平成16年7月17日〜18日 パパ主催 美女高原キャンプツーリング!

今回は久しぶりのキャンプツーだ。半年以上はキャンプなんて
やっていない。前日までに足りないものをそろえたし、グッスリと
眠り…とはいかないものだ。なんせ私の家にはエアコンという
物がない。1時間ごとに扇風機のタイマーをガリリと回す。
うーん、こんなんじゃ寝れないねぇ(笑)
前夜にパッキングしていたら荷物がなかなかまとまらない事に
気が付いた。
どうやらパッキングの仕方を忘れているようーだ(^^;)。
何故か四国に行ったときより荷物が多く感じる(なんでだ?)
あせあせと試行錯誤していると、かつみ君から電話がかかって
来た。あちらもパッキングで悩んでいるらしい。それと当日持って
いくものの確認をするために電話をしてきた様だ。
私は前日のうちにバイクに積んでしまい、バイクはガレージに
置いておくことを話すと、かつみ君もその意見に賛同し、同じく
荷物を積んだバイクをガレージに置いておき、翌朝の準備時間
を短縮することにした。電話を切り、パッキングに悩みつつも
なんとかバイクに積み込み(不安いっぱいだが)ガレージにて
再度確認をしていると爆音とともに、荷物を満載したTLが
現れた。とりあえずの準備ができたのでガレージを閉め、
お互いの家に戻り寝ることにした。
翌朝起きてみると、天気予報では雨模様だったがとりあえずは
青空が見えている。ちょこっと安心しつつガレージに向かう。
が、出てすぐオナカが痛くなり、あわてて家にもどり、脱糞する。
すると最中にパパから電話がかかってきて
「無線のアンテナかしてくれ」と頼まれる。
たまたま荷物満載で装着できなかったアンテナがあるので
それをパパに貸すことにし、ふたたび遅刻しつつもガレージに
向かった。案の定、かつみ君は準備万端で待ち構えていた。
ごめんなさい〜。
そそくさと準備しつつ集合場所の猿投グリーンロード・西広瀬PA
を目指す。
パパ達との集合場所へ向かう途中、相棒(6F)の燃料が無い
ことを思い出し、名古屋IC入口近くのENEOSにて給油すること
にした。給油の後、かつみ君は毎度のことながらガススタの
空気入れを借り、タイヤの空気圧調整をマイエアゲージにて
行っていた。毎回、エアゲージ持ってくるなぁ(^^;)。
ENEOSを出発したすぐに、かつみ君から「コンビニよろ〜」と
意見が上がったので迷わず了解。ENEOSから5分程度の先の
ミニストップによる事にした。相棒から降りて時計を見ると
6時20分だ。集合時間は6時30分。うーん、こっからまだ走ら
ないといけない。とりあえずオニギリかなんか買っておいて
集合場所で食べることにしようと画策しレジに並んでいると、
となりのかつみ君は「あ、ホットドッグ下さい♪」…をい。
ホットドッグを購入してルンルンな、かつみ君に「ここで食べると
間に合わないよ」と伝えると「え?もう、そんな時間?」
せっかくチンしてもらったホットドッグだが集合場所まで我慢
することになった。
その後のかつみ君のTLは何故か爆走していた(笑)。
集合場所に到着すると、すでにパパ達はくつろいでいる。
最近のパパは集合時間のちょい前には来ている。いいことだ。
先ほど買いあさった朝食を食べながら、久しぶりに会った
X4のナカムラ君(前回、半年前にバイク屋の忘年会で会った
時はバイクには乗っていなかった)とアイサツを交わし、ちょい
まったりしたところで出発することに。
出発前にふと自分の荷物を見ていると早速荷崩れを起こして
いたので再度パッキングすることにした。それを見ていた
かつみ君も自分の荷物がズレていることを確認し積みなおして
いる。後にその一部が…ひぃ
かつみ君も私も荷物を固定しなおしたので意気揚揚とR153を
走る。空は天気予報を裏切って雲はあるが上々である。
久しぶりのツーリング&キャンプで、かつみ君はとても
楽しそうだ。
西広瀬PAに居たときは伊勢神トンネル近くのシルクロードという
喫茶店(有名ですね)に寄ろうと言っていたのだが、すぐに到着
してしまうので道の駅「どんぐりのひろば稲武」で休憩することに
した。ここではナカムラ君のX4の購入に至るまでの敬意を話の
ネタにして盛り上がった。バイク乗りのバイクネタはいつになって
も尽きないものだ(^^;)。
あ、ちなみにオレンジの服の方がナカムラ君である。
右のパパは何度かツーレポに現れているので省きます。
十分休憩を取ったあと、再びR153を快走する。
この後、園原IC近くでR256に移り、こぎみよい低速ワイン
ディングを荷物満載ながら軽いステップでコーナーを駆け抜けて
いく。が、気持ちよく流していると、かつみ君のTLから
バンク中の私の前に落下物が… ひぃえええええええ!!!
落下物は私の目の前をアウト側に転がっていく、これでは
加速させてわざとアウト側にはらんで避けることもできない…
しょーがないので一度、バイクを少しだけ起こして、旋回中に
フロントブレーキを僅かにかけ、再度ブレーキをリリースした
瞬間にふたたびバンキング開始である。いわゆる多段階
コーナリングだね。1次旋回を二度使うというわけだ。
レースではタイムロスになるだけだが、ツーリングレベルでは
十分に危険回避に使える。ただフロントブレーキをかけすぎると
パニックブレーキになる可能性が高いので多用は禁物だ。
なんとか、さらにイン側に相棒をねじ込むことができたのと、
荷物がアウト側に転がったことで落下物を踏まずにすんだ。
踏んでたらイチコロです(^^;)。
ちなみに落下物は「カッパ」です。その丸い落下物(カッパ)は
私が避けたあと、後続車の車に轢かれてました(笑)。
さて相棒を道端にとめて、落下物の回収です。
いやー回収するのも命がけだ。コーナーの真中にカッパが
落ちていたので拾おうとすると車に惹かれそうになった。
回収したカッパを見ると案の定、外側の袋は破れていた。
回収するために相棒を道端にとめた際に無線で「おれ、
とまるけど、そのまま先に行ってちょー」と一言いい、無線から
離れた。荷物回収後、ふたたび無線で「おいかけまーす」と
話し、走りはじめたら1Kmも走らないうちに、かつみ君と
ナカムラ君がとまっていた。どーやら私に何か起きたと思い、
待っていたようだ。この二人は無線を使っていないので
状況がわからないのだ。カッパが落ちたので回収したと伝え、
3人でパパを追走することに。と思ったらパパもすぐ先でとまって
いた。早速4人で走り始め、無線で事情を説明し走りつづける。
R256もカッパ事件以後は何事も無く順調に快走する。
R19に出る前に「そば道場」にて休憩することにした。
そば道場に着き、広い駐車場に相棒をとめると店の人が
走ってくる。すると最近、トラブルが多いからバイクは、そば道場
の横にとめてくれと言われ、移動することになった。

まぁ、たしかにバイク乗りにはワガママが多いからねぇ
あとマナーレベルが低いのも否定できませんね(笑)
ヘルメットを脱ぎ、一息入れるとオシッコがしたくなりトイレに
行くことにした。放尿後、達成感いっぱいな満足げな顔でいると
食事のできるコーナーでソフトクリームを発見!思わず券売機で
ソフトクリームの券を購入し、カウンターにて渡す♪…ん?
どうやらソフトクリームの機械の電源を入れ忘れたらしく
出来ていないらしい。15分ほどかかるといわれたので諦める
ことにした。お金を返金してもらい立ち去ろうとしていると、
先ほど券を渡したオネーチャンがシコタマ怒られていた。
どうやらソフトクリームのみならず、コーヒーメーカーの電源すら
入れ忘れていたようだ。がんばれネーチャン(笑)
ソフトクリームを食いそびれたので自販機の缶コーヒーを買い、
皆のところに戻ることにした。
バイクを止めているすぐ横の壁際の池には鯉がいる。
そば道場の表玄関のところの池にも鯉がいるが、壁際の池の
恋も元気がよい。近づくとバシャ!と、いっせいに逃げてすぐ
餌くれ!と集まってくる。せわしないヤツらだ(笑)
ほかの仲間も自販機へ缶コーヒーを買いにいってしまい、
ひとりボケターンと待っていると、かつみ君がデジカメで
写真を撮っていた。どうやら自分の愛車を撮っているよーだ。
ひまだったのでツーリングらしいスナップとして仲間のバイクも
撮ってみた。ネイキッドにしては軽量でハイパワーなGSF1200
である。またがってみてもコンパクトなので足つきもよい。
実際、私の相棒(6F)よりも足つきは良い。
これでカウル付なら乗ってもいいかな?とは思うものの、やはり
今のところは6Fで十分だ。
となりにいるX4には乗ってみたいという魅力を感じる。
けど所有したいかと言われればそうでもないけど(^^;)。
やはり軽いバイクが一番だ♪
そば道場を出発し、昼飯はどこにしよう?という話になり、
それならばソバにしようということになった。そば道場で食べれば
事はすぐに済むのだが、時間的に早いことと、不味くは無いの
だが、美味しくも無いので開田高原の開田食堂に行くことに
なった。
開田高原へのルートは相変わらず、R256→R19→R361だ。

開田高原には中西屋という有名な蕎麦屋があるのだが
そこは順番待ちが多いので却下。順調に開田食堂に向かうと
なんと!お店がやっていない!仕方が無いので次に見つかった
蕎麦屋に入ろうということになり、開田食堂から幾分も走らない
うちに「手打ちそば高原食堂」というお店が見つかったので
ここに入ることに。ちなみに先客のバイク乗りが居たので
バイクに目を向けるとFJR1200が3台いた。うおー3人とも
トップ&サイドケースまでつけている。でけぇ(笑)
彼らも泊まりのツーリングなのかな?と思っていると、
早速注文した「ザル2枚」がやってきた。
久しぶりのざる蕎麦を美味しそうに食べるかつみ君である。
何故か、かつみ君にまったく頭の上がらないパパである。
今回の企画者でもある。がんばれパパ(笑)
パパの仕事仲間であったナカムラ君だ。年は私のひとつ下
なんだが、よく動いてくれる気が付く良い人物だ。
満腹になったところで再度打ち合わせをし、R361を美女高原
へ向け走り、途中に道の駅があったら寄ることにした。
多少、雲が出ているが、おかげで涼しく走れる。
何故か私が最後尾なので毎回、同じくバイクの並びの
写真になってしまう。あ、そーか、こーゆーレポ用の写真を
撮ろうとするからいつも最後尾なんだな(笑)
てことは無意識に最後尾に自分から回ってんだな。わはは
道の駅「飛騨たかね工房」が見つかったので入ることにした。
ここでは道の駅でないと手に入れづらい「炊き込み用きのこ」と
「炊き込み用たけのこ」をゲットした。
パパは「鶏ちゃん」ではなく「牛ちゃん」を買っていた。
かつみ君は辛い物好きなので「にんにくのからしづけ」のような
物と「からいエキス」みたいなものを購入していた。いや、じっさい
名前は覚えてないんだよね〜(^^;)。
なんとか雨が降り出す前に美女高原にたどり着き、受付を
すませ、テントサイトに行くことに。
ちなみに今回はバイクは500円。大人は800円で1300円
のハズなんだが、1000円でOKだった。らっきー
テントサイトは道路をはさんで反対側にあった。芝生のきれいな
サイトだ。気分が良い♪
私たちは雨が降ることを考慮して芝生でなく、枯葉がしきつめ
られている樹木の間にテントを張ることにした。
ここはバイク乗り入れ可なので愛車の横にテントを張ることが
できる。6Fの左にあるのが新居の「ステイシー」である。
今回はじめて設営したが、意外と簡単だった。さすが最新鋭の
テントである。
私のとなりに設営しているのが、かつみ君のテントだ。
なんと彼のテントは4人用らしく大きい!と、思いつつも
2人用のステイシーも全室が大きい為に結構デカイね。
パパはオーソドックスにダンロップの三角テントだ。
これはロングセラーだね。型は違えどハセちゃんも
ダンロップの三角テントを利用している。これも意外と
全室が大きいのだ。
テントを設営後、お風呂セットを持ってK87号線を走り、
R41へ抜け、我竜温泉ひまわりの湯に向かう。
温泉で、ひとっ風呂浴びたあと、休憩所で相談し、
最初はわざわざ高山市のスーパーまで食材の買出しに
行こうと考えていたが雨のこともあるし、温泉に向かう途中の
K87にJA(農協)があったのでそこで食材を買うことにした。
出るころにはその雨も上がっていた。
ごそごそ準備をし、来た道をもどることに。
途中JAにより、食材の調達をした。
焼くのが簡単ということで肉類、餃子、ソーセージ、ニラ、
卵、食パン、シーチキンフレーク、マヨネーズ、ビール、お茶、
氷、カップヌードル、バナナ(なぜ?)を購入。
ブルーシートもタープ代わりに使おうということになり、店内を
捜索したが見つからず、レジで聞くとR41の方に戻ったところに
あるJAならばブルーシートがあるとのこと。かつみ君がその
ブルーシートを買いにいく事なり、私にも指令が下された。
キャンプ場の受付で鉄板を借りることだ。ちなみに現時刻は
4時50分。5時には受付が閉まってしまう。
簡易クーラーバックに氷とお茶とビールを詰め込み、
リアシートにくくりつけた私は全力疾走でキャンプ場に向かう。
もう、パパ達なんて待っていられない!まだ若干路面が濡れて
いる上にリヤタイヤはツンツルテンである。キャンプ場近くの
連続ヘアピンではリヤタイヤがずるずるだ。立ち上がりでも
アクセルを開けきれないのだがなんとか、5時前に受付に辿り
ついた。オバチャンに「鉄板」かしてくれーと言うと小ぶりの
テッパンを貸してくれた。料金は300円である。
あわてて来たのに、後から15分ほど遅れて現れたパパも
受付で毛布を借りたらしい… がーん、慌てなくても受付は
5時きっかりには閉めないようだ (T_T)。
木々の間に落ちているU字側溝を利用して直火にせずに
焚き火を行うことにした。うーん、なんてマナーが良いんだ♪
(ちなみにサイトには焚き火禁止」と書かれていた(笑))
先ほど借りてきた鉄板がU字側溝に乗せると程よい感じに
収まった。いえーいベストサイズ♪。
私の自作のランタンスタンド(手前の3本の棒で作られて
いるヤツ)も、ほどよく便利だ。
写真には片鱗しか写っていないが、先ほどかつみ君が購入して
きたブルーシートが私たちの頭の上にブラさがって雨をしのいで
いるのだ。固定はまわりの木にロープで固定してある。
なかなか、みなさん、いろんなアイデアを出してくれるので
楽しく快適なキャンプが出来る。
ほとんど鉄板管理係と化したパパだ。
ナカムラ君は「ビールが無くなったので買出しに行ってきます」と
言い、X4にまたがって行ってしまった。(いいのか?(^^;))
このあとヤンヤ!ヤンヤ!と楽しいひと時を過ごした。
野良猫が遠くで目を光らせていたり、伊勢神トンネルの旧道の
さらに上に人しか通れない旧道があったりなど世間話?を
していると、さすが予報では雨。しかも大雨。
とうとう本格的に振り出してしまった。
とりあえず火の後始末、食器の簡単な片付けなどを各々で
行い、適当なところで各自テントに撤収し早めの終身となった。
ま、それでも10時は過ぎていたので程よい時間である。
新居のステイシーにダンロップのエアマット&マクラ、11年ほど
前にディスカウントショップで買ったシュラフでなかなか快適に
寝れたような気がする。何よりも、設営した場所が枯葉のマット
で覆われていたのが最大のポイントですな。
めちゃめちゃフカフカっすもん♪
ただ、雷の音だけはさすがにうるさかった。
うるさかったが知らない間に寝てしまったようだ(笑)


朝も4時、5時にと目を覚ますが、早すぎるのでそのまま7時
くらいまでゴロゴロする。あーまったり。

さすがに7時を過ぎるとそろそろ腹が減ってくる。
テントを打ち付ける雨を気にしながら、おもむろに外に顔を
出すと結構な本降りである。うーむと思いながらも腹ペコには
かないまへん。昨日の宴の場所に目をやると、すでにかつみ君
が起きてウロついていた。「おはよー」とアイサツを交わし、
しばらく私もウロついているとパパも起きてきた。
それではということでナカムラ君はまだ寝ていたが、朝食の
準備をすることに。
食パンを半分に切り、シーチキンフレークにマヨネーズと
ブラックペッパーを入れて混ぜる。
食パンの片面をこんがり焼いて裏返し、焼けていない側に
先ほど混ぜ合わせたシーチキンマヨを乗せて、再び
乗せた側を焼く。私らは面倒なのでトーチで焼く(笑)。
ただの食パンよりは結構美味しくいただけるよん♪。
ナカムラ君は何やら「ゆで卵」を食べているようだ。
彼はキャンプツーはした事が無いらしく一切道具は持って
いない。その分、動いてくれるようだ。律儀だねぇ
かつみ君も一仕事終えて一服している様子。
パパとナカムラ君はカップ麺のお湯を沸かしているようだ。
雨が小ぶりになって来たので芝生の方へ目をやると
なにやら「がまぐち」の蛙が??
気を取り直し炊事場に戻ると、またもや蛙が?!
かつみ君がトーチで私が食べようとしているバナナを
焼いてあげよう!とジュージュー焼いてます。ひぃ

ああ!こんなところにも蛙が?!

先ほど沸かしたお湯でカップ麺を美味しそうにすすっている
パパだ。いやーおいしそー…ん? ああ!パパの頭の上にも
蛙がぁあああ!
なんだか、自分が疲れているんではないのだろーかと
疑心暗鬼になっているので焼きバナナを食べて気を取り
直そうとバナナに目をやると。 うおー!俺のバナナがー!
口開けてんじゃねぇえええええ!!
この「なるとのさいふ」がぁああ!!
朝食も片付けも無事(?)すんだし、雨も上がってきたので
テントを撤収することにした。
すると、かつみ君のテントのインナーにセミの抜け殻が。
どうやら夜の間に羽化したようだ。羽化したセミのほうは
フライシートを外した際に「ジジジジ」と飛んでいった。
かつみ君のテントには反対側にもくっ付いていた。

訂正:これは、かつみ君のテントではなくパパのテント
   でした。

パパのテントにもくっ付いていたが、こいつは羽を乾かし
切れなかったようで、羽が変な形になっている。
可愛そうだが、このまま飛べずに死んでしまうのかもしれない。
ま、これも運命ですな。
とりあえず近くの切り株に移してやった。がんばれセミ君。
あらかた撤収が済み、みなさん出発の準備です。
かつみ君がルートチェックしてます。私と、かつみ君の考えは
雨が降っているので当初のR158の「やまびこロード」は
やめて、いつもの「せせらぎ街道」で帰ることにした。
パパがどちらのルートが早いかと聞いてくるので
「雨の中でも、どんどんアクセルを開けれて、コーナーリング
中にタイヤがズルズル滑っても楽しめるなら『やまびこロード』
でも早いよ」と説明したら、あっという間に「せせらぎ街道」に
決定してしまった。ま、無難だわな(笑)
昨日もなんども使ったK87を使い、R41を目指す。
雨は時折、小雨が降る程度なのでカッパは着ずに走り出す。
自分の走り行く先には、ずっしり重い雨雲が山の上にのっかって
いる。ちょっとブルー。だが、ま、雨の中、どーせバイクが汚れる
のなら雨の中の走行も楽しまねば。怖い怖いではなく操る楽しさ
を満喫せねば。
R41からR158へ移る交差点にあるJOMOにて本日最後の
給油をする。ここからなら名古屋までは余裕で無給油でいける。
ナカムラ君は実はカッパを持ってきていないことを私は初めて
知り、どうやら近くのホームセンターに買いに行くらしい。
給油のすんだバイクをスタンドの端っこにとめ、ナカムラ君の
帰りを待つ。15分もしないうちにナカムラ君は笑顔とともに
帰ってきた(笑)。いやーあいかわらず笑顔を絶やさないねぇ。
カッパも手に入れ、さっそく「せせらぎ街道」に向かう途中、
急に雨が降り出した。これはやばいとすぐに道端にバイクを止め
てカッパを着る事にした。早速ナカムラ君のカッパが活躍だ(笑)
このあと「せせらぎ街道」を走っている間はずっと雨が降り
続いていた。ま、雨の中とはいえパパとは無線で喋りながら
なので暇つぶしにはなる。
いつものパスカル清見にはとまらず明宝の道の駅
「磨墨の里公園」にとまる。
ここでは雨はほとんど降らずにいたのでカッパを脱ぎ、
ここの食堂でお昼ご飯にすることにした。
何故か4人とも「みそかつ定食」だ。

訂正:これも記憶違いで、かつみ君は「豚キムチ定食」
   でした。

いやーナカムラ君。ほおばり過ぎでは?(笑)
ハムスターみたい。
かつみ君もひたすら食べていた。
みんな、あまりお腹がすいていないといいつつ、あっという間に
食べてしまった。このあとパパは明宝の名物らしきものをさらに
食べていた。よく食べるなぁ〜
いったん、「磨墨の里公園」でカッパを脱いで、すずしげに
郡上を目指す。が、郡上に入ったとたん雨が降り出し、
再度カッパを着る羽目になった。
それでもR156に出てからは雨もやみ、ひまなので
自分の写真を撮ってみたが…ちっ、俺の手の長さじゃ
こんなアップしか撮れねーぜ(笑)
おもむろに空を眺めると青空が…
カッパを着たままではあまりにも暑くなってきたので
道の駅「美並」に寄ることに。みなさん、バイクをとめたかと
思ったら速効でカッパを脱いでいる。そりゃそうだろなぁ
俺も死ぬほど蒸し暑かったもんなぁ。
カッパを脱ぎ脱ぎしたあと、川を覗いてみると案の定、雨の
せいで川が汚れていた。たしか福井県では大雨、洪水とか
言ってたもんなぁ。
カッパを脱ぎ、スッキリした顔のかつみ君である。
パパは何やら謎の笑みを浮かべ、3本指を立てながら
近寄ってきた。ああ、せせらぎ街道の300円を徴収したいのね。
口で言えよ(笑)
道の駅「美並」からは雨も降ることなくR156を順調に美濃まで
走ってこれた。美濃からはK63に移り、R41の美濃加茂の
交差点まで爆走である。いやほんとに写真なんか撮っている
暇が無いくらいの爆走だ。R41に出た後もまるで高速道路の
ように走り抜ける。すると、かつみ君がスローダウン。
どうやらTLのFIエラー表示が点灯したようだ。以前も一度
点灯したことがあるが、なんで点灯するのかがわからない。
私の勝手な予想だと環境センサーの異常ではないかと
思っているのだが、かつみ君は違うの一点張り(笑)。
FIそのものにはセンサーは取り付けれないし、燃圧が落ちた
のならエンジンが不調になるはずなのだが。
とりえあず、日陰の無いところで休憩ということで(ひぃ)
ここでパパ達とはお別れの挨拶をし、この先でR41からそれる
ことを伝える。私と、かつみ君は入鹿池の横を抜けR19へ
抜ける道を行くことに下のだ。
「塔野池」の交差点でパパ達と別れ、無線で「またね〜」と伝える
今回も雨が降った割には楽しいツーリングとなった。美女高原キャンプ場もほどよく閑散としていて他人に
気兼ねせずにキャンプができたこと、少人数なので自由に行動を取れたこと、食材を手に入れる場所が
近くにあったことなどで余計な手間も無く順調に事を進めれたのだ。
物事が順調に進めば心にも余裕が生まれるので楽しくなってくる。いやー11年前の四国ツーに比べれば
進化したものだ(笑)。さてさて、次はどこにキャンプしに行こうかな?

総走行距離:たぶん400Kmくらい

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