない。


東京オリンピック強引開催の危険性、“ザル”入国に選手団に陽性者 「最悪のシナリオ」 〜 (「週刊女性PRIME」より)
「主婦と生活社」の「週刊女性2021年6月29日号」掲載に上の記事が紹介された。約40年にわたりワクチン研究をして来られた横浜市立大学名誉教授・奥田研爾先生への記者取材によるもので、恐るべき警鐘を鳴らしておられる。今後われわれ全日本人が背負う危機にどう立ち向かえばいいのか、ついに賽は投げられた。

(2021/06/23)
文・古川卓也

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